「新入社員で仕事ができないので辞めたい。」
「いま本当に辞めても大丈夫だろうか?」
「辞めた後に、適職を見つけて転職する方法は?」
このような気持ちを抱えていませんか?
私も新入社員の時に仕事に悩んだ経験があるので、気持ちは理解できます。
結論を言えば、「仕事ができない」という一時的な感情だけで辞めるのはおすすめしません。
おすすめの方法としては、辞めたいと思ったとしても一定の期間は転職エージェントの利用やキャリア相談、資格取得など前向きに取り組んでみて、良い機会が見つかれば転職活動を本格的に実施するということ。
短期間で仕事を辞めると転職は不利になるケースがあります。周りとの人間関係も悪化する可能性があります。
まずは、今やるべきことにフォーカスして取り組み、転職活動や資格取得など新たな取り組みを開始しましょう。
本記事では、仕事を辞めるべきかの判断の仕方、自分の適職を見つけて転職する方法を紹介します。
コンテンツ
多くの新入社員が仕事できないことが原因で、辞めたいと思う主な理由
ここでは、多くの新入社員が「仕事ができない」ことが原因で辞めたいと思う主な理由を説明します。
人によって理由は様々ですが、ある程度は共通している悩みを紹介します。
- 自分だけ仕事ができないと思っている
- 自分だけ周りと上手く行っていない
自分だけ取り残されているように感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
周りに気を遣いすぎて、仕事の成長が遅い
新入社員の中には、入社して1週間ほどで辞めたくなる人も多くいます。
気を遣うことばかりに意識がいき、仕事で成長できていないと感じてしまうことが辞めたい気持ちにつながっています。
周りの社員はほとんどが年上で、仕事も右も左も分からない状況なので、入社して間もない時期は心が休まる暇がありません。
新入社員であれば誰もが経験することだと思って、割り切りも必要です。必要に応じて、同僚や信頼できる上司にどのように乗り切ったかなど相談してみましょう。
簡単な仕事でも成果が出せない
入社してすぐは責任のある仕事を担当できず、簡単な仕事を割り振られる場合が多いです。
簡単な仕事とはいえ、一人前にこなせる様になるには一定の期間を要します。
新入社員も、スキルをあまり必要としない仕事を担当させられていることは直感的に理解しています。ただ、最初は成果が出せないので、自分は仕事に向いていないと思い込んでしまうことが多いです。
もっと別の仕事を選べばよかったとか、もっと自分が心から楽しめる仕事が無かったのかと感じる場面もあるでしょう。
入社して数か月した頃は、他の仕事をしている人が羨ましく感じ、転職したい気持ちが出てくる時期でもあります。
新入社員は、経験も知識もないため、簡単な仕事が与えられることは当たり前です。職場では、一定簡単な仕事を与えて、人を「育てる」という考え方が背景にあります。
簡単な仕事でも、しっかり結果を出せる人は「信頼」を勝ち取り、徐々に仕事を任されるようになります。
短期的な思考で、仕事を選り好みするのは注意が必要です。
人間関係の悪化で、仕事のパフォーマンスを下げている
仕事ができずに、ミスを繰り返したり、怒られてばかりだと、自己肯定感が下がります。
自己肯定感が下がると、積極的に周りとコミュニケーションが取りにくくなり、仕事のパフォーマンスが下がります。
仕事で結果を出せずに自己肯定感が下がると、辞めたいと思うのは当然のことです。
他人は自分の感情の鏡です。
あなたが苦手意識を感じて他人と接していれば、相手も感情を察して苦手意識を感じるようになります。
職場で仕事をスムーズに進める上で、良好な人間関係の構築は必須です。人間関係の構築が仕事にプラスになると考えて、自分から周りに歩み寄れるか考えてみましょう。
プライベートの変化が原因で、仕事の結果がついてこない
プライベートの変化でモチベーションが低下したことがきっかけで、仕事で結果が出ず、辞めたい気持ちがで出る人もいます。
多くの新入社員は20代で、結婚や家族の状況などプライベートが大きく変わる場合もあります。
身の周りの環境の変化によって精神面が大きく影響を受けます。
- 結婚したから、もう働かなくていい
- 家族の体調不良で、仕事どころではなくなった
これらの理由で、目標達成へのモチベーションが低下する場合もあります。
プライベートで頭がいっぱいで、本気で仕事に取り組めない状態です。
本来であれば、しっかり結果を出せるはずの能力とマインドが影を潜め、仕事を辞めたい気持ちだけが前面に出てしまいます。
新入社員がすぐにでも辞めた方がよい会社の特徴は?
