「上司が原因で疲れている」
新入社員で苦しんでいる人もいるのではないでしょうか。中には「自分のメンタルの弱さ」を責めている人もいるかもしれません。
そんな時、少し待って考えて欲しいです。
実は、疲れをしっかり回復させて元気な状態で仕事に挑めれば案外うまくいく事があります。
特に、新入社員のうちは沢山のストレスを知らず知らずのうちに抱え、疲れが溜まり
それが原因で頭の回転が悪くなる。
そしてミスを繰り返す。
こんなことが良くあります。
私もそうでした。
今回はその疲れの原因である脳疲労についてとその回復にに必要不可欠な睡眠と食事について紹介していきます。
是非参考にして仕事を乗り切って良い社会人人生の1歩を踏み出してください!
ストレス社会を乗り切ろう
新入社員のうちは会社に行くのだけでも多くのストレスが伴います。
特に、「上司の問題」を抱えている人は大変ですよね。
私自身も、新入社員当時とても厳しい上司で苦労し会社に行く前に「お腹が痛くなる」など大変なお思いをしました。
その時は「ただ自分のメンタルが弱いだけ」と思っていましたが、それは大きな間違いという事が今なら分かります。
大切なのは「脳が疲れている事が原因」という事をしりしっかり対策を打つことです!
疲れているのは体ではなく脳
私たちの疲れは「体ではなく脳」であるという事はこれまで説明してきました。
日々感じるストレスにより自律神経中枢の細胞が酸化する事で、自律神経の働きが鈍くなり、「疲労」が蓄積します。※「酸化」とは細胞が錆びつくこと
酸化ストレスと自律神経の関係
酸化ストレスと自律神経による循環制御
引用元:第36回総会シンポジウム3「酸化ストレスと自律神経による循環制御
著 川田徹 杉町勝
疲れの原因のほとんどは「自律神経へのストレス」です!
全ての疲労は脳が原因 著:梶本修身【参考書籍】
新入社員が抱える沢山のストレス
新入社員の「脳はストレスだらけ」です。
特に本配属が決まってから仕事に慣れてくる5月6月~3月まではそれは続きますよね。
こんなストレス抱えていませんか?
●上司が厳しく何かするのが怖い
●得意先に行くのが怖い
●慣れない環境に戸惑っている
●先輩や上司とウマが合わない
●PC作業が慣れずに目が疲れる
●社内で気を使いすぎて疲れる
●満員電車が辛い
●やってもやっても新しい仕事が来る
●周りの期待が思ったよりも大きくてプレッシャー
頑張りすぎない適度なリラックス
そんなストレスだらけの新入社員のみなさん「頑張りすぎ」は良くありません。
もちろん、最初のうちは仕事を早く覚えようと必死で「疲労」を気にせず頑張ってしまうかもしれませんが、「脳に蓄積する疲労」を無視しているとその勢いは長続きせずに確実にどこかで”不調”という形で現れます。
大切なのは、常に張り詰めてストレスを感じる状態から適度にリラックスする事です。
特にまじめすぎな人ほど「要注意」です。対象を崩さないというのも社会人にとっては「仕事が出来る」と同じくらい大切な事なんです。
疲れない体を作る事
「ストレス」を感じないように生活することが一番ですが、それは現実的に難しいです。
そうなってくると、上司からの圧に疲れ精神的に参ってしまわないためには“疲れない体を作る事”です。
一番大切な睡眠について
“疲れない体”には「睡眠」がとても大切です。
人間は「睡眠」で傷ついた細胞を回復し元気になります!
成長ホルモンが疲れを修復
睡眠中に”錆びついた自律神経細胞”を修復してくれるのが「成長ホルモン」です。
【成長ホルモンの役割】
傷ついた細胞を修復し、新陳代謝を促す事。「子供の成長時」だけに出るホルモンではないのです。
睡眠のゴールデンタイム
「成長ホルモン」は入眠後の3時間で最も多く分泌され私たちの蓄積された疲れを修復してくれます。
この最も疲れが取れる時間を「睡眠ゴールデンタイム」と呼び、いかにここで深い眠りにつけるかが疲労蓄積を防ぐ上で大切なのです。
入眠をスムーズに行うために、寝る1時間前にはなるべくスマホを見ないようにしましょう。入眠がスムーズにいくと次の日寝起きのベットから降りる一歩めが力強く感じます。逆に次の日の午前中もやる気が起きないようなら疲労が蓄積している証拠です。入眠を意識して、部屋の電気を早めに暗くするなど工夫をおすすめします。
レム睡眠とノンレム睡眠
人間の睡眠には浅い眠りの時の「レム睡眠」と深い眠りの時の「ノンレム睡眠」の大きく分けて2つの段階があります。
【レム睡眠】→記録や学習したことを脳に定着させる重要な働きを担っている
【ノンレム睡眠】→大脳始め臓器が急速に入り、疲労の回復、細胞の修復が行われる
バランスの取れた睡眠を
疲労回復のためには「ノンレム睡眠」が深くずっと続けば良いように感じますが、実際は「レム睡眠時」の記録の定着は人間の機能の中で重要な役割を担っているため欠かせません。
理想の眠りパターンはこの二つを「90分サイクル」で繰り返すパターンとされています。
特に成長ホルモンが多く分泌される「入眠後3時間」にこのサイクル2回行う事が出来ればより疲労回復し、疲れが蓄積しにくくなります。
抗酸化作用のある食事を
食事で大切になってくるのは酸化ストレスによる自律神経の細胞の錆を防ぐ「抗酸化作用」のある成分のある食事を摂る事です。
「抗酸化」とはその名の通り、酸化を防ぐ力の事です。それでは、その食事を紹介していきます。
全ての疲労の原因は脳に 著:梶本修身【参考書籍】
おすすめの3つの成分
【脳疲労を回復させる成分】
□イミダペプチド→強い抗酸化成分が含まれている。(鶏の胸肉に豊富)
□クエン酸→細胞の疲弊・酸化を防ぐ。(レモン、梅干し、フルーツに豊富)
□コエンザイムQ10→クエン酸の効果を助ける。(イワシ、サバなどの青魚)
日ごろの生活の中でこれらを取り入れる事を意識すると、抗酸化のある体になりストレスに効果的です。
最も効果があるのはイミダペチプド
上で紹介した3つの成分の中で一番抗酸化作用が豊富で長続きするのが「イミダペチプド」です。
イミダペチプドは「鶏のむね肉」に豊富に含まれているので、朝のスープに入れる事や時間のない人はコンビニのサラダチキンを食べるなどで日常的に摂取することをお勧めします。
1日当たり200mgのイミダペプチドが疲労を溜めない基準量と考えられており、これを鶏のむね肉に換算すると約50gとなります。調理中のロスなどを考えると1日100gの鶏のむね肉が理想的です。大きさにもよりますが、唐揚げ換算で大体5,6個あれば足りる量です。
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