疲労解消の知識

【転職活動中の疲れを防ぐ!】脳疲労の慢性化の原因を知り疲労解消!

疲れている男性
疲れている男性

転職活動中はとにかく疲れる

それは、不思議な事ではありません。いつもの仕事後にエージェントと打ち合わせを行ったり、仕事中にも転職先のこと面接の事、今の職場にどのタイミングで言おうかなど考え事が尽きないと思います。

まさにそれは“ストレス”ですよね。そしてそのストレスは“脳疲労の慢性化”を引き起こし、疲労が溜まって自らの活動を抑制してしまいます。

せっかくの転職活動、妥協せずにフルパワーで納得する形にするためには”疲労の原因をしって解消する術”を持ちましょう!

ポイントは「抗酸化力」

疲労解消に大切なのは「質の高い睡眠」「食事」ですよ!

エネルギー不足では疲れない!

脳疲労を解説する女性

転職活動中はあれもやってこれもやってと「考え事が多くて疲れますよね」

朝起きても疲れているから栄養ドリンクを飲んだりしている人も多いと思います。

その背景にはおそらく疲れている時ほど「エネルギーチャージ!」という考えがるのかもしれませんが、現代の日本で日々のエネルギーが枯渇することで極端に疲労することなどないのです。

エネルギー不足は昔の話

戦後間もない食糧不足の時代や発展途上国など極端に食料環境が悪ければ、「栄養不足(エネルギー不足)」で疲労を感じる事はあります。

しかし、現代の日本は食が溢れかえっています。運動や仕事にかかわらず普通に生活しているだけで疲れるのではないでしょうか?それは「脳へのストレス」による疲労が原因なのです。

それでは、次の章でもっと詳しく見ていきましょう!

脳細胞の酸化が疲労の原因

自律神経とは

活性酸素による脳細胞の酸化

これが“疲労”の原因です。酸化とは簡単に言うと「錆び」の事を言います。

多すぎる考え事や、激しい運動など脳をフル回転させるため必要となる酸素が極端に増えます。その際に増えすぎた酸素の事を「活性酸素」といい、これが脳細胞を「酸化=錆」させ脳の活動を弱め私たちは”疲労”を感じるわけです。

自律神経の仕組み

それでは、脳の仕組みをもっと詳しく見ていく事で疲労に対する考え方を深めていきましょう。

脳の中で大きな司令塔的な役割を持っている「大脳」は言葉や理論を理解するための「大脳新皮質」と本能的な欲求や感情をコントロースする「大脳辺縁系」の二つに分かれます。そしてこの二つ間に存在す「間脳」がお互いの情報をキャッチし自律神経を使い食欲や体温調整、やる気、リラックスさせるなど私たちの生活リズムを整えているのです。

自律神経の役割は私たちの感じている事や置かれた状況を見ながら体全体に指令を出しバランスを保つ事!例えば、暑いときは「汗をかいて体温を下げる指示を出す」などです。

自律神経の2つの神経

このように「自律神経」が状況を見ながら私たちの「生活のバランス」を整えてくれています。

自律神経を大きく分けると日中の行動的な時間帯に優位になる「交感神経」と夜睡眠時などリラックスするときに優位になる「副交感神経」があります。

「交感神経」が優位な時は仕事やスポーツ勉強など”頑張る”ことが出来ます。「副交感神経」が優位な時はその日の”疲れを取る休息”だと考えましょう!

この2つのバランスが正常に機能しなくなることで、日中に疲れを感じ”やる気が出ない”や深夜を回っているのに”目がさえて眠れない”などに陥り、生活リズムが崩れ“疲労”を感じやすくなるのです。

バランスは酸化ストレスで崩れる

自律神経のバランスが崩れるのは”酸化ストレス”です。

「得意先からの電話」「転職活動の悩み」「上司から数字確認」「車の騒音」「激しい運動」「夜中の暴飲暴食」など、これらはすべて自律神経へのストレスとなります。

このように脳にストレスを与える存在の事を“ストレッサー”と言います。

ストレスと脳の関係を知りたい人はこちらから
ストレス反応の身体表出における大脳辺縁系―

引用元:ストレスと脳 著 西条 寿夫 堀 悦郎 小野 武年

このように、ストレスを感じている状態は脳にとっては“危険を感じている状態”と言えます。

ストレス下において脳は、体やメンタルを正常に保とうと血流や体温、呼吸など整えようと沢山と酸素を必要とします。そうして、必要以上にとりすぎた酸素は働きすぎの自律神経の酸化ストレスとなり動きを鈍くするのです。一日の終わりに”疲労感”を感じるのは、「脳の自律神経がストレスにさらされクタクタ」になっているからなのです。