多くの新入社員が「仕事ができなくて」会社を辞めたいと思う理由を説明してきました。
総じて、仕事で結果が出せない状況で、モチベーションが低下してしまうことが退職につながっていると言えます。
ここでは、新入社員がすぐにでも辞めた方がよい会社の特徴を紹介します。
短期間で辞めることは、必ずしも自分に不利であるとは限りません。長く勤めていると、逆に将来的にマイナスになる会社もあります。
内容を参考にしていただき、十分に検討した上で転職を決断しましょう。
仕事内容が入社前の説明と明らかに違う
仕事内容が入社前の説明と明らかに違う場合も注意が必要です。
あなたがいくら努力しても、自分のキャリアプランを実現できない可能性があります。
「明らかに」違う仕事内容という点もポイントです。
入社してすぐは簡単な仕事を割り振られるケースが多く、一定のスキルを身に付けた後に本来の業務を担当させるのが一般的な流れです。
明らかに違う仕事と、一部分だけを捉えて決めつけるのは止めた方がよいでしょう。
確実に判断する方法は、先輩社員の様子を見たり、時間を見計らって話を聞いてみること。
あなたと同職種で入社している先輩社員が、別の仕事しか担当できていないのであれば、今後も希望の仕事を経験できる見込みが薄いと考えるのが妥当です。
このまま会社に在籍しても、あなたのキャリアプランが実現することはほぼありません。
健康面に影響が出るほど、ワークライフバランスが悪い
サービス残業が当たり前の風潮で、常に帰宅しづらい空気が漂っている会社は注意が必要です。仕事をしていく上で、最も大切なのは健康面です。気分転換や休息なしに仕事だけに没頭していると、心身ともに限界が来ます。
本格的に体調を崩すと社会復帰が難しく、今後に影響が出ます。
会社の内情は入社しなければ分からない部分はありますが、事前に評判サイトなどで調べたり、転職エージェンントに聞いたりすれば分かる場合もあります。
すでに会社を辞める決断をしている人は、転職活動の際にワークライフバランスに関する評判を徹底的に調べましょう。
受け流せないほど、パワハラ・セクハラが酷い
パワハラやセクハラに悩んで心身ともに限界であれば、我慢せずに転職しましょう。
健康面はあなたの人生において最も重要です。今後の目標を達成していく上での基盤とも言えます。
直接パワハラやセクハラの被害にあっていなくても、今後あわないとは言い切れません
身近な人が次々と退職していったり、新入社員がすぐに辞めているなど、おかしいなと感じたら、抱えこまずに相談するようにしましょう。
会社に直接相談すると、社内の人間に伝わって関係性を壊す場合があります。外部の機関を利用して相談すると安全です。
例えば、キャリアコーチングは、具体的なキャリアプラン構築のサポート以外にも、職場の人間関係や仕事の悩みに関する相談にも応じてくれます。
パワハラ・セクハラを受けると、心に深い傷を負います。今後に影響が出るので、早めに対処しましょう。
有給休暇がスムーズにとれない
2019年には労働基準法が改正され、年5日の有給休暇の確実な取得が義務化されました。
以下の条件で、10日間の年次有給休暇の取得が可能です。
- 雇入れ日から6カ月が経過
- その期間の全労働日の8割以上を出勤
しかし、上記の取得条件を満たしても、人が足りないなどの理由で受理されないケースもあります。
法律で定められている以上、有給休暇をスムーズにとれない会社はコンプライアンス的に問題があると考えましょう。
そもそも、有給休暇もまともにとれないスケジュールで、業務を割り振る必要がある体制に問題があります。
評価制度が偏っている
評価制度が偏っている会社は、正当な評価を得られません。
あなたがいくら努力しても報われず、将来的に希望のポジションで仕事ができない可能性もあります。
業績やスキルに関係なく、特定の年代や職位が際立って優遇されているのであれば、正当な評価制度とは言えません。
あなたがキャリアアップを果たすためには、正当な評価を得る必要があります。
いくら努力しても報われない評価制度であれば、転職を検討してもよいでしょう。
入社直後は慌ただしくて頭が回らないかもしれませんが、評価制度の説明があればメモを取りながらしっかり聞いておきましょう。
初日から、挨拶してもほとんどの人から返ってこない
