新入社員の悩み

「新入社員もう辞めたい」半年で仕事を退職しても大丈夫。その理由と転職法を紹介。

「新入社員もう辞めたい」半年で仕事を退職しても大丈夫。その理由と転職法を紹介。

「もう辞めたい」

新入社員にとっての半年間は辛く、こう思ってしまう人も多いです。

私自身もそうでした。

もし本当にこの会社で「やっていける気がしない」「やっていきたくない」と考えるのであれば入社半年で会っても「退職を決断」しても大丈夫です。

20代であれば転職する事も難しくありません。

この記事ではその理由と、実際にどういう考えで今後の進路を考えれば失敗しにくいのかを以下の通り紹介していきますので是非参考にしてみて下さい。

筆者はベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験してきました。私も就活や転職活動でとても苦労しましたので、少しでも参考になる情報提供ができればとブログを執筆しています。

入社半年で会社を辞めてもどうにかなる

新卒で入った会社を入社半年で辞めてもぶっちゃくどうにかなります。

世間では「1年も働けない奴は詰む」とか「入社したらとりあえず3年働け」とか「すぐ辞めるとどこにも採用されない」とか言われていますが、こういった観念的な考えはあまりあてになりません。

私も含め周囲の人でも新卒で入った会社を入社半年で辞めてどうにかなっている人は沢山います。

20代であればやり直しのチャンスはいくらでもありますし、それは若ければ若いほど良いです。

入社2年で30%以上の人が退職

厚生労働省の調査によると、新卒で入った会社を3年以内に辞めている新入社員は全体の30%と言われています。

新卒3年以内の離職率
  • 5人以下の企業の離職率→50%以上
  • 499人以下の従業員の企業の離職率 ⇒30%台前半

新卒学卒者の離職率H26年厚生労働省参照

この退職していった新入社員たち全ての人の「人生が詰んでいる」とは考え難いですよね。

実は、今の時代そこまで「仕事を辞める」という事は珍しくありません。

加えて昔のような「終身雇用」が当たり前ではなくなっていく風潮の中この動きは更に加速していく事が予測できます。

半年で辞めていった友達の話

ここでは、新入社員として入った会社を「半年で辞めていった」友達の話をします。

その友達は、希望していた大手証券会社に新卒で入ったのですが激務で精神的に病んでしまって配属されてから4カ月後に転職活動を開始しました。

精神的にもダメージを受けていてため、「精神科に行きうつ病の診断書」をもらい休職しながらの転職活動です。

そんな状態でも、中堅の保険会社に新卒社員として転職を成功させました。

結果そこも1年で辞めて今は新入社員時代の給料の倍を貰える企業コンサル会社で働いています。

これはあくまで一例ですが精神的にボロボロの姿になっても、真剣に転職活動をすれば収入も上がることもあります。

散々上司にも「こんな事で辞めるようだったらどこに行っても通用しない」と言われていましたが、実際はそうはなりませんでした。

そんなことを言う上司や先輩はきっと転職したことがなく「同じ会社でずっと働いてきた人たち」でその言葉信憑性はありませんよね。

半年も1年も2年も転職では関係ない

「半年は早すぎるから1年は働いた方が良いかな?」

「1年も早すぎるからそれとも2年は必要?」

転職したいと思っていても、こんな風に考えて実際には行動に移せない人もいますよね。

その気持ち良く分かります。

でも、実際は転職先の採用する企業からすると「新卒の半年も1年も2年も」関係なく新入社員として受け入れてくれます。

と言うより、長い社会人生活からみると「半年、1年、2年」はまだまだ新入社員として見られて当然なのです。

加えていつの時代も「若手を欲しがる企業は山ほどある」のです。

若手がいないと企業は存続しませんので、その辺りはあまり考える必要はありません。

