新卒で入社して半年…「またミスしてしまった」「上司に怒られた」「自分は仕事できない人間なんじゃないか…」毎日そんな思いを抱えていませんか?
「ケアレスミスが多い」
「同じミスを何度も繰り返してしまう」
「もう辞めたい…」とまで考えてしまう人も少なくありません。
でも安心してください。
新卒のミスは「当たり前」です。
むしろミスをしない新卒の方が珍しいくらいです。大事なのは「ミスをどう減らしていくか」です。
この記事では、元人事採用責任者で1000人以上の新卒を見てきた私が、実際に現場で効果が証明された以下の内容をお伝えします。
コンテンツ
新卒にとって「入社半年」はまだ半人前。それでいいんです
新卒で入社して半年。
まだ「一人前の社会人」とは言えません。
むしろ、半年で完璧に仕事をこなせる人の方が圧倒的に少ないのが現実です。実際、上司や先輩のほとんどは
「新卒はミスして当たり前」
「半年くらいは教えながら育てるもの」
と考えています。
だからミスしたこと自体は、まったく恥ずかしいことではありません。大事なのは「ミスした後」の行動です。
ミスをただ「ごめんなさい」で終わらせていないか?
同じミスをまた繰り返していないか?
原因をちゃんと分析して、次に活かせているか?
ここを意識するだけで、周囲からの評価が180度変わります。ミスは成長の材料です。
怒られた回数=成長した回数、と言っても過言ではありません。焦らず、落ち込みすぎず、
「また一つ、プロに近づけた!」
と前向きに捉えましょう。半年後のあなたは、今のあなたが想像できないくらい
確実に成長していますよ。
新卒はミスをして当たり前|ベテランだってミスはする
完璧に仕事をこなせる新卒なんていません。
むしろ、入社半年でミスゼロの人の方が珍しいです。
実は10年目のベテラン社員だって、年に何回かはミスをしています。
それが仕事というものです。だからこそ、「新卒だからミスが多い」のは当然であり、
決して「自分がダメな人間」だということではありません。
新卒のミスは「大きな事故」にならないよう会社が守ってくれている
多くの企業では、以下の2つの仕組みで新卒を守っています。新卒を守る仕組み
具体的内容
① ダブルチェック体制
提出物・重要な作業は必ず先輩か上司が最終確認
② 責任の軽い仕事をアサイン
ミスしても会社に致命的なダメージが出ない業務からスタート
つまり、あなたがミスしても、ほぼ100%誰かがキャッチしてくれるようになっているんです。
これが「新卒を守るセーフティネット」です。だからこそ、ミスを過剰に恐れる必要はありません。
失敗=最速で成長できる最高の教材
新卒時代にしか味わえない最大のメリットは
「失敗しても取り返しがつく環境」にいることです。
ミス → 指摘される → 原因がわかる → 二度としない
このサイクルをたくさん回した人ほど、2年目・3年目で一気に伸びます。
ミスした直後にやるべき「正しい対処法」4ステップ【新卒必読】
新卒だからミスは当たり前。でも「ミスした後の行動」で評価が180度変わります。
私が人事時代に「こいつ、伸びるな」と感じた新卒は、みんなこの4ステップを自然にやっていました。
ミスした瞬間にやるべき4ステップ(これで怒られ度が激減します)
ステップ | 具体的な行動 | やってはいけないこと |
|---|---|---|
1. 即報告 | ミスに気づいた瞬間(5分以内が理想)に上司へ連絡 「〇〇の件でミスをしてしまいました。現在確認中です」と一言でOK | 隠す・後でバレないだろうと放置 |
2. 素直に謝る | 「申し訳ありません。私の確認不足でした」と言い訳ゼロで謝る | 「でも」「だって」「先輩が…」など他責にする |
3. 現状と影響を伝える | 「現在このような状況です。お客様への影響は〇〇です」と事実だけ伝える | 感情的に慌てる・長々と説明する |
4. 再発防止策を提案 | 「今後は〇〇のようにチェックを2度入れます」と自分なりの対策を伝える | 「すみませんでした」だけで終わる |
この4ステップをやるだけで、上司の反応が
「またか…(怒)」→「報告早いな。次は気をつけろよ(軽い注意)」
に変わります。本当に。
なぜ「即報告・素直に謝る」が最強なのか?