初日から、挨拶してもほとんどの人から無視される会社は何かしらの問題があります。
いくら新入社員の身分とはいっても、挨拶を返すのは社会人としての常識です。
数か月の勤務後なら、勤務態度が悪かったなど色々な原因があることは考えられます。
初日から挨拶が返ってこない場合、元々その会社の雰囲気が最悪であるか、非常識な会社である可能性が高いです。
社会人としての成長や今後の働きやすさを考えると、長く勤務するメリットはない会社と言えます。
給与形態が雇用契約書と異なる
給与の支払い形態が雇用契約書と異なる場合も、会社として問題があります。
- 基本給20万ではなく、実際の支給は手当を全て足した総支給額
- 残業代は満額支給ではなく、みなし残業制を引いていた
上記の様に、雇用契約書と違う形で給与が支給される事例も多いです。
従業員への告知や同意なく、給与形態を勝手に変更する行為は違法にあたります。
どのような理由があっても、違法行為をする会社に長く在籍する必要はありません。
新入社員の短期間で仕事を辞めるデメリット
短期間で仕事を辞めるのは転職活動で不利ですが、会社からポテンシャルを認められれば内定は獲得できます。
しかし、転職は決して簡単とは言えないので、短期間で辞めるデメリットを十分に理解して転職活動に臨む必要があります。
ここでは、新入社員の短期で仕事を辞めるデメリットを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
書類選考の通過率が下がる
応募先企業は、採用してもすぐに辞めると思い、短期間で辞めた人にネガティブな印象を持つ傾向があります。
書類選考の通過基準は応募先企業によって異なりますが、1年以内で退職した応募者は選考対象から除外する企業も多いです。
既卒や第二新卒の転職は、基本的なビジネススキルや業務スキルを求められます。
短期間で退職すると、これらのスキルが身に付いていないと判断されるケースが多いです。
顔が直接見える面接に比べ、書類選考はスキル面を中心に合否が決まりやすいので、ポテンシャル重視の新卒時代よりも通過基準が厳し目になります。
そのため、短期離職するとスキル重視の書類選考が通りづらくなります。
たとえ1年以上在籍しても、新卒時代には難なく通過していた書類選考が、通過しないことはよくあります。
内定を獲得するための第一歩は、応募書類の書き方を工夫して、会ってみたいと思わせることが大切です。
面接で厳しい対応をされる
短期間で仕事を辞めると、面接で厳しい対応をされる場合があります。
応募先企業はあなたに対して、長期間勤めてくれる人材かを確認したいからです。
圧迫面接を実施する企業は一定数存在するので、前職の在籍期間は関係なく、一度は経験するかもしれません。
しかし、短期間で辞めた人はストレス耐性がないと判断されるので、圧迫面接を経験する確率は総じて高いように感じます。
明らかな圧迫面接と言えなくても、退職理由については厳しく質問されることが予想できるので、十分に準備をして臨む必要があります。
周りからプレッシャーをかけられる
入社して短期間で辞めると、周りの人から責められたり、嫌味を言われることがあります。周りからのネガティブな言葉に反応しない人は良いですが、多くの人は真に受けて落ち込んでしまいます。
「こんな短期間で辞めたら、どこの会社に行っても通用しない。」
「どこでもいいから早く転職しろ。」
「他の新入社員は、何を言われても頑張ってるのに。」
このように、周りからプレッシャーをかけられても、気にしない図太さが必要です。
周りから批判されたら、受け流すか、見返すためにも未来に向けた行動に移しましょう。
新入社員、仕事ができないので辞めたい時の対処法4選
新入社員が仕事を短期間で辞めると、ある程度のリスクがあることは理解できたと思います。続けられる見込みが少しでもあるのなら、仕事を継続しましょう。
ここでは、現状の辛い状況を改善するために、仕事を辞めたい時の対処法を4つ厳選して紹介します。
短期間で辞めるリスクを理解して、今の仕事を何としてでも継続させたい人は参考にしてみましょう。
他の新入社員も悩みながら仕事をしていると思い込む
仕事や人間関係で悩んだら、自分だけが辛いのではないと言い聞かせましょう。
他の新入社員も悩みながら社会人として働いています。
