「口癖」はあなたの今の状態を表します。
新入社員は気を遣う場面も多くストレスによる脳への刺激で疲れやすくなっています。
そんな時、ついつい「疲れた」が口癖になりやすいですよね。
激しい運動をしたわけでもない、大変な仕事をしたわけでもないのに出てしまう場合は注意が必要。
自分では意識しているわけではないのに「ストレスによる疲労」は大きなものがあります。
その口癖はいわば「休息して!と脳からのサイン」です。人間は疲れたら休んで、そしてもう一回頑張る生き物です。
今回は、頑張りすぎちゃう新入社員が見逃しがちな「脳疲労のサイン」を紹介していきますので、これから長い社会人生を乗り切るために休息出来る自分を作ってください!
口癖の「疲れた」は大事なサイン
新入社員の中には「疲れた」が無意識のうちについつい口癖となって出てしまっている人も多いのではないでしょうか。
平日の仕事後ならまだしも、仕事がない休日にもついつい口からその言葉が出てくる場合は脳から「疲れたからしっかり休んで!」というサインです。
体ではなく疲れているのは脳
休日の何もしていないときに「疲れた」と言ってしまう事から分かるように、疲れているのは「体ではなく脳」なのです。
その状態は、睡眠で脳に溜まった”疲労”が回復していないため無意識のうちに「疲れた」とう口癖が出てしまっているのです。
【脳疲労とは】
脳疲労とは脳の自律神経中枢(人間の生活をコントロールするための神経)が頑張りすぎでストレスを感じている状態です。脳疲労はストレスによって細胞が錆びつくことで疲労が溜まります。疲労が溜まると人間の体をコントロールしている自律神経のバランスが崩れ各臓器や身体への指示が上手くいかず、「ボー」としたりひどい場合には体に「不調」が出るのです。
全ての疲労の原因は脳に 著:梶本修身【参考書籍】
疲労と疲労感は違う
“疲労”と”疲労感”は似ているようで実は違うものです。
これまで説明してきたものは「疲労」です。繰り返しになりますがこれは”様々な刺激、ストレスによって自律神経中枢が疲れてくる現象”の事を言います。
それに対して、「疲労感」を感じるのは大脳の前頭葉にある眼窩前頭野という部分で。
前頭脳には意欲や達成感を感じる中枢なので、「疲れていても、まだいけるな」と思わせてくれます。確かに、頑張れることはありますが脳に溜まった疲労はそのたびに蓄積しているのです。
●前頭葉→思考を判断し行動を促す大脳の一部
●眼窩前頭野→前頭葉の腹側面(下部)に位置しており、この脳部位には視覚、聴覚、体性感覚とともに味覚、嗅覚情報も収斂している。
参考元:脳科学辞典
脳からの疲れたサイン4つ
「どうですか?」
疲労と疲労感が分かり、自分は疲労感を感じているだけで本当の疲労から目をそ受けてたと思う方はこれから紹介するの”脳疲労のサイン”をしっかり意識して、自分の疲労について知っていきましょう。
長い社会人人生疲労と上手に向き合うためにはまず向き合うことから始まります。
これから紹介する症状に思い当たる節がある方は「疲労が溜まっているサイン」です。
それをまずしかりと受け止めてあげましょう。
無意識で不安や心配をしてしまう
理由もなく不安な気持ちに包まれたり、ちょっとしたことでイライラしり気持ちが急に沈むことが多いのは「脳疲労」のサインの1つです。
「脳疲労」は感情面にも大きく影響します。
電車やバスなどすぐ座りたくなる
あなたは「電車やバス」に乗るときどうしているでしょうか。
入社したての頃は、社内でも座らず「立っていた」のに今は無意識に座れる場所を探していませんか?これも、「脳疲労のサイン」の一つです。
作業中に「飽きた」感じる
飽きた=脳が神経細胞ばかり使われて疲れたと訴えてる状態
これを無視し続けると肩がこる、眠くなるなどの症状が生じ、作業効率が落ちたり運転中であれば大きな事故の原因になります。
寝覚めが悪い寝つきが悪い
これは「かなり疲労が蓄積している証拠」です。
一晩寝ても疲れが取れない状態が長引くと、日常生活に支障をきたす慢性疲労になる可能性もあるので要注意!
脳疲労のサインが出たら休む
新入社員のうちは「仕事を覚えなきゃ!」と必死になり自分の「疲労」となかなか向き合えないと思います。
しかし、「疲労」は無視し続けると「慢性化」しやる気の低下を引き起こします。最悪の場合は「うつ病」「過労死」の原因になるのです。
脳疲労のサインが出たら休む事!【これが重要!】
ストレスから非難することが重要
脳疲労のサインが出たら休む!
これを簡単に言うと、「ストレスから逃げる」事です。
先でも説明した通り脳疲労の原因は自律神経中枢へのストレスです。
1人きりになり目を閉じる
ストレス解消法としてまずおすすめしたいのが「1人きりになる」事。
どんなに気が合う人でも人間は緊を感じ自律神経にストレスを与えます。職場にいるだけでも大きなストレスです。脳疲労のサインを感じたときはトイレの個室でも良いので1人きりになる5分ほど目を閉じましょう。そうすることで、自律神経がリラックスる事が出来ます。
自然のゆらぎを感じよう
自然のゆらぎとは「木漏れ日」や「風に揺れる木々」「鳥のさえずり」「流れる川」などです。
私たちの生活は人工的なものに溢れています。これは人間にとっては凄く不自然な環境で脳のストレスを助長しているのです。
ついつい「疲れた」と口から出てしまう休日は「森林浴」にいき自然のゆらぎを感じましょうい。
自然のゆらぎを感じる事で「リラックス」出来ますよ。
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