私たちの生活環境はストレスがそこら中に溢れています。
自分が意識していない当たり前のことでも、“脳疲労”のストレスとなり私たちを疲れさせているのです。
「ストレスが無い生活をしたいよ~」というのは誰もが願う事ですが、ストレスを生活の中から取り除くことはできないですよね。
そこで大切になってくるのが「息抜き」を生活の習慣に取り入れる事です!
今回は「疲れているサラリーマン」のための生活に取り入れやすい”脳疲労対策”を紹介しますので是非参考にしてみて「息抜き」してみてください。
脳疲労は習慣で蓄積される
“蓄積”という言葉の後につく言葉で“疲労”という言葉があります。
“蓄積疲労”
あまり良い言葉ではないです。(笑)
実は、私たちの生活はまさに(脳)疲労が蓄積しやすい環境なのです。簡単に言うと、生活の中で習慣的に行っていることが疲労を溜める原因になっているという事です。
日々の習慣の中にあるストレス
「通勤の満員電車」「仕事のメールチェック」「LINEの返答」「電話対応」「会議」「車の喧騒」etc…..
などこれらはすべて自律神経へのストレスとなり私たちを疲れさせます。当たり前のようにしているこれらも実は脳にとっては異常な状態という事が言えるでしょう。
これをすべて無い事に出来ればよいのですが、そういう訳にもいきません。
そんな時は、毎日の習慣に「少しの息抜き」を入れる事で“脳疲労対策”を行いましょう!
オスのラットを3匹、ゲージの中に入れると24時間以内に胃潰瘍を起こします。人間に例えると、電車の車両に15人程が乗った状態と同じです。満員電車はまさにストレスを極度に感じやすい環境と言えます。
脳疲労対策としての「息抜き」習慣
それでは、私たちの生活は習慣的にいかに「ストレス」が溜まりやすくなっているかが分かったところで、習慣的に取り入れやすい、ちょっとした「息抜き」を紹介します。
「息抜き」は”サボり”ではなく立派なストレス解消法ですので、心置きなく取り入れてください!
ボケーッとする幸せを感じよう
休日は皆さん何をしていますか?
朝早くゴルフに出かけたり、家族サービスをしている方もいるかもしれません。
脳疲労対策としておすすめなのが「ボケーッ」とする事です。
実はこの「ボケーッ」と出来るという事は生物的にものすごく幸せな事なのです。
休日はなるべく何もしない日を作ろう
平日に溜まったストレスを解消するために重要なのが休日は「ボケーッ」とする事です。行動的になると、脳は休むことが出来ません。人間を含めて動物にとっての生物的な理想は「危険を感じずゆったり生きる」事です。もし、あなたが週休2日であれば1日くらい何もせずダラダラ過ごしましょう。
1人になる時間を1時間作る
仕事中は常に緊張を強いられ、極度のストレスに囲まれています。しかも、それは8時間~10時間ほど続きますので当然、脳への疲労は蓄積していきます。
緊張状態が続く中でお勧めしたいのが「お昼休みの1時間は1人になる」です。
1人になって頭の中を空っぽに
つかの間の1人の時間は、頭の中を空っぽにして「ほっ」とする大切な時間です。
そのときにパワーナップも実践できれば最高です。このためにはなるべく1人になれる避難場所を自分の中で作っておくことをおすすめします。例え、気が合う仲間だとしても、一緒にいるとストレスを感じてしましますので「1人ぼっち」を意識的に作りましょう!
お風呂をぬるめに半身浴を
お風呂で疲れを取る際は「熱いお風呂に全身で入る」より「ぬるめのお湯で半身浴」をお勧めします。
おすすめの入り方は「38~40℃のぬるめのお湯に心臓の下まで入る「半身浴」です。
半身浴は疲労と睡眠に効果的
お風呂に全身で浸かる場合は疲労因子(FF)だけが上昇しますが、半身浴の場合は一緒に疲労回復因子(FR)も上昇し疲労の均衡が保たれます。加えてぬるめのお湯に入る事で深部体温が上がり副交感神経が優勢になりリラックスすることで睡眠の質が上がります。
人間の集中力は8分程度
仕事が8時間あるとして本当に全身を集中させることが出来るのはせいぜい“8分程度”と言われています。
本当に力を入れる場面にだけ集中をして力を入れる事がおすすめです。
自律神経が疲れていると、アイディアややる気は起きにくくなるので、日々の習慣に息抜きを取り入れて「集中すべき8分」に備えましょう!
集中して没頭できるのは幼児だけ
人間の中で一つ事に集中できるのは幼児だけです。子供の脳には「Fmθ」という特殊な集中力を生む脳波が出ています。これは、大人が危険から身を守ってくれると前提から生まれます。自分で危険を回避するようになるとともにこの脳波は失われていくのです。
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