実際の転職市場でも企業に寄りますが、2年目までの転職者を”新卒として採用”してくれる企業は多いです。

半年で辞めても辞めなくてもリスクはある

私の経験や周囲を見る限り、「新入社員が半年で辞めても人生どうにかなります」

ただ、一方で手放しで「じゃ辞めたほうが良い」と言うのも少し違うので「退職するかしないかの上で考えられるリスク」もお伝えしておきますので参考にしてみてください。

辞めずに無駄に時間を過ごすのもリスク

「辞めるか、残るか」考える際に、”まだ半年で辞めてもどうせどこにも通用しない”と思う人もいると思います。

1年働いてみて、スキルを身につく確信がある人は辞めずに働き続けたほうが転職の際も有利になりますが“ただ耐えて期間を伸ばす”と考える場合はそれがリスクになります。

先でもお伝えした通り、「若ければ若いほどやり直しは効く」と考えると、その場を耐えるだけの期間は”貴重な若さを失っていくリスク”にしかなりません。

加えて人間は一度、二の足を踏んでしまうとそのままずるずるとそこに留まる性質があります。

この辺りも大きなリスクになると考えられますので、「自分がなぜ会社にいるのか」を考えてみる事もお勧めします。

採用条件に勤続3年以上の企業もある

新入社員が半年で仕事を辞める場合は、物理的に転職先を選ぶ際のリスクになるものもあります。

転職者採用を行っている企業の中には「勤続3年以上」を採用条件にしている事も珍しくありません。

こういった企業に入りたい場合は転職がほぼ不可能になってしまうといリスクもあるので注意が必要です。

ただ、大手転職エージェントに掲載されている企業数は「60万を優に超えている」ので、”絶対ここに転職したい”と言う人以外はそこまで考える必要はないと思います。

大手商社の場合は戻ることが出来ない

就活で大手商社の採用を勝ち取り働いている新入社員は、辞めると大手商社には戻れないという事を覚えておきましょう。

大手企業も転職で入るのは難しい傾向にありますが、大手の総合商社は辞めたら基本的に戻れないのでそこは考える必要はあります。

逆に大手で働いていない新卒者であれば、それほどリスクはないという事です。

転職先の企業は「優に60万社」を超えていると紹介したように、会社の数は果てしなくあります。

新卒で辞めたってどうにかなるという事です。

新卒半年で会社を辞めた後の進路

「辞めたら生活出来ない」退職を考えるとそんな漠然とした不安に支配されて、前向きに考えられない事もあります。

実際に新卒で半年で会社を辞めた人たちがどういった進路を辿っていくのかをここでは紹介しますので参考にしてみてください。

公務員試験を受ける

まず意外と多いのが「公務員になる人」です。

特に、地元から離れた場所で就職している人は「仕事を辞めたい」と考え始めて“公務員試験の勉強を始める人”は非常に多いです。

私の同期でも入社してすぐに、「公務員試験の勉強」を始めて入社1年経たないうちに地元の役場に転職していった人もいます。

企業努めをしながら勉強もできる公務員は一つの転職先として考えられます。

特に、地元に入りたい企業がなく仕方なく他の場所で就職したい人にとってはありがたい職種なのかもしれません。

パートやアルバイトで生計を立てる

次に考えられる選択肢として「パートやアルバイト」で生計を立てる事です。

無視してやりたくない仕事をしたくないし転職もしたくないという人は、まだ若いので一旦アルバイトをしながら考える事もありでしょう。

パートやアルバイトではないにしても、やりたい事が見つかるまで「派遣会社」に登録して働けば、いつでも進路を変更させられる状態を作りつつ将来を考える時間が出来ます。

ちなみに若い人がおおい「リゾートバイト」では短期間で高収入のアルバイトも多く、とにかくお金を貯めてから自分の選択肢を広げたいという人にはお勧めです。

