「疲労が慢性化」している状態は、日ごろの生活で疲労解消をこまめにできていないためです!
新入社員時代は疲労の原因である「ストレス」を一身に浴びます。なかなか気が休まる場面もなく、疲れは放っておくと「溜まっていく一方」です。
疲労が溜まると、パフォーマンスが下がり更に疲労が溜まるという悪循環に陥ります。
それを防ぐためにしっかりと日ごろのちょっとした習慣で「疲労解消」をこまめに取り入れましょう!
今回紹介する内容は、すぐに取り入れられるので実践してみてください!
疲労の原因は脳です
新入社員の皆さん疲労の原因を知っていますか?
実はいつも「体がだるい」と感じるのも「何だかやる気が出ない」と感じるのも「早く職場から離れたい」と感じるのもすべては「脳の疲労」が溜まっているからです。
※この記事は医師の梶本修身先生が書いた書籍「全ての疲労は脳が原因」も参考に疲労早期解消の重要性について説明していきます。
全ての疲労は脳が原因 著:梶本修身【参考書籍】
酸化ストレスが脳を疲れさせる
私たちの脳には自律神経と呼ばれる、人間の生命活動を無意識に支える神経が存在します。
簡単に言うと、意識していなくても正常にいるために指示を出し続けている司令塔のような存在です。
「嫌いな上司の存在」「慣れない職場」「良く分からない仕事」などいわゆる“ストレス”に直面した時、自律神経は「心が乱れないよう」あなたが「正常に働く」よう活発に動いてバランスを整えます。しかし、頑張りすぎた脳はその時に取り込みすぎた酸素によって細胞が錆びついてしまうのです。この酸素を活性酸素といいます。この活性酸素は“酸化ストレス”となり自律神経を傷つけ結果私たちの体は正常なバランスを保てなくなり「疲れた」「怠い」「やる気が出ない」と感じるわけですね。
ポイントはこまめなストレス解消
私たちはストレス社会を生きており、特に新入社員はこれまで感じてこなかった「社会的要因のストレス」を一身に浴びるため疲れるのです。
「脳疲労が蓄積」されると、最悪「うつ病」や精神疾患に無いかねないため、こまめに解消することが大切です。
【脳疲労のサイン】
◆飽きを感じたとき
◆作業効率が落ちたとき
◆眠たくなった時
◆体がだるいとき
大切なのは日ごろの生活で「疲労を溜めない=解消」する習慣を持つことです!それでは、おすすめの解消法4選を紹介します!
疲れが原因でネガティブな新入社員はマインドフルネスでマインドワンダリング解消!
生活にとりれるべき疲労解消法4選
今回取り上げさせてもらうのは「食事」「香り」「目をつむる」「運動」の4つです。
それぞれ詳しく解説していきますので参考にしてみてください!
食事は”食べ方”を考える
新入社員は疲れるあまり食生活が乱れがちです。そんな時こそ朝食をしっかりとりバランスの取れた食事をこころがけましょう。
【食事バランスで心がけたい事】
豆腐や納豆などに多く含まれるトリプトファンという必須アミノ酸はセロトニン(幸せホルモン)の材料です。取る事で高揚感が高まりストレス対策に繋がります。そして欠かせないのが私たちのエネルギーを作るビタミンB群です。炭水化物と朝に摂取することがおすすめです。時間がない朝はこの3つの成分が入ったバナナを食べる事がおすすめですよ!
抗酸化作用の高い鶏のむね肉
食べ物の中で疲労対策として抗酸化作用を豊富に含んでいるのが「鶏のむね肉」です。
抗酸化作用の強い「イミダペチプド」という成分が豊富に含まれているのが
”鶏のむね肉”です。鶏のむね肉に含まれている「イミダペチプド」は継続力もあり朝食にとると一日の疲労を防ぐのに大聞く貢献します。おすすめは朝に食べやすいチキンスープですが、時間が無いときはバナナを食べて、コンビニのチキンサンドでも大丈夫。
香りを上手に利用する
香りはダイレクトに脳に届き「気分転換」を瞬時にしてくれるものです。生活に香りを取り入れる事で、ストレス脳からすぐに切り替えられますよ!
「香り」を嗅ぐと瞬時に気分転換できるのは、芳香成分がわずか0.2秒以下というスピードでダイレクトに脳が伝わるからです。そうすることで、自律神経のバランスが整い、副交感神経が優位になるのでリラックスできます。
ポイントは「好きな香り」であるという事です。嫌いな香りは逆にストレスを増加させます。
※ 「香り」の効果について詳しく知りたい方は、日本心理学会第75回大会で吉松 宏苑教授(神戸松蔭女子学院大学),池西 岳樹(ライオン株),新倉 祐司(ライオン株),近藤 夏芽(ライオン株),坂井 信之教授(神戸松蔭女子学院大学)によって発表された香りがストレス低減に与える効果の実験結果を参考に下さい。
精神的ストレス低減におけるミントの香りの効果
【引用元】 日本心理学会第75回大会
著:吉松 宏苑, 池西 岳樹, 新倉 祐司, 近藤 夏芽, 坂井 信之
しんどくなったら目をつぶる
しんどくなった時に目をつむる事で「脳が処理している情報」を遮断することが出来ます。そうすることで走りっぱなしの脳をいったん休めて上げましょう!
脳が処理している情報の約80%は視覚から得るものです。そのため目を閉じて視覚情報をカットオフするだけでも脳を休ませることが出来ます。
※視覚が情報の80%を締めているという事を詳しく知りたい方は、筑波技術大学加藤教授の論文を参考にしてください。
「視覚は人間の情報入力の80%」説の来し方と行方
【引用元】筑波技術大学テクノレポート Vol.25 (1) Dec. 2017
著 加藤 宏
軽い運動を取り入れる
軽い運動はセロトニン(幸せホルモン)を活性化させるのでおススメです。
適度なリズム運動はセロトニンを活性化させるので、20~30分程度の軽いジョギングなどは楽しみながら取り入れるべきです。運動が苦手な人は、手軽に室内でもできるスクワットなどがおすすめ。大きな筋肉が集まっている下半身を刺激することで、血流がアップし免疫力がつき体が整います。
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