入社して数カ月「モヤモヤ」した気持ちが消えない新入社員も多いのではないでしょうか。
入社前とのギャップに苛まれることは新入社員には珍しくありません。
それを払しょくするために「転職」するのは良いと思いますが、その前に「本当にやりたい事」を見つけて選択ミスが起こらないようにしましょう!
「本当にやりたい事」は人それぞれなので、自分で見つけるしかありません。
筆者も同じような悩みを抱えていた時期がありますので、その時の経験を踏まえて自分で「本当にやりたい事」を見つけるためのヒントとなる質問を紹介していきます!
前半部で「本当にやりたい事とは何か」を筆者なりの考察で紹介していますのでそちらも踏まえて参考にしてみて下さい。
本当にやりたい事とは何か?
筆者自身の経験から転職を考えている新入社員に伝えたい事は「本当に自分のやりたい事が分かっているか?」という事です。
筆者自身も新入社員時代とても「辛く」頭の中は「転職」という文字が浮かんでいました。それと同時に「これって場所の問題かな?」という疑問も浮かんでいたのです。
辛いのが場所の問題も当然あります
まず断っておきたいのは新入社員で仕事が「辛い」のは場所の問題も当然あるという事です。
ブラック企業という言葉は当たり前で、パワハラやモラハラなど横行している職場もきっとあるはず。
そういった職場で「涙が出てしまう」くらいであれば、すでに脳が限界を迎えている可能性がありますので、転職をして場所を変える事をおすすめします。
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本当にやりたい事が分からない状態
筆者自身も自分が「本当にやりたい事が分からない状態」が続き苦しんでいました。
この状態はいわば「目的地があるのに(目的地があると気づけていない)、地図もコンパスも持たずに航海に出された状態」だと、後になって気づきました。
この状態で転職ををしても、さまよっている状態は変わりません。
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新入社員とはいわば「航海にでる年齢だから、ほら行っといで」と何の準備もせず送り出された状態のなのです。※もちろん、自分のやりたい事を明確にしている人もいます。
モヤモヤとした感情
「モヤモヤ」とした感情の正体はこれです。
もっと細かく分析していくとどこに向かえばよいのか、その方法も見つけ方も分からない「不安」「恐怖」「焦燥」「孤独感」です。
結局場所を変えても同じ
この「モヤモヤ」を抱えているなと認識があり転職を考えている新入社員はおそらく場所を変えてもこの「モヤモヤ」消えません。
どんな会社に転職するとしても、まずはこの「モヤモヤ」を消してからの方が良いのではと筆者は考えます。
後半で筆者の役に立った「モヤモヤ」を消すための2つの質問を紹介します!
目的地が分かればモヤモヤは消える
「モヤモヤ」とした感情を消すためには以下の事が重要になってきます。
〇目的地を持つ
〇目的地があるという事を知って目的地を見つけるという目的を持つ
これらを持つための質問を紹介する前に、なぜ「目的地もなく航海に出てしまったのか」を筆者なりに考察していきますのでこの状態で転職するのが恐怖という人は是非参考にしてみてください。
嘘に慣れてしまって分からない
筆者は、なぜ「目的地もなく航海に出てしまったのか」という事を当時ずっと考えており「嘘に慣れてしまっている」事が原因だという結論に至りました。
【就活中の嘘】
・やりたい事が浮かんでも、良い企業に入る方が良いとすぐ自分を言い聞かせる
・第一志望でもないのに、面接で第一志望と堂々と言う
・上京したいのに周りの友達に合わせて地元で就職する
これらは決して悪い”嘘”ではないですが、自分のやりたい事を抑えるという状態がデフォルトモードになってしまっており、挙句「本当にやりたい事が分からなくなっている」という状態に陥ってしまいます。
これを踏まえた上で、次に紹介する質問を自分にしてみてください!
目的地を知るための質問
「自分が本当にやりたい事=目的地を知る」という事は、まず「今やっていることが本当にやりたい事なのか?」という事も同時に考えなければいけません。
これらを、踏まえたうえで次の質問をしてみてください。
給料が貰えなくてもやりたい事は?
「明日から給料がありませんと言われたら、今の仕事続けますか?」
この答えが即答で「No」で在れば、新入社員のいまやっている仕事は「自分のやりたい事ではない」という事です。
「でも、生きていくためには仕方がない!」と言いたくなる人もいるとは思いますが、それは間違いなく正解です。
ただ、これは「自分のやりたい事を知る」という目的のための質問なので、そのあたりは一旦おいて考えてください。
お金をもらえなくてもやりたい事
「お金をもらえなくてもやりたい事がありますか?」
この質問に「Yes」と答えるのであれば、「やりたい事」があるという事です。
すぐに仕事に照らし合わせては「これ!」というのは出てこないと思いますので、「ゲーム」や「釣り」「旅行」「友達と遊ぶ」など、お金をもらえなくてもやりたい事を書き出してみてください。
そういった本音が「仕事をする上でも自分の本当にやりたい事」を見つける考え方のヒントになっていきます。
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5年後死ぬとしたらどうする?
「5年後死ぬとしたら、今の仕事続ける?」
これは、ありきたりの質問ですがもしこれに「No」という答えが出るのなら「今やっている事はやりたい事では」ありません。
この話は聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
では、なぜ筆者があえて「明日」ではなく「5年後」にしたかというと、「明日死ぬとしたら」って全然イメージが湧かないからです。「明日死ぬとしたらやりたい事限られまくるじゃん!」と思ってしまい、考えが膨らみませんでした。
なので、自分の努力次第で何かを変えられる5年くらいが丁度良いと思っています。
転職して5年後のイメージも仕事に慣れてきているとか思い浮かびやすいですよね!
5年後どうなっていたい?
「5年後の自分はどうなっていたい?」
先の質問が「No」であれば、こう問いかけてください。
「お金がもらえないとしても」の質問と同様に、明確な答えが無くても、「毎晩心安らかに眠る」とか「年収が今の倍ある」とかそういったもので構いません。
大事なのは本音を出すという事です。
紙に書いて形にしていく
これらの質問で「目的地がある」という事が分かったら、次に出てきた本音を「紙に書いて」みましょう。
【紙に書く理由】
・人間はすぐに忘れてしまう生き物だから
・浮かんできた本音は日常生活にもどるとすぐにかき消されるから
・書くことで書いた言葉同士が繋がり形作られていくから
答えは人それぞれ
「モヤモヤ」とした感情が消えず「転職」を考えている「新入社員」は一旦、一歩下がって目線からこの質問を自分にしてください。
答えは人それぞれですので、浮かんできたものに「不正解」はありません。大切なのはまず「本音」を出してみる事です。
誰かに言うと、他人の目線が入って”嘘”が混じりやすくなるので人には言わず自分一人でやる事をおすすめします。
最後にちょっと注意点として、「このような話を使って、情報商材を売ろうとする人たちが大勢いますので注意です!それも踏まえて、人に相談せず自分でまず考えてみる事をおすすめします」
筆者と同じような思いを抱えている「新入社員」の方に少しでも参考になれば幸いです。
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