20代前半であればリゾートバイトをしている人もたくさんおり、同じような境遇の人と知り合える可能性もあります。

海外に行く留学に行く

1年間などの期間を決めて、海外へ旅に出かけたり留学したりする人も多くいます。

若いうちだからこそ、出来る事としては人気が高く「会社が嫌」と言うよりも「一度はやってみたかった海外旅、海外留学」への気持ちが入社する事で強くなる人も多いです。

私の先輩の中には入社1年で仕事を辞めためたお金で地球一周の船旅【ピースボート】に参加して、今は京都で民泊施設を運営している人もいます。

一見社会人になってまで”そんな事考えるなんて痛い”と思われたりもしますが、自分がやりたい事に挑戦してみるのは決して悪い事ではありません。

そっちの方が人生は楽しいですし、嫌な会社辞めたい会社にずっといるよりはずっと有意義ですよね。

夢を追いかけて起業する

中には就職前から「将来は起業する」と決めている人もいます。

実際に就職してみると、その気持ちはあってもなかなか動き出せない人もいるかもしれませんが、仕事を辞めて起業するという事も一つの大きな選択肢です。

今の時代場所にSNSの発達などで、場所に囚われずに起業する事が以前より容易になってきました。

今の会社で働きながら、少しずつ「起業の準備」をする事もひとつの方法です。

希望の職種に転職活動をする

新卒入社半年で会社を辞める新入社員に最も多いのが「希望の職種に転職する」という事です。

転職活動には「今の会社で働きながらする」「一度今の会社を辞めてからする」の2パターンがあり、前者の方が圧倒的に多い印象です。

理由としては「お金」があります。

生活が出来る収入がある状態であれば転職活動も行いやすくなりますが、収入が無いと経済的にも精神的にも転職活動どころではなくなってしまいます。

もし、転職活動をするのであれば「今の会社に所属した状態」でする事をおすすめします。

もしくは、1年以上の勤務していれば「失業手当」を自治体から半年間は受け取る事が出来ますのでそちらを利用する事も良いでしょう。

私の友達の中にも、1年で新卒で入った会社を退職して半年間「失業手当」で生活しながら都内で就職先を見つけた人もいるので全然大丈夫です。

辞めたい新入社員は転職準備を

ここからは本格的に「会社を辞めたいと思っている新入社員」に向けての転職準備について紹介していきます。

転職サイトではなく転職エージェント

転職を考える際に、就活のようなイメージで「転職サイト」に登録しようと思う人もいると思いますが、おすすめは圧倒的に「転職エージェント」です。

【転職サイトと転職エージェントの違い】

  • 転職サイト:転職希望者⇔転職サイト(WEB)⇔先企業
  • 転職エージェント:転職希望者⇔転職エージェント(人)⇔企業

入社して半年で辞めたいと思っている新入社員の多くは、入社前と入社後のギャップが大きいことが原因の人もいますよね。

就活の時に利用していた転職サイト(マイナビ、リクナビ)などでは、どうしても「企業側が伝えたい事」だけしか受け取る事ができずミスマッチが起こりやすくなってしまいます。

転職するときはこのミスマッチは避けたいと経験上思う人も多いはず。

その点、転職エージェントでは専属コンサルタントが仲介してくれるため、あなたに合う企業を紹介してくれます。

加えて「キャリア相談、求人の紹介、選考日程の調整、選考対策、待遇交渉など、転職」など転職活動にまつわる全ての事を代行してくれます。

これだけのサービスがありながら利用料は無料です。

転職エージェントは「転職者が企業に採用された段階で年収の30%を受け取る」という報酬体系になっているため無料でも良質なサービスを受けられるのです。

半年と言えど社会経験があるのであれば、それをもとに「転職先を判断する力」はついていると思いますので、「人」が間に入ってくれる転職エージェントの方が圧倒的におすすめです。

