疲労解消の知識

【脳疲労】脳に疲れが溜まっている社会人の仕事中の疲労対策4選!

コーヒーを持つサラリーマン
コーヒーを持つサラリーマン

仕事中に疲れたとき皆さんは自分なりの疲労対策法を持っていますか?

脳の疲労対策に最も有効なのが「休憩」を取るという事なのですが、なかには
昼休憩以外に「休憩」に抵抗感のある人も多いかもしれません。

実はその考えこそ脳に疲れが溜まる原因なのです。

「良いパフォーマンス」を生み出すためにはこまめな休憩で疲労対策が欠かせません。

今回は、「脳に疲れが溜まっている社会人の仕事中の疲労対策!」を紹介していきますので是非参考にして、疲れを取り仕事を頑張りましょう!

ストレスが溜まると疲れてくる

ニット帽をかぶった男性

何となくイメージのつきやすいことだと思いますが「ストレスが溜まると疲れてくる」というのは言うまでもありません。

ストレスを受けている時、神経は緊張し思考をめぐらし、集中した状態が続きます。

そうすることで脳は疲労し「疲れた」と感じるのです。疲れているのは体ではなく脳の自律神経なんですね。

ここの状態を動物で例えると、天敵に遭遇し生き延びるために逃げている状態なのです。それは疲れますね(笑)

自律神経の酸化ストレスが原因

「脳の疲労」について具体的に説明します。

先にストレスといいましたが、正確に脳を疲れさせるストレスは「酸化ストレス」です。

酸化ストレスとは「酸化現象(細胞を錆びさせる事)」によるストレスの事!人間の体には”酸素”は不可欠なものですが過剰に摂取した酸素は「酸化ストレス」になる!

ストレスを感じている時の血管は収縮して血圧が高くなり、心拍数も上がります。それによって自律神経中枢では“活性酸素”が発生し酸化ストレスが溜まるのです。

「酸化ストレス」により脳の自律神経中枢が疲弊することで私たち「疲れた」と感じます。

仕事中に“疲れた”たと感じるのも「酸化ストレス」からくるものなのです。

酸化ストレスと自律神経の関係↓
酸化ストレスと自律神経による循環制御
引用元:第36回総会シンポジウム3「酸化ストレスと自律神経による循環制御
著 川田徹 杉町勝

仕事中にできる疲労対策4選

仕事中は得意先からの電話上司からの数字確認、会議などなど。気にしていなくても気を張り詰めている状態が多いはずです。その緊張状態がストレスになり脳の疲労は蓄積していきます。

仕事中のストレスを完全になくすことはできませんが定期的に「脳を休める習慣」を取り入れる事で”疲れの溜まり”を軽減することは可能です!

それでは、気軽に明日からでも取り入れられる「疲労対策4選!」を紹介しますので是非参考にしてみてください!

1時間ごとに5分休憩を取ろう

まず簡単なのが「1時間ごとに5分間の休憩を取る」という事です。

交感神経を優位にし続ける状態はまさに脳がストレスを感じ続けている状態といえます。人間の集中力はだいたい1時間~1時間半が限界のため、一度休んで副交感神経を優位にしてリラックスしましょう!そうすることで「脳の疲労」は軽減できます。

動物の中で脳がクタクタになるまで集中を続ける動物はいません。疲れたと感じたら休むことで、その後仕事スピードも捗りますよ!

休憩中はスマホを見ないように

休憩を取る理由は「交感神経から副交感神経へ切り替えを行いリラックスする事です。

「副交感神経」(リラックスモード)から「交感神経」(戦闘モード)への切り替えは瞬時で出来るのですが、逆は時間がかかってしまいます。その間にスマホなどを見ると「交感神経」が刺激されリラックスモードに入れなくなりますのでなるべく目を閉じるなどをして「副交感神経」に切り替えやすい状態を作りましょう!

リラックスするためには簡単なストレッチや同僚とのおしゃべりがおすすめです。

脳疲労が蓄積してきた時のサイン

脳はは私たちに疲れた時にサインを送っています!それをキャッチしてしっかり休憩を!

仕事中に「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなってきた」と感じたら脳疲労が蓄積してきたサインです。勇気をもって速やかに休みましょう。

立ち上がって歩き血流アップ

人間の下半身は心臓より下方にあるため血液を重力に逆らって心臓まで戻す必要があります。

それを可能にするのが”ふくらはぎの運動”で「ミルキング・アクション」といわれます。

「ミルキング・アクションを起こすには歩くのが一番効果的と言われています!1時間に一度は少しでも歩くことを意識しましょう。どうしてもできないという方は「貧乏ゆすり」も滞った渓流を改善する上で有効な手段です。

貧乏ゆすりをする際は周りにばれないように気を付けましょう(笑)

長時間の同じ態勢は避けよう

特にデスクワークや長時間運転をする人は「同じ姿勢」で座り続ける事は避けるようにしましょう。

座った姿勢は鼠径部の太い血管が圧迫を受けやすく血のめぐりが悪くなる原因になります。さらにリンパの流れも悪くなり疲れやすくなるので注意が必要です。

15分パワーナップ(昼寝)で回復

昼食後に15分間の昼寝(パワーナップ)で疲労を回復して午後のパフォーマンスを上げましょう!

人間の体内時計では昼食後の時間に眠気がやってくるようになっておりこれは自然な現象なのです。

生体リズム的にも大切なこの時間帯を休憩に当てる事で「脳の疲労」を軽減しましょう!そうすることで午後のパフォーマンスもぐっと上げることが出来るはずです。

公園、カフェ、クルマの中などなるべく一人になれる場所を見つけて昼寝をしちゃいましょう!

昼寝は長くとりすぎると逆効果

作業効率を上げてくれる”パワーナップ”ですが、適切な長さ15分~20分を守って行いましょう。

深い睡眠から目覚めたときに、再び眠気が生じる事を「睡眠慣性」と言います。20分以上寝てしまうとこの「睡眠慣性」が起こり、午後もボーとした状態が続いてしまいます。

 

ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。