入社してから順風満帆な人は、本当に少数です。
皆何かしらの悩みを抱えて、毎日重い足を引きずりながら通勤しています。
どんな仕事でも責任をともないます。
楽な仕事はないと思い、前向きに頑張りましょう。
入社してすぐは、他の仕事をしている人がうらやましく感じる場合があるかもしれません。それは、自分が関わっている仕事が思うようにできないからです。
仕事で結果が出せないのは、入社したばかりであれば当然のことです。
困難は自分を成長させるチャンスと前向きに取り組むことで、徐々に仕事のコツやスキルを身につけていきましょう。
質問する前に自分で考えてみる
スキルを早く上げたければ、質問する前に自分で考えてみましょう。
質問する前に調べて答えを考えるからこそ、教わった内容をしっかり吸収できます。
新入社員は分からない点を聞けば、すぐに教えてもらいやすい立場です。
だからこそ、自分で考える経験が不足して成長の機会を逃します。
不明点や知らない知識があれば、まずは自分で調べて基本的な内容を理解しましょう。
その上で、どうしても確認が必要な部分を質問しましょう。
聞かれた相手も手取り足取り教える必要がないので、ポイントを絞って答えられます。
例えば、「OOについて自分なりに調べて考えて、XXが最適だと思うのですが、ご意見いただけますでしょうか?」など、自分なりにまずは仮説を持つ練習は、成長スピードが格段に上がります。
自分で調べる習慣をつけることで知識が身に付くだけではなく、業務に必須のリサーチ能力も上がるので一石二鳥と言えます。
仕事の魅力を見つける
辛さばかりが先行してモチベーションが低下したら、些細なことでも仕事の楽しい面を見つけましょう。
あなたは今の仕事に対して、何かしらの魅力を感じたからこそ入社したはずです。
仕事の魅力を見つけるためにおすすめの方法は、担当した仕事で上手くいき、嬉しかった出来事を書き出してみること。
書き出したメモを見返す中で、徐々に仕事の楽しさに気づけるようになります。
入社前の初心を思い出して、少しずつ仕事の魅力を見つけていきましょう。
できない新入社員だと思われたくない気持ちを捨てる
できない新入社員だと思われなくない気持ちを捨て、分からないことは積極的に聞く姿勢を大切にすると仕事で結果が出ます。
結果が出ることで、ギクシャクしていた会社との関係も好転します。
私も以前はそうでしたが、下手に質問をすると自分の評価を下げてしまうと考える新入社員は多いです。
しかし、会社としては新入社員の段階で仕事で分からないのは当然だと考えているので、実際は遠慮せずにもっと質問して欲しいと思っています。
会社があなたに不満を持っているとすれば、仕事の出来が原因ではなく、積極的に質問しない消極性でしょう。
新入社員のうちは、簡単な内容でも質問することは恥ではありません。
下手なプライドから、いつまでも分からないことをそのままにして、何年経っても同じミスを繰り返すことの方が評価を下げます。プライドを捨てて、分からないことは素直に聞きましょう。
新入社員で仕事ができると判断されるポイント
私も数年の社会人経験はありますが、会社から評価されている人には共通点があります。
何か特別なことをするのではなく、仕事を行う上の基本的な姿勢を徹底的に大切にしている人は成長速度が早いです。
ここでは、新入社員で仕事ができると判断されるポイントを紹介します。
職場から評価されていないと日頃から感じる人は、ぜひ参考にしてみてください。
メモをしっかり取る
メモを取って見返せば1度言われた内容が定着するので、何度も同じ質問をして評価が下がるリスクが減ります。
メモを取りながら話を聞くと、話し手は真剣に話を聞いてくれている印象を持つので、関連がある有益な情報も次々教えてくれるものです。
メモを見返すことで、何かしらの気づきが得られることもあります。
過去に記録した内容や指摘事項に、成長のための秘訣が含まれているケースは多いです。
人間は忘れる生き物なので、必要な情報はこまめにメモを取る習慣をつけましょう。
身の回りの整理・整頓がされている
身の回りの整理・整頓をしっかりしている人は、総じて仕事の評価が高いです。
整理・整頓を徹底していると、どこに何があるのかが把握できるので、情報へのアクセスが早く効率よく仕事ができます。