こうして、クタクタになった自律神経は回復が上手くいかないとバランスを崩し始めていくのです。

自律神経の疲労の慢性化

自律神経の疲労の慢性化の原因は「酸化=細胞の錆」によってクタクタになった自律神経になる事です。

一言で言うと「過度なストレス」が疲労慢性化の最たる原因と言えるでしょう。

それでは、この状態を脱するためにはどうすればよいのでしょうか?

ポイントは抗酸化力(酸化を防ぐ力)です。次の章で詳しく見ていきましょう!

酸化を防ぐための習慣

自律神経を疲れさせる最大の原因である「酸化ストレス」防ぐことが疲労慢性化から脱出するポイントです。

本来は「酸化ストレスを感じない」というのがベストですが、生きていくうえで仕事は必要だし、1日部屋にこもって好きな事だけをするというのは不可能です。

そこで、大切なのが抗酸化力を上げる「睡眠」「食事」です。転職活動で大変で時間が取れないときは”量”より”質”を意識して疲労回復を行いましょう!

1番大事なのは睡眠

何と言っても人間に疲労回復で大切なのは「睡眠」です。

「寝れずに1日疲れている」という現象は誰でも経験したことがあるのではないでしょうか。

睡眠の大きな役割は「傷ついた細胞を修復する」する事です。

1日の疲れ(傷ついた細胞)をその日の睡眠で解消することが出来れば”疲労の蓄積”はないという事!

睡眠は量より質を意識しよう!

睡眠は量より質を意識しよう

そうは言っても、転職活動中は仕事後にエージェントと打ち合わせたり資料作ったりといやる事が多くて、睡眠時間も少なくなっていますよね….

そんな時こそ、意識して欲しいのが“量”より“質”です。

そもそも、理想の睡眠時間は合っても何時間寝ないといけないかは人によって異なりますのであまり時間はに囚われすぎるのもナンセンスです。

睡眠のゴールデンタイムで解消

傷ついた細胞をを修復し新陳代謝を促すのが「成長ホルモン」です。(大人に重要なホルモン)

この「成長ホルモン」が多く分泌されるのが入眠後の3時間で“睡眠のゴールデンタイム”と呼ばれています。

とにかく、寝る前はスマホなどを見ずリラックスする事を心がけて入眠をスムーズに行いましょう。そうすることで、3時間のゴールデンタイムで疲労解消に大きく繋がります。

抗酸化力の高い食事を摂ろう

“睡眠”の次に大切なのが「抗酸化力の高い食事」です。

先に、現代日本人は「エネルギー不足」になる事はないと言いました。そこで大切になってくるのは「エネルギー」よりも「脳疲労に効く食事」という事です。

抗酸化力とは酸化を防ぐ力

抗酸化力とは言葉の通り「酸化を防ぐ力」です。

日ごろから「抗酸化力の高い食事」をする事で、自律神経の細胞が「酸化ストレス」を受けにくくなるのです。言い換えれば「体力」という言葉でしょうか。“疲れにくい体は高い抗酸化力から出来る”

おすすめの食べ物

抗酸化力をつけるのに最も重要な成分が「イミダペプチド」です。

これは、鶏の胸肉に多く含まれています。転職活動中は忙しく、なかなか料理をする暇がないと思います。

そんな時は、コンビニのサラダチキンがおすすめです。安価で気軽に手に入り食べやすいので是非日々の習慣に取り入れてみてください。

【脳疲労を回復させる成分】
□イミダペプチド→強い抗酸化成分が含まれている。(鶏の胸肉に豊富)
□クエン酸→細胞の疲弊・酸化を防ぐ。(レモン、梅干し、フルーツに豊富)
□コエンザイムQ10→クエン酸の効果を助ける。(イワシ、サバなどの青魚に豊富)

ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。