社会人のみなさん疲れを取るための「質の高い睡眠」をしていますか?
疲れ(脳疲労)を取るためには「“質の高い睡眠”」は欠かせません。
そして、”質の高い睡眠”を実現するためには「自分の睡眠の質を検証する方法」を持つことがとても重要です。
これを持つことで、日々自分の睡眠を見直し改善することが出来ます。
改善することが出来れば「疲れを取る質の高い睡眠」に近づけ“疲れにくい体”を作る事ができます。
それでは、理想的な睡眠から気を付けたほうが良い事、そして「睡眠の質を検証する方法」を紹介していきますので是非参考にしてみてください!
理想の睡眠をとるために
理想の睡眠は前回説明した“成長ホルモンの分泌”と”睡眠ゴールデンタイム”を意識したバランスの良い睡眠です。
自律神経のバランスが大切
人間の生体リズムは日中の行動的な「交感神経」と夜のリラックスした「副交感神経」のバランスを取る「自律神経」によって作られます。
この「交感神経」と「副交感神経」のバランスが取れた一日を過ごすことで”疲れを取る理想の睡眠が出来るのです。
室内環境を整えて”寝やすく”
理想の睡眠を実現するために最も重要になるのが”室内環境”です。
夜の時間は「副交感神経」が優位に働き、リラックスした状態に持っていく事が理想的。
室内環境がリラックスできるように整っていないと、「交感神経」が優位に働き”寝つきの悪さ”などを引き起こす原因になります、寝つきが悪いと睡眠のゴールデンタイムを逃すことに繋がります。
部屋の明かりを暗くする
人間は本来、朝日を浴びる事で「行動的」になり夜暗くなると「休息」に入るように体がプログラムされています。
しかし、現代では夜にも様々な外界からの光を浴び脳が刺激され休まる事がありません。
そのため、なるべく就寝時間のちょっと前に合わせて室内を暗くしていく事でスムーズな入眠を実現することが出来ます。
スマホのブルーライトが睡眠に与える影響を知りたい人はこちらの論文を確認ください。
寝スマホをしないための習慣付けを支援するアプリケーションの対策
引用元:第77回全国大会講演論文集 著 市川篤 西田誠幸
アラームを「使わないすすめ」
多くの人は、目覚まし時計やスマートフォンのアラーム機能で起床を行っています。
30代で「自然に起きる」人は8%しかいないと言われています。
大きな音は交感神経の刺激に
大きなアラーム音で起こされることによって”熟睡感”が下がってしまいます。
アラーム音=警告音
眠っている時に警告音がなると、動物は危険が迫ったと感じて緊張を高めます。副交感神経から交感神経に瞬時に切り替える行為は、自律神経にとって最悪です。睡眠中は「副交感神経が優位」になっていますが徐々に「交感神経は目覚めている」のです。この自然な目覚めなスピードにアプローチを掛けスムーズにスイッチすることが一番理想です。
交感神経へスムーズに切り替える朝の習慣
睡眠の質を検証する方法
脳疲労の疲れをリセットする“睡眠の質”といいますが、実際に自分が質の高い睡眠をしているか分からない人も多いのではないでしょうか?
時には、ものすごく寝起きが良く気持ちも前向きな時があり「質の高い睡眠」をしたなと思う事もあるかもしれませんが、日常的に意識できている人は少ないと思います。
“質の高い睡眠”をするためには自分の睡眠の質を測る術を持ち見直すことがとても大切です。
はじめの1歩で調子を測る
寝起きの「ベッドから降りた一歩目の感触を大事にしましょう」
起きて最初の1歩目が「軽く元気」であれば前日の疲れが取れている証拠です!逆に「思い、辛い」と感じるのであれば疲労が蓄積し解消されていません。なぜ、最初の1歩目かというと、朝の準備をしているうちにいろいろな事を考え、寝起きの体調認識があいまいになるからです。
起床後4時間後にエンジン全開
自律神経のリズムが整っていれば「起床後4時間後にパフォーマンスが最高潮」になります。
起床と共に目覚めた交感神経は、徐々に調子を上げて活発になっていきます。そして、起床から4時間後にひとつのピークを迎えるようになっているのです。もし4時間後に「調子が出ない」「何だかだるい」という状態であれば、睡眠の質が良くなかったと考えられます。
まとめ
今回は”質の高い睡眠”の検証方法を紹介してきました。
皆さんは質の高い睡眠をとる事が出来ているでしょうか?
疲れ(脳の疲労)を取るという上で睡眠が占める割合はとても大きく自然と質の高い睡眠の重要性が高まります。
自分の睡眠の質がどうなのかを知り、改善をして”疲れにくい体”を作りましょう!
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