仕事では不明点を自己解決する機会が多く、元々の自分が持っている知識やスキルで解決できなければ調べることになります。
自分の知りたい情報に効率よくアクセスできれば、問題解決までの時間が短縮して仕事のスピードが上がります。
仕事の効率が上がらなければ、精神的な余裕も生まれず、ミスも減りません。一つのミスが会社の信用を低下させるケースもあるので、身の回りの整理・整頓を徹底しましょう。
当事者意識が強い
仕事ができる人は当事者意識が強く、自分には直接関係がないような話題でも自分事のように捉えます。
一つの仕事は独立しているのでなく、多くの仕事が連携して成り立っています。
仕事ができる人は、他の人の話を自分には関係がないと思うのではなく、自分の仕事と関連付けて聞こうとします。
何かトラブルが起こった時に、これまで得た幅広い知識と紐付けて解決策を考え出すことが可能です。
当事者意識が強い人は、何事も他人任せでなく、自分で解決しようとする主体性も強いので仕事で成功を納めます。
話しが簡潔で伝わりやすい
コミュニケーションスキルが高い人は、話が簡潔です。
結論から話しを組み立て、できるだけ短い話しで要点を伝える力があるので、報連相を的確に行えます。
話す時間が短い分だけ、聞き手が解釈する情報が少ないので、要点のみを分かりやすく伝えることができます。そのため、後から言った言わないというトラブルも少ないのが特徴です。
コミュニケーション能力は、ほぼ全ての業務に通じるスキルです。
仕事ができる人は、学生時代からコミュニケーションの基本を取得しているケースも少なくありません。
基本的なスキルが上達につながるので、コミュニケーションの基本を解説している書籍を読むところからはじめてみましょう。
主体的に自己学習する
スキルが高い人ほど、主体的に自己学習をしています。
研修体制が整っている場合もありますが、身に付けられるスキルには限界があります。
足りないスキルは自分で主体的に身につけ、常に貢献できるようにしなければいけません。
失敗が多くても、最終的に成果を出している人は、仕事が上手くいかない原因を自分なりに分析します。その上で、足りないスキルは自己学習して補う習慣が身に付いています。
努力の姿勢が周りに伝われば、協力してくれる人も増えるので、仕事が進みやすくなることを実感できるでしょう。
退職を決断した際に、スムーズに辞める方法
必ずしも今の職場で頑張り続けるのが正解とは限りません。
やりがいを感じず、心身ともに続けるのが限界であれば、退職も一つの選択肢と言えます。
退職後も会社とは連絡を取る機会があるので、できるだけ円満な退職を心がけましょう。
納得できる前向きな退職理由を伝える
退職理由をあいまいに伝えると、誤った捉え方をされトラブルに発展する場合もあります。
できるだけ前向きな理由で、具体的な退職理由を会社が納得するまで説明しましょう。
話す内容を事前に整理しておくと、スムーズに説明できるのでおすすめです。
退職理由が具体的で前向きであれば、「会社に引き止められる」、「悪い印象を与える」、といった心配をする必要がありません。
ウソだと疑われる恐れがある退職理由はNG
明らかにウソだと分かる退職理由はNGです。
会社を辞めるのは、何かしらの不満を持っていると会社側は最初から察しています。
自分が一切不利にならような退職理由は、逆に疑われます。
- 体調不良で、仕事にならない
- 緊急で家業を継ぐ必要が出た
- 親の介護のため、自家に戻る必要がある
上記のような理由は、たとえ本当であっても伝えないのが妥当と言えます。
退職後も会社と連絡を取る機会はあるので、つじつまが合わないことがあると大変です。
じっくり時間をかけてでも、会社が納得するまで前向きな退職理由を伝えた方がスムーズに退職できます。
しつこく引き止められたら、退職代行サービスを利用
退職をしつこく引き止められた場合は、退職代行サービスを利用しましょう。
退職代行サービスを利用する事自体に違法性はないので、やむを得ない状況であれば利用するのは問題ありません。
退職代行サービス会社は多くあるので、必ず評判を確認して十分に検討してからの利用をおすすめします。
【おすすめ退職代行サービス】
- 退職代行ガーディアン:労働者のために運営されている業界トップクラスの代行サービス
