脳疲労から疲れを解消するために重要なのが“質の高い睡眠”です。
【脳疲労】脳の疲労は睡眠法で解消しよう!疲れ気味社会人こそ量より質を意識しよう!
そして、“質の高い睡眠”のコツは「朝に始まります」
疲れを解消したい社会人こそ、「朝の習慣」を意識して夜スムーズに入眠できるようにしましょう!
なぜ、「疲れを解消する睡眠法に朝が大切なのか」と「朝気持ちよく起きるためにはどうすればよいか」を説明していきますので是非参考にして1日疲れにくい体を作ってください!
質の高い睡眠は朝に始まる
意外かと思われるかもしれませんが夜質の高い睡眠をするコツは
「朝の過ごし方にあります」
疲れを取るために重要なのはスムーズな入眠であると前回説明させていただきました。
【脳疲労】脳の疲労は睡眠法で解消しよう!疲れ気味社会人こそ量より質を意識しよう!
スムーズの入眠のコツは朝にあるのです。
説明していきますので参考にしてみてください。
睡眠ホルモン【メラトニン】
人は「睡眠ホルモン=【メラトニン】」の分泌によって眠たくなります。
【メラトニン】は朝、起きて光を浴びてから15時間後に分泌されるように仕組まれています。
朝食を摂ろう
メラトニンに加え質の良い睡眠に大切なのが「自律神経のスムーズな切り替え」です。
【疲れ気味社会人必見!】脳疲労に欠かせない自律神経の仕組みを知り疲れない体づくり!
朝食を摂る事で「副交感神経」~「交感神経」への切り替えがスムーズに行われます。朝の一発目にこの切り替えがスムーズに行われるとその日の自律神経が整えられ、睡眠時間に「副交感神経」が優位に働きやすくなるのです。
体内時計のずれを調整
実は人間の体内時計は「24時間10分」といわれています。
この毎日時間のずれはどうなっているのでしょうか?
10分のずれを合わせているのが「朝の光」なのです。起きて太陽の光を浴びる事は体内時計の調整のためにも重要。
人間の体内時計と光の関係について詳しく知りたい方はこちらから確認ください↓
ヒトの体内時計(2)
引用元:時間生物学Vol25 No2 著者 本間研一
朝気持ちよく起きるために
夜の睡眠のためには「朝の過ごし方」が大切だと分かりました。
そして、その「朝」を作っているのが「夜の眠り」です。「夜の眠り」を質の高いものにすれば朝も気持ちよく起きることが出来ます。朝気持ちよく起きるための「夜の眠り」のポイントとなる事を紹介していきます。
深い眠りをつくろう
夜深い眠りを作る事で「気持ちの良い朝を作れます」
そのためには、なるべく「夜の睡眠を妨げる」行為をせずに「眠りやすい環境を作る」事が重要です。
深い眠りを得るためには真っ暗な部屋が理想です。
わずかな光でもまぶたの上に感じると眠りを浅くしてしまいます。
入眠2時間前はスマホを見ない
「入眠の2時間前からスマホを見ないように心がけましょう!」
入眠前に一番気を付けたいのがスマートフォンです。
スマートフォンから発せられるブルーライトの波長は短く目の奥まで届き脳を刺激し「交感神経」を優位に働かせます。
就寝の時間に合わせて暗くする
就寝の時間に合わせて部屋を暗くして「脳に眠る準備」をさせましょう!
スムーズな入眠には、部屋の明かりを白色系ではなくオレンジ系にしておくことが有効です。睡眠の時間が近くなってきたら間接照明に切り替える事も効果的です。
光と脳の関係は密接に関わっています。極端な事を言えば夕方以降は明るい光を浴びないことが気持ちの良い入眠に繋がります。
大切なのは規則正しい生活
疲れない体を作る基本はやはり自分の体(生体リズム)合わせた「規則正しい生活リズム」でしょう。
【疲れが蓄積サラリーマン】脳疲労を回復させる効果的な朝食習慣!
人間は本来「生体リズム」と呼ばれる生活のリズムが備わっています。
朝の光を浴びると夜眠たくなるのも生体リズムの一部です。このリズムに即した生活リズムを作る事が疲れない体を作るため(自律神経を整える)には大切になってきます。
早寝早起きが良いわけではない
日本では「早起きは三文の徳」という言葉があるように「早寝早起き」がよしとされていますが、すべての人間に当てはまるわけではあります。
人は遺伝子によって「夜型人間」か「朝型人間」かが決まります。
「夜型人間」が無理に「朝型(早起き)」生活にかえるとパフォーマンスが低下することもあります。
大切なのは早起きではなく毎日決まった時間に起きるようにする事。起きてすぐ朝日を浴びる習慣を。日によってこのリズムが崩れるのが一番よくないです!
まとめ
今回はスムーズな入眠は「朝」決まるという事を紹介してきました。
人間の体は一つの影響がその後の調子に影響してくるように、点ではなく線でできています。
なるべくその線を整える事で疲れにくい体が出来ますので、1日の始まりである朝に勢いを作って1日を元気に過ごしてください。
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