転職するか決まってなくても登録してくべき理由

私もそうでしたが、「仕事を辞めたいと思う事と」と「転職を決断する事」にはまだ距離がありますよね。

実際に自分が転職できるかもイメージが湧かない時期もあります。

そんな人でも「転職エージェント」には登録しておくべきです。実際に転職しようと決断してからすぐに転職できるわけではありません。

しかし、事前に企業情報や転職対するイメージ、自分はどういう所に転職したいのかなどを専属コンサルタントを通じて知っておくと動きやすくなります。

加えて転職エージェントの求人は登録しなければ見る事が出来ない案件も多く、ネット上の企業情報だけ見ていて視野が広がりません。

私の知り合いで大手転職エージェントで働いている人に聞くと、「実際に転職するか決まっていない登録者は非常に多い」との事。

エージェント側もそれは分かっているので、意志が固まっていなくても今のあなたに合った対応をしてくれます。

まずは登録してから「転職するかどうか」を考えてみたほうが、今後動きやすくなるのでおすすめです。

おすすめ転職エージェント

筆者もこれまで数10社以上の転職サービスに登録をしてきました。実際に転職をする・しないは相談してから考えればよいので、まずは自分に合う仕事を探そう、くらいで利用してみてくださいね。

【2022年度・イチオシ転職・就職サービス】

ハタラクティブ
⇒スマホ面談で適職が分かるサービスを提供。最短2週間で内定!マンツーマンサポートもあり。未経験OK、スキルや経歴に自信がない人にオススメ。

DODA(デューダ)
国内最大級の求人数、丁寧で親身なサポートを受けたい人向け。80%以上がサイト上には公開されていない非公開求人です。とりあえず、大手で安心なので登録しておくべき一社です。

10代〜20代向け就職エージェント「UZUZ」
⇒ブラック企業を徹底排除した企業紹介をしてもらいたい人向け。内定率86%以上、入社後半年の定着度95%と高い実績を誇っています。

JAC Recruitment
⇒大企業・外資系企業での転職を目指したい、ハイクラス・ミドルクラス向け。グローバルな環境に挑戦したい方には、まずは登録をおすすめします一社。

リクルートが運営、既卒・第二新卒に強い「就職Shop」
⇒経験の少ない20代を手厚くサポート。社会人未経験の方でも登録可能です。書類選考で落とされることのない企業を紹介していただけます。

転職エージェント利用の注意点

上で紹介した転職エージェント意外にも沢山存在しています。

私的には、多くの転職エージェントに登録をして専属コンサルタンとの話を一度聞いたうえで自分が利用するサービスを絞っていく事がおすすめです。

理由としては上でも説明した通り転職エージェントの報酬は「採用決定後に就業確定が行われて始めて企業側から年収の30%が支払われる」と言う仕組みです。

そのため、転職希望者の意向よりも「採用させやすい企業」「報酬が高い企業」ばかりを紹介してくるエージェントがいる事も事実です。

歩合制を取っているところが多いため、これは正直担当のコンサルタント次第と言う所も否めません。

出来る専属コンサルタントの人は、転職希望者の将来のビジョンに照らし合わせながら一緒に親身になって転職先を探してくれるので、コンサルタントを見極めるという意味でも最初は多くのエージェントに登録して話を聞いてみる事が良いでしょう。

