疲れている新入社員は日常的に日本茶を飲んで疲労対策をしましょう!
日本茶に含まれる3つの成分(カフェイン/カテキン/テアニン)が効きます!
新入社員はこれまで感じてこなかった社会的要因のストレスを感じるため疲れやすくなっています。オフィスにいるだけでも嫌ですよね笑
疲れたとき何か口にして頑張ろうと、栄養ドリンクやレッドブルなどを飲むことがあると思いますが、おすすめしたいのは「日本茶」です。
日本茶に含まれる「カフェイン」「カテキン」「テアニン」があなたの頑張りを科学的にさせてくれますので是非、栄養ドリンクやエナジードリンクでごまかさず疲労回復をしてください!
※この記事の内容は東京疲労・睡眠クリニック院長で脳疲労の専門家梶本修身先生の「誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法」を参考に書かせていただいています。ぜひ気になる方はリンクからご確認ください。
疲れている新入社員のおすすめのスムーズ入眠の準備!睡眠の質検証法も紹介!
【誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法】著 疲労回復専門医 梶本修身
疲労の原因は自律神経
疲れを解消するためにまずは「疲労の原因」を認識しておきましょう。
「全ての疲労の原因は脳疲労」
私たちの脳中枢にある自律神経が疲れる事を脳疲労と言います。
【自律神経の役割】
私たちの生命活動を24時間制御しコントロールすることが自律神経の役割です。一言で言うと「司令塔」です。自律神経はすべての臓器(胃,腸,肝臓,心臓..)と繋がっておりそれらの活動のバランスを取るだけでなく、呼吸や温度、血流の調整に加えやる気やリラックスなど精神的な面のコントロールを行っています。
自律神経はストレスで疲れる
この自律神経が疲弊してくる事を脳疲労というのですが、脳疲労が起こると私たちはどうなるのでしょうか?
【自律神経を疲れさせる酸化ストレス】
上でも説明した通り自律神経は私たちのあらゆる機能を司ってお忙しです。特にストレス下などの緊張状態においては、正常でいられるよう、血流を早め心拍数を上げるため多くの酸素を必要とします。その際、取り込みすぎて余った酸素が”活性酸素”となり自律神経細胞を酸化(錆び)させるです!細胞が錆びる事で自律神経の働きが悪くなり機能が低下し、脳を通じて「疲れたから動かないでくれ」と私たちに指令が送られます。
新入社員時代は「気を使い」「仕事に追われ」「夜眠れず」「怒られ」など社会的ストレスを初めて感じる場所ですので、ストレス過多になり自律神経が疲れてしまうのも無理ありません。
疲労しない習慣を作る事
「疲れ」を考えるとストレスが無い環境というのは一番理想的ですが、現実的に仕事をせずに生活をする事は不可能です。
そのため、的確な疲労対策をする事でこのストレス社会を有意義に過ごすことが出来ます。
それでは、次の章では日常的に疲労対策をするのに効果的な「日本茶」について説明していきますので、参考にしてて下さい!
日本茶は疲労対策に効果的
皆さんは、仕事中に何を飲みますか?「コーヒー」「お水」「炭酸(コーラ/デカビタ/ドデカミン)」それとも、「レッドブル・モンスター」などのエナジードリンクでしょうか。
中には、すでに日常的に栄養ドリンクを飲んでいる人もいるかもしれません。
私のおすすめは「日本茶」です。意外と思われるかもしれませんが実は日本茶には疲労軽減成分がたっぷり入っているのです。
日本茶の3つの成分を知ろう
日本茶の3大成分は「カフェイン」「カテキン」「テアニン」です。その他にも、多くの効能成分が入っています!
【日本茶の3大成分について】
●カフェイン→コーヒーにも含まれるカフェインには覚醒作用が含まれています。
●カテキン→カテキンには抗酸化物質が入っており抗酸化を防いでくれます。
●テアニン→興奮抑制作用が含まれており、交感神経から副交感神経への切り替えをスムーズにしてくれます。
※その他成分→ビタミンEやビタミンCをはじめと下「ビタミン類」。抗菌・抗ウイルスがある「サポニン」。虫歯予防作用のある「フッ素」。消臭作用のある「クロロフィル、ミネラル類」
新入社員時代に知りい疲労の話!血流を良くするストレッチで睡眠の質を上げよう!
