サラリーマンの皆さん!疲れているのに仕事後に激しい運動をしていませんか?
気持ちは分からないでもないですが、あまりお勧めできません。
疲労対策であれば「軽めの運動」が断然おすすめです。脳疲労の仕組み
「激しい運動」は一見汗をかきスッキリするように感じますが、自律神経への負担は大きく”脳疲労”の溜まる原因となります。
今回は、「軽めの運動が良い理由」と「脳疲労対策に効果的な軽めの運動」を紹介していきますので、参考にしてみてください!
運動は軽めのものがおすすめ
健康のために日々の習慣に運動を取り入れている人も多いと思います。
それは、体を健康に保つためにはとても大切な事。
しかし、仕事にハードなジムワークをしたり、日々自分を追い込むことは鍛錬やからどぉ鍛えるにはいいかもしれませんが、疲労面ではおすすめできません。
これまで何度も疲れているのは”体”ではなく”脳”だと説明してきました。脳自律神経中枢が疲れるのは、”酸化”(活性酸素が細胞を錆びさせる)ことによるものです。激しい運動で動悸が上がると、自律神経へのストレスも上がり逆に疲労の蓄積に繋がります。目的は人それぞれですが疲労回復のための運動をする場合は軽めの運動を心がけましょう。
軽めの運動がおすすめの理由
軽めの運動は血液循環を高め、筋肉量の保持に役立つため健康に良いと言えます。
また、疲労回復を起こす「疲労回復因子FR」の発生を促す効果もあり、負荷が軽くて短い運動は「疲労回復」に効果的なのです。
運動で疲れが吹き飛んだは勘違い
「運動して疲れが吹き飛んだ」と感じる事がありますが、これは“勘違い”です。
私たちの体の仕組みは、運動が強くなると疲労の原因となる「疲労因子FF」の発生の方が多くなり、疲労が溜まっていくようになっています。
脳疲労におすすめの運動
軽めの運動が「脳疲労」には効果的という事が分かったところで、実際どれくらいの目安となるおすすめの運動を紹介していきますので参考にしてみてください!
ジョギングの目安は20分
ジョギングは一番多くの人が取り入れている健康習慣なのではないでしょうか。
そのジョギングの目安はズバリ「20分」です。
ジョギング中は「注意力を働かせる」「呼吸が荒くなる」「心拍数が早くなる」「発汗が激しくなる」「筋収縮を繰り返す」「体温が上がる」など自律神経は酷使された状態になります。スッキリリラックス程度の20分で辞めておくのがおすすめです。
腕立てをするなら自重で
腕立てをする場合は「自重」での腕立て伏せをお勧めします。
自分の体重移動の重さを持ち上げる事で、「心拍数の上昇」を極端に上げる事になります。
脳に血液を送るストレッチ
逆に運動しなさすぎる事も、体がなまってしまうのも良くありません。
そんな人におすすめなのが「脳に血液を送る簡単ストレッチ」です。
仕事中に出来る足首体操
「仕事中に出来る足首体操」を紹介します。
【椅子に座った状態で行いましょう】
①両足を余裕をもってそろえてから、かかとを地面につけたままつま先を上げます
②次につま先をおろして、つま先を地面につけたままかかとを上げます
③両足を宙に浮かしてぐるぐる回す
夜寝ながら出来る簡単ストレッチ
【夜の時間を使って寝ながら行いましょう】
①仰向けに寝た状態で、両膝を立てます。
②太ももを左右に開いて足の裏を合わせて10秒~15秒キープします。
③その間、目を閉じてリラックスしながら膝を元に戻しましょう
朝の寝おきに出来る簡単ストレッチ
【朝の時間を使って寝ながら行いましょう】
①深呼吸しながら両手を上に伸ばします。
②手首、肘、肩、首、腰、膝、足首、爪先とそれぞれしっかり伸びている事を意識しながらゆっくりと伸ばします。
③10秒間キープして、脱力を行う。
トレーニング後のサウナに要注意
最後に余談として健康に良いとサラリーマンに人気の「サウナ」についても解説していきます。
トレーニングジムなどに閉設されているサウナにトレーニング後に入る人も多いと思いますが、あまりお勧めできません。
トレーニング後の「サウナ」は脳に拷問を与えているようなもの!
80℃~90℃近くの超高温の部屋に入ってダラダラと汗を流し、水風呂で急激に体を冷やした後に、また高温サウナに入る。これは自律神経にとって拷問を与えている行為なのです。
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