ミスを隠すと→後でバレたときのダメージが10倍になる
言い訳をすると→「責任感がないやつ」とレッテルを貼られる
即報告すると→「信頼できる新卒」と評価される(むしろプラスになることも)
実際に私が教育した新卒で、
入社3ヶ月で「何かあったらすぐ報告してくれるから安心」と上司から信頼されていた子は、全員この即報告ができていました。
ミスした後こそ「成長のチャンス」に変える一言テンプレート
上司に伝えるときの黄金フレーズ(そのまま使ってOKです)
「〇〇の件で私の確認漏れによりミスが発生しました。大変申し訳ありません。
現在はこうなっています。お客様への影響は〇〇です。
今後はチェックリストを作成して2度確認するようにいたします。
ご指摘いただきありがとうございます。」
これを言えたら、もう一人前の半分は超えています(笑)
新卒が「同じミスを何度も繰り返す」本当の5大原因【これを知れば8割は解決】
「また同じミスをしてしまった…」
これが続くと本当に辛いですよね。でも実は、同じミスを繰り返す新卒には明確なパターンがあります。
私が1000人以上の新卒を見てきて、ほぼ100%当てはまる原因を5つにまとめました。当てはまる項目が多いほど、今すぐ改善すれば劇的にミスが減ります!
No. | 原因 | 該当してる人の割合(私の体感) | すぐできる対策例 |
|---|---|---|---|
1 | 焦りすぎている(スピード優先) | 約70% | 作業前に「正確さ>スピード」と3秒唱える 付箋に「落ち着け」と書いてモニターに貼る |
2 | ミスの振り返りを一切していない | 約85% | ミスしたらその場でメモに「原因・再発防止策」を30秒書くだけ |
3 | プレッシャーを受けすぎている | 約50% | 上司に「正確にやるために少し時間をください」と一言伝える勇気 |
4 | 自分の苦手パターンを把握していない | 約90% | 過去1ヶ月のミスを全部書き出して「ミスあるあるパターン」を見つける |
5 | 仕事が根本的に向いていない | 約15% | 3ヶ月頑張っても減らないなら部署異動・転職も視野に入れる |
原因1位:焦りすぎている(新卒あるあるNo.1)
「早く終わらせなきゃ」「遅いと思われたくない」
この気持ちが強すぎると、脳が「スピード優先モード」になって確認が雑になります。
対策例
・作業前に深呼吸3回
・デスクに「正確に、落ち着いて」の付箋を貼る
・「5分遅れてもミスしない方が結局早い」と自分に言い聞かせる
原因2位:ミスの振り返りをしていない
「とりあえず謝って終わらせたい」→ 次も同じミス
これが最悪のループです。
1日たった30秒で終わる振り返りテンプレート(これだけで同じミスが激減します)
今日したミス → 〇〇の数字を打ち間違えた
原因 → コピペした後、目視確認をしなかった
今後の対策 → 数字は必ず2度見+音読チェックする
これをスマホメモに残すだけで、1ヶ月後には「同じミスゼロ」になります。
原因3位:上司・先輩からのプレッシャー
「早くしろ」「まだ終わらないの?」と言われ続けると、
脳がパニック状態になりミスが増えるのは生理現象です。
対処法
・「正確に仕上げるために、少しお時間いただいてもよろしいでしょうか?」
この一言でプレッシャーが7割減ります(実際に言えた新卒は全員ミス激減しました)
原因4位:自分の「ミスあるあるパターン」を知らない
例:
・15時~17時は集中力が切れてミスが増える
・誰かに話しかけられた直後にミスする
・エクセルのコピペ作業で必ず間違える
これを知るだけで、「危ない時間帯」「危ない作業」は事前に対策できます。
原因5位:仕事が根本的に向いていない(これを見逃すと危険)
3ヶ月以上本気で頑張ってもミスが減らず、毎日が苦痛…
そんなときは「努力不足」ではなく「ミスマッチ」の可能性があります。やりたい仕事と全然違う
自分の性格と業務内容が真逆(内向型なのに飛び込み営業など)
こういう場合は、無理に続けるより早めに見切りをつける方が人生にとってプラスになるケースも多いです。
ただ、いきなり「辞めます!」と言うのは怖いですよね。私も新卒時代に「この仕事向いてない…」と1年悩んだ末に異動願いを出したら、
実は社内に自分にピッタリの部署があって、そこに行ったらミスが激減して楽しくなった経験があります。だからこそ言えるのは
「向いてない」と感じたら、まずは選択肢を知ることが大事だということ。
実は新卒1年目でも使える転職エージェントがあるって知ってました?