転職するか決まっていない時はキャリア相談

実際に転職するか決まっていないし、エージェントに登録するのは気が引けるという人もいますよね。

そういった人は、「キャリア相談」を利用してみるのもありです。

キャリア相談サービスでは、自分の気持ちに寄り添ってもらいながら、現実的に10年後20年後を見据えながら今後のキャリアを一緒に考えてもらえます。

転職ありきの相談でも、その会社に留まるための相談でもありません。

転職することも、会社にい続ける事も人生のゴールではありませんもんね。

自分の人生をどういうキャリアで過ごしていきたいかを一緒に発見してくれますので、「自分がどうしたいか分からない」と思っている人は利用してみる価値は大いにあります。

【新卒新入社員におすすめキャリア相談】

スキルを身に付けて転職するのあり

転職するにあたって、エージェント紹介やキャリアを考える事も物凄く大切ですが、「スキルを身に付けて」から転職を考える事もありです。

ここ近年人気なのがプログラミングです。

今後ますます、IT技術は必須となるため、プログラミングの技術は大きく役に立ちます。

多くの人が未経験からプログラミングを学んでWEB関係の職種に転職しているという現状もあります。

もう一つは、「英語を学ぶこと」です。

翻訳機能が強化されてきたと言っても、“英語を使える”という事は転職市場においては大きな武器になります。

“意味がない”とよく言われるTOEICですが、実際は点数を持っていると「英語を使える可能性はある」「勉強をしっかり取り組める人」「英語の基礎知識はある」という判断基準になります。

私は割とTOEICで点数を取るという事は、一つの目安になると考えています。

TOEICでもなくても、英語のスキルを身に付ける事は大きな武器ですので、考えてみるのはありです。

職種だけではなくどうなりたいかが大事

転職をするにあたって、大切なのは「職種ではなく自分がどういったキャリアを歩みたいか」という事です。

これが転職でステップアップしていく人の特徴と言っても良いでしょう。

職種や企業は確認してみると分かりますが、星の数ほどありそこから自分に合う企業を見つけるのは容易ではありません。

なのでまずは「自分はどうありたいか」という事を知る事で、どういった企業が自分に合うのかという事が分かり絞れます。

キャリア相談ではそういったところを重視して考えてくれますし、それをもとに転職エージェントに登録するとコンサルタントも企業を紹介しやすくなります。

転職でのミスマッチが起こらないように、「今後の自分はどうありたいのか」を考えてみてください。

選択肢があった方が人生辛くない

新入社員として半年過ごしてみて、会社を辞めたいけど、転職のイメージも分からずどうしたらよいのかと悩んでいる人は「選択肢がある」という事を知りましょう。

人は選択肢が無くなった時に、その場所に縋りつくために自分でも気づかない「小さな嘘」を付くように出来ています。

その嘘を自分の中で蓄積していくと、「自分の事が好きでなくなるため」自己肯定感は下がりどんどん毎日が辛くなっていくのです。

選択肢を知らないとじり貧で辛くなる

それでは、今が辛い新入社員にとっての「選択肢を知る」とはどういう事でしょうか?