- 弁護士法人みやびの退職代行サービス:弁護士事務所運営の退職代行サービス
- 退職代行Jobs:低価格、24時間対応、代行の安全性と高いサービスを実現できる
新入社員で仕事ができない場合、適職を見つけて転職する方法
退職を決断したら、転職に向けて前向きに動き出しましょう。
過去にとらわれずに、今やるべきことに集中して粘り強く取り組むことが大切です。適職を見つけて会社に貢献できるように、これから紹介する方法を実践してみてください。
徹底的に自己分析をする
本格的に転職活動をスタートさせる前に、徹底的に自己分析をしましょう。
転職成功のためには、自分に合った企業に入社することが大切です。
自分の特性を最も理解しているのは、あなた自身です。
転職エージェントに相談すればプロの目線から色々なアドバイスをくれますが、あなたの全てを把握しているわけではありません。
まずは自分自身で、以下の内容を「前職の経験」をもとに振り返ってみましょう。
- 仕事で苦手だった点・得意だった点
- どのような点にやりがいを感じたか
- どのような職場環境であれば、自分の力を発揮できるか
自分の強みや自分に合った企業のイメージをつかみましょう。
その後は、転職エージェントやキャリアコーチングのカウンセリングを通して、自己分析の精度を上げて行きましょう。自分自身では気づけない一面を発見することにつながります。
「自分自身で行う振り返り+プロ目線による分析」により、転職活動の方向性を明確にすることが大切です。
適性が原因で退職したなら、信頼性が高い適職診断テストを受けてみる
仕事の適性が原因で退職したのなら、信頼性が高い適職診断テストを受けてみましょう。
性格面はもちろん、能力面までを客観的に分析できます。
おすすめは、厚生労働省が監修している一般職業適職診断(GATB)です。
知能能力、言語能力、数理能力、書記的能力、空間判断力、形態知覚、運動共用、指先の器用さ、手腕の器用さなど、能力面に関する客観的なデータが得られます。
検査数が多く、器具検査もあるので、より正確に適性が分かるのがメリットです。
各職業の向き不向きが一覧で分かるので、おおまかな適職を把握するには有効と言えます。
ハローワークで受けられるので、利用する際には問い合わせてみましょう。
参考 : 厚生労働省編 一般職業適性検査 (General Aptitude Test Battery: GATB)|労働政策研究・研修機構(JILPT)
目指す方向性が決まったら、徹底的にスキルアップに励む
自己分析を行い、目指す方向性が決まったら、転職活動と並行してスキルアップに励みましょう。
新入社員はまだ20代なので、やる気とポテンシャルを重視されます。
転職活動中の過ごし方も採否に影響する年代と言えるので、積極的な取組みは評価につながります。
20代は実務未経験でも転職は決まりやすいので、資格取得や自己学習を通して仕事に対する意欲を積極的にアピールしていきましょう。
転職エージェントに相談する
プロの転職エージェントに相談すると、より的確で客観的なアドバイスをもらえます。転職エージェントは企業と強いパイプで結ばれており、選考内容を熟知しています。
転職エージェントに相談することで、自分の強みを発揮できる会社が明確になるでしょう。
新入社員で短期間で辞めてしまうと、転職は決して簡単ではありません。
プロの転職エージェントの力を借りて、自分の適性が活かせる会社に転職しましょう。
【2022年度・イチオシ転職・就職サービス】
◆DODA(デューダ)
⇒国内最大級の求人数、丁寧で親身なサポートを受けたい人向け
◆ハタラクティブ
⇒最短2週間で内定!マンツーマンサポートもあり。未経験OK、スキルや経歴に自信がない人にオススメ
◆あなたに合った企業への就職を徹底サポート!DYM転職
⇒第二新卒やフリーター等、若手向け、経歴に自信がない人に最適
◆UZUZ
⇒内定後の定着率も重視。ブラック企業を徹底排除した企業紹介をしてもらいたい人向け
◆JAC Recruitment
⇒大企業・外資系企業での転職を目指したい、ハイクラス・ミドルクラス向け
◆アーシャルデザイン
⇒履歴書の作成、求人紹介、選考対策など徹底的にサポートを受けたい方向け
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