新入社員の皆さんデスクワークは自律神経への負担が大きく疲れてしまうのは自然な事です。
気づいたときに対策を打つことが重要です!
日本人の座っている時間は世界の中でも長いです。そのためデスクワークの悩みも多いという特徴があります。
長時間の座位姿勢では股関節が90℃に曲がるため血管が圧迫され血流やリンパの流れが悪くなり自律神経の酸素配分の負担が増え疲労しやすくなります。
その疲れは、「目の疲労」「肩こり」「腰痛」などとして現れますが、原因は自律神経(脳)の疲れです。
その点を知り、脳疲労のサインが出る前に対策を行うのが大切でしょう!
今回は疲れの原因からふくらはぎを刺激して血流を促進する方法について説明していきますので是非チェックしていってください!
※この記事の内容は東京疲労・睡眠クリニック院長で脳疲労の専門家梶本修身先生の「誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法」を参考に書かせていただいています。ぜひ気になる方はリンクからご確認ください。
【誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法】著 疲労回復専門医 梶本修身
デスクワークの疲労は脳疲労である
長時間のデスクワークが疲れる原因はズバリ「長時間座り続ける事で自律神経」への負担が大きくなるからです!
全ての疲れの原因は体ではなく脳の自律神経とういう事はこれまで何度も説明してきましたが、改めて「脳疲労(疲れの仕組み)」についてみていきましょう。
疲れの原因自律神経とは何か
私たちの疲労の原因のほとんどが脳の中にある自律神経へのストレスが原因です。
【自律神経とは】
自律神経とは私たちの「生命活動」を無意識下で24時間制御しコントロールしてくれる司令塔となる神経です。大脳にあり、行動を促すとともにすべての臓器(心臓,腸,胃,肝臓など)と繋がりバランスを保つように働いています。緊張するとお腹が痛くなるのは、精神的なものをコントロールする自律神経が腸ともつながっているためなんですね。
酸化ストレスで自律神経は疲れる
【自律神経が酸化ストレスで疲れる原因】
ストレス下において私たちは緊張状態を強いられます。緊張状態では危険な状態と脳が判断し本来血圧が上昇し逃げの本能が働きますが自律神経の働きによって必要以上反応し正常でいられなくならないように制御しコントロールします。一方でこの時自律神経の取り込む酸素量が増え、取り込みすぎた酸素が活性酸素となり自律神経内の細胞を酸化(錆び)してしまうのです。それが原因で自律神経の機能が一時定期に低下し「これ以上頑張るともたない危険!」とリスク回避をするため脳に指令を出すのですが、その時脳が私たちに「体が疲れた」と情報を書き換え「疲労」を感じる仕組みになっています。
新入社員はストレス過多で疲れます
新入社員時代というのはあなただけではなく、ストレスを受けやすくなっています。
そして上で述べた理由の通り、ストレスで自律神経が疲れあなた自身も「疲労」が顕在化してしまうのです。
それは、もう仕方ない事ですのでこれから説明する対策で少しでも軽減していきましょう。
【上司に疲れた新入社員】脳疲労を回復させる睡眠と食事を知り仕事を乗り切ろう!
●上司が厳しく何かするのが怖い
●得意先に行くのが怖い
●長時間のデスクワークに腰が痛い
●慣れない環境に戸惑っている
●先輩や上司とウマが合わない
●PCスキルが無く作業に慣れずに目が疲れる
●社内で気を使いすぎて疲れる
●満員電車が辛い
●やってもやっても新しい仕事が来る
●新しい人間関係の構築が大変
●周りの期待が思ったよりも大きくてプレッシャー
デスクワークで疲れる原因
現代では、「事務職」に限らず「営業職」「工場勤務」「研究職」「派遣社員」「正社員」職業(職種)や形態にかかわらずPC作業やデスクワークは欠かせないものですよね。
日本人の平日の座位時間は1日7時間と言われるほど世界でもトップクラスの座位時間を誇っています。これでは、「自律神経への負担」を大きくして疲れてしまうのも無理ありません。その理由を解説していきますので参考にしてください!