それは、これまで話してきた通り「会社を辞めても生きる道はある」という事です。

とくに、「転職できる」という事を知る事はとても大事です。

世間的な「1年で仕事を辞めるやつはどこでも続かない」と言う声を信じて「今の会社」だけしか見ていないと、じり貧で辛くなっていきます。

世の中には「転職できる企業」が沢山あって、自分はまだまだ転職できるという事を知ると人は強くなります。

嫌な事や、自分の意志に反することに「No」を突き立てられるようになるのです。

誰でも転職できる事を知る必要がある

大切な事なので、何度も言うのですが「新卒半年で会社を辞めても転職できます」

自分が出来ないと思っている人がいるのであれば、それはただ「知らない」からです。

星の数ほどある企業の中で、今の会社の常識や上司が言っている事が全てに当てはまる事はまず考えにくいです。

もしかしたら、キャリアをしっかり考え転職する事が出来ればあなたに合った仕事が見つかるかもしれません。

嫌々今の仕事を続けていくよりはその可能性は高まりますよね。

なので、まずは「転職という選択肢がある」という事を認識してください。

「選択肢があると人は強くなれます」

退職を伝えられない場合は

「辞める」事を考えると、厳しい上司や、逆にいつも優しくしてくれた周りの人の顔が思い浮かんで「退職を伝えられない」という思いが出てきますよね。

でも、その思いで自分の人生のチャンスを潰すのは非常に勿体ない事です。

ここでは、退職を伝える勇気が出ない時どうやって伝えるかを紹介します。

一生会わないつもりで話す

まずは、勇気を振り絞って正面から離すという事です。

一番効果的かつ、良いやり方です。

その際に、「どう思われるか?」と心配すると話すことが出来なくなるので“一生会社の人とは合わないつもりで話す”ようにしましょう。

と言うより、実際に会社を辞めてからその会社の人たちに会う機会はほぼ皆無です。

私の周りでも前職の上司や同僚に会ったという人はほとんどいません。

なので、「どうせい一生会わないからいいや」くらいの気持ちで行く事をおすすめします。

意外と多い退職代行サービス

もう一つどうしても勇気が出ない人におすすめしたいのが「退職代行サービス」です。

私が現在勤めている企業でも、ある日突然新入社員が来なくなったなと思い心配していたら、午前中のうちに本社に退職代行サービスがやってきて退職手続きを始めたという事がありました。

周りの人は、「少々驚いていましたが」私は「良い時代になったな~」少し関心してしましました。

退職代行サービスは怪しい企業ではなく、国から認可を受けている「労働組合法人」が運営しており安心できるものとなっています。

退職の意志を伝える事が「転職を考える上での足枷」になっているのであれば、利用する価値は十分にあります。

その思いで、「転職に踏み切れず」嫌な時間を過ごし続ける事の方が、人生にとっては良くないので興味のある方はぜひ利用してみてください。

【おすすめ退職代行サービス】

辞めたいなら半年で辞めてもOK

ここまで説明してきた通り、新入社員で半年で辞めたいと思うなら仕事を辞めても大丈夫です。

20代であればある程度の事はどうにかなるでしょう。

以下の点を注意すると尚失敗することは減るはずです。

無能だった私の転職活動の体験談

私自身も友達に誘われて、気軽な気持ちで初めは転職エージェントに登録しました。

友達に誘われてという点が、かっこ悪い気がしますが、まず20代の転職に特化した大手転職エージェントのハタラクティブに登録してみたんです。

特にハタラクティブにした意味はなく、20代や第二新卒に特化していたから。 無気力に陥ってどうでもよいと思っていたので、そこまで最初は期待していなかったのですが、これが私を大きく変えてくれます。

やる気はなかったですけど、どうせやるならという事でプロフィールは出来る限り丁寧に書いて登録しました。

エージェントから企業を紹介される

「どうせ、オファーなんて、自分には来ないだろうな」と思っていたのですが、現実は違いました。 ハタラクティブに登録すると、割と早めに担当となるエージェントからカウンセリング日程調整の連絡が来ます。

この時に、「まだ転職するか分からないし自信がない」と伝えたところ、多くの人が転職すると決めていない事、最終的に転職しない人もいるという事を教えてもらい「それだったら良いかな」ということでカウンセリングに参加しました。

この時に、担当者に「今の会社で上手くいっていない事」「自分に合う会社があれば転職もあり」という事を伝えたところ、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれたのです。

今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績があるわけではなかったので、多くの企業を紹介してもらった訳ではないんですが、すぐに3社ほどおススメされました。

どれも、今の会社か同じくらいのところでしたが「自分も転職できる企業あるんだ」と思うと、今辛くなりながら働いているのが馬鹿馬鹿しくなってきたんです。

その後、もっと転職できるのかを知りたくなってハタラクティブ以外の転職エージェントにも登録したところ、どこもいくつかの企業を紹介してくれました。

物凄く単純だったのですが、「今の会社がダメでも他にも会社はある」ということを知っただけで、凄く気持ちが楽になったんです。 紹介してくれるということは、無能とかあんまり関係ないと思えたんですね。 結果として、いつ辞めても良いやと思うことで、急に今の仕事への気持ちが楽になって、もう少し頑張ろうという気持ちになれたんです。
この中から数社実際に面接を受けて1社内定をもらいました。実際その時は行かずに仕事を継続したのですが、「選択肢」が増えた事で自信が付いたのを覚えてます。

関連:転職できないのはスキルがないから?成功につなげるスキルアップ方法

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転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。