ここぞという時の「カフェイン」
カフェインには、脳の中枢神経を刺激して興奮させる作用(覚醒作用)があります。こちらはコーヒーに含まれる成分としてよく知られていますね。
覚醒の仕組みは「眠気を誘発」するアデノシンという物質の働きを阻害する作用で覚醒度を高めます。
疲れて眠たい時にカフェインを摂取することで眠気が覚めますが、「疲労回復」しているわけではありません。日常的にその方法でやる気を出していると、脳をだまし疲れを隠すことになります。この事を「隠れ疲労」と言いますので、「疲れている」という認識を忘れないようにしましょう」
カフェインには疲労回復効果はないけど、「ここぞという時の踏ん張りになります!」
※カフェインによる覚醒作用について詳しく知りたい方は日本心理学会第70回大会で発表された同志社大学青山謙二郎教授の論文を確認参考ください。
コーヒーの覚醒作用に関するカフェインレスコーヒー摂取経験の効果
【引用元】 日本心理学会第70回大会 著 青山 謙二郎(同志社大学)
活性酸素を取り除く「カテキン」
カテキンは抗酸化物質・ポリフェノールの一種で、茶葉には4種類のカテキンが含まれています。緑茶の渋みの主成分がカテキンです。
【カテキンの作用】
カテキンには「細胞の酸化を引き起こす”活性酸素”を消してくれるという作用があります。」ただし、その効果は2時間以内しか持続しませんから、数時間おきに摂取しましょう。また、日本茶に含まれているビタミンEやビタミンCにも「抗酸化作用」がありますので、疲れが溜まりがちな日中に飲むことで疲労対策をするのがおすすめです。
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副交感神経を優位にする「テアニン」
日本茶に含まれる「テアニン」は興奮抑制作用のあるアミノ酸の一種です。
【テアニンの効果】
テアニンには「興奮抑制作用」が入っており、お茶がコーヒー程強い興奮作用が無いのはそのためです。加えてテアニンには「副交感神経」を優位にしリラックスさせる効果も。ある実験で、テアニンを飲んだ人の脳波を測定した結果、リラックスしている状態の時に多く出現するα波が上昇することが判明されいます。※下記参考論文を確認ください。
ファイン グリシン3000&テアニン200 ふんわりラムネ風味 グリシン 3000mg テアニン サプリ 国内生産 99g(3.3g×30包入)
【引用元】日本農芸化学会誌72 巻 (1998) 2 号
著 小林 加奈理 長戸 有希子 青井 暢之 L.R. ジュネジャ 金 武祚 山本 武彦(太陽化学株式会社総合研究所)杉本 助男(愛知淑徳大学)
お茶は温度の淹れ方で成分量が変わる
お茶には、茶葉の種類や産地、製法によって沢山の種類があり成分割合が変わってきます。求めている成分を多く含む種類のお茶を選んで飲むのも一つですが、もっと簡単に成分調整できるのが「温度変えて淹れる」です!
お茶は65度~70度,80度前後,90度以上と淹れる温度を変える時で抽出成分の量が変わります。
65度~70度で淹れた場合
65度~70度の低温で蒸らす時間を90秒以内にして淹れると、テアニンの含有量が最も優勢になります。
この温度の場合はほとんどカフェインやカテキンは抽出されませんので、夜飲む際はこの温度がおすすめです。
お茶の色は濃く、うまみと甘味が強くなります。テアニンは、自律神経の興奮を鎮める働きがあり、自律神経の疲労を癒す効果も期待できます。夜のお茶は低温で淹れてリラックスしましょう。
80度前後で淹れた場合
80度前後で淹れた場合は「カフェイン」が最も多く抽出されます。
どうしても、仕事を頑張らないといけないときは80度前後でお茶を淹れ、カフェインの覚醒効果を活用しましょう!
90度以上で淹れた場合
90度以上で淹れると「カテキン」の含有量が多くなります。
お茶の色は薄く、苦味が強くなるのが特徴です。
この温度で淹れたお茶を飲むと、抗酸化作用のあるカテキンが体内に取り込まれ脳の疲れをリセットすることが出来ます。
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自分が飲むついでに上司にも
最後にワンポイントアドバイスです!
日中の疲れる時間というのは大体の人が同じです。人間の生体リズムは体内時計や自然リズムに則しているためです。
日常的にお茶をの時間帯を決めて、上司や同僚にも淹れて上げれば、仕事以外のコミュニケーションができ仕事ストレスが一つ消えるかもしれませんので可能であれば是非やってみてください!
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