座る事で血流が悪くなる
長時間椅子に座る事で疲れる理由は「血管が圧迫されて血流やリンパの流れ」が悪くなるからです。
【座る事で自律神経が疲れる原因】
椅子に座っていると、股関節が90℃に曲がります。そうすると、足の付け根を通っている血管やリンパ管が折れ曲がり、圧迫されて血流やリンパの流れが阻害されます。血流が悪くなると、全身に酸素を安定して供給している自律神経に大きな負担が掛かり疲れてしまうのです。
対策は股関節を曲げない事
血管やリンパ管の圧迫を避けるには股関節を曲げないことが一番です。
最近では、立ったまま仕事が出来るスタンディングワークが導入する企業も増えました。確かに座位より動きが自由になるというメリットもありますが、現実的に1日中立ったままパソコン作業をしたり資料を読んだりするのは現実的ではないという。
ただ、座らなければいいというものではありません。立位姿勢を保持することも自律神経に負担を掛けますし、立位の同じ姿勢のまま筋肉や関節を緊張した状態で固まらせてしまう事は血流の悪化を招くというデメリットがあります。
気持ちで疲労は軽減できる!ネガティブな新入社員こそポジティブになる方法を生活取り入れよう!
ふくらはぎを刺激して血流改善
デスクワークでは血流が悪くなり自律神経への酸素配分の負担が大きくなることで疲れる事が分かりました。
ポイントは歩くことでふくらはぎを刺激することです。
「歩くだけ」だと心許ない人のために疲れを改善する「ふくらはぎを刺激するストレッチ」を紹介していきます!
なぜふくらはぎなのか
なぜふくらはぎなのか?それは「ふくらはぎは血流に重要な役割を果たす部位」だからです!
【ふくらはぎを刺激した方が良い理由】
私たちが歩くとき、下肢の全面と後面(ふくらはぎ)の筋肉が、交互に緊張と弛緩を繰り返します。その動きが、まるでポンプのように全身の血流を流すのです。これを「ミルキングアクション」と言います。この働きがあるため、ふくらはぎの事を「第二の心臓」と呼ぶ人も言います。
こまめに立ち上がって歩くことの重要性
歩いて「ミルキングアクション」を活発にし、血流を促すことで、むくみや冷え性の症状を緩和し、結果として脳の働きも最低限に抑えられます。
また、立って歩くことで狭い空間で長時間座り続けるとリスクが高まる「エコノミークラス症候群」も予防でき効果的なのです!
10秒間ジャンプ&ステップ
あまり、オフィスに歩き回れるスペースが無い人におすすめなのが「10秒間ジャンプ&ステップ」のエクササイズです。
【10秒間ジャンプ&ステップエクササイズのやり方】
①両手を腰に当て、背筋をまっすぐにして立ちます。
②その場で小さく飛び上がり、右足を前、左足を後ろに出して着地します。
③同様に、小さく飛び上がり、左足を前右足を後ろに出して着地します。
④10秒間で②~③を5~10回繰り返します。
※ふくらはぎの運動と血流促進について詳しく知りたい方は計測自動制御学会論文集に掲載されている佐藤克成教授水口さやか教授(奈良女子大学生活環境学部)の論文足首への局所的温度刺激による血流促進と運動支援を参考にしてみてください。
【引用元】計測自動制御学会論文集 著 佐藤 克成 水口 さやか
エクササイズを取り入れるタイミング
血流促進のストレッチやエクササイズを取り入れるべきタイミングをお伝えします。
なるべく疲れが蓄積される前に行うのがポイントです。
そのためには以下の脳疲労のサインを見逃さないようにしましょう!しっかりチェックしておいてください。
【脳疲労の3大サイン】
「飽きる」「作業効率が落ちる」「眠くなる」この3つが現れる前、もしくは直後にエクササイズやストレッチを取り入れる事をおすすめします!
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