「まだ1年も経ってないし…」と諦めている人が多いんですが、
実は入社半年~1年目のポテンシャル採用を専門にしているエージェントがいくつかあります。私がいま人事担当者に「新卒1年目で辞めたい子が相談してきたらどこ紹介する?」と聞かれたら、
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ミスばかりな状態を改善する方法
ミスをするとストレスがかかりますし、できることならミスをせずに仕事をしたいですよね。
そのために、ミスを防ぐための方法を取り入れていく必要があります。まずは自分にできそうなことから実践してみてくださいね。
メモをとる
基本的ですが、メモをとることはとても大切です。
新卒はわからないことばかり。
教わったことはメモに取らないと忘れてしまうので、メモをとる習慣をつけましょう。
さらに「メモをしっかりとっていて好印象だな」と思ってもらえて一石二鳥。
ダブルチェックをする
任された仕事が終わったら、自分でもう一度確認をしてみましょう。
チェックをすることでミスに気づくことができます。
ミスをした後にリカバリーをする方が大変ですし時間もかかるので、面倒かもしれませんが、チェックは忘れずに行いましょう。
わからないことは確認する
- 教わったときは理解したつもりになっていた
- いざ作業をしようとしたら、よくわかっていなかった
- 一度にたくさん教わったから、よく理解できなかった
ということはないでしょうか。
とくに初めての作業はイメージがつかめず、理解できていないことも多いです。
報連相を徹底する
報連相(ホウレンソウ)とは、報告・連絡・相談のことです。
新卒はまだ仕事の段取りや優先順位を自分で判断することが難しいでしょう。
結果、スケジュールに遅れがでたり、急ぎの仕事を後回しにしていたりするので、上司や先輩へ報連相を徹底するとミスが起こりにくくなります。
上司は、
- 今あの人はどんな作業をしているのだろう
- まかせた仕事はどれくらい進んでいるのだろう
- こういったミスが起こるかもしれないから、対応策を先回りで考えておこう
などと考えています。
仕事の全体像を理解する
仕事の全体像を掴んでいないと、何のためにやる作業や仕事なのかが分からず、ミスややり直しになるといった問題が起こります。
- この資料を作る目的はなんだろうか
- 次の工程では誰がどんな作業を行うのか
- このプロジェクトには誰が関わっているのか
などを考えることで、ゴールが明確になります。
それでもミスが減らないとき
ミスの原因を振り返って、改善策をとってもミスが減らないときは周りの人に相談してみましょう。
例えば、下記のような人です。
- 職場の信頼できる人
- 家族やパートナー
- 親しい友人や知人
とくに社会人の人であれば、同じような経験をしてきてるので、親身に相談に乗ってくれるはずです。
しかし、身近の人への相談は気が引けるという人もいるかもしれません。
そんなときは転職エージェントに相談してみるという選択肢もあります。
- 第三者の目線から客観的な話がきける
- 自分に合っている仕事を教えてもらえる
- 話すことで気が楽になる
といったメリットがあります。また、転職エージェントでは、
- 非公開求人の紹介
- 企業とのスケジュール調整
- 履歴書と職務経歴書の添削
- 面接対策
などのサービスを無料で受けられるので、活用して損はまったくありません。
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まとめ:ミスは原因と対処法を知れば怖くない
新卒のミスはあまり気にしなくてOKです。
ミスをしたときは、
- 誠意をもって対応する
- ミスの原因を振り返る
- 同じミスをしないように改善策をとる
これらに取り組みましょう。
今の職場や仕事が自分に合ってないと思ったら、転職活動をするのも選択肢の一つです。まずは話を聞いてみようかな、くらいで利用してもよいでしょう。
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