人生キャリア

転職後に「燃え尽き症候群」になってしまう可能性を考えよう!!

転職活動は、非常に時間がかかるものであり、肉体的にも精神的も疲弊するものです。

そのため、転職を実現できたら大きな喜びを得ることができるでしょう。

しかし、転職を実現したことで「燃え尽き症候群」になってしまうことがあるのです。

本記事では、転職後に「燃え尽き症候群」になってしまう理由と対策について紹介していきます。

これから転職活動を行う方、転職希望先から内定が出ている人はぜひ参考にしてください。

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就職後、燃え尽きてしまうのはなぜ?

転職は、本記事の冒頭でも紹介したように、非常に大変な思いをして実現できるものです。

もちろん、中には数社受けたことで転職を実現させた人もいるでしょう。

しかし、転職活動は苦労してきたからこそ、反動が待っていることを考えておきようにしましょう。

反動は、「燃え尽き症候群」と呼ばれるものです。

誰にでも起き得ることであるので、他人事と思わないようにしましょう。

そもそも「燃え尽き症候群」とは?

燃え尽き症候群とは、症候群とネーミングされているものではありますが、病気などではなく現象を表現して、生活に定着した言葉です。

意味としては、モチベーションや意欲を高く持っていた人が、あることをキッカケにして高く持っていたはずのモチベーションや意欲を失ってしまうことです。

あることというものは、人それぞれに訪れる「キッカケ」であり、特定のものではありません。

この燃え尽き症候群が、転職活動後に訪れてしまうのです。

では、なぜ燃え尽き症候群が訪れてしまうのか代表的な理由を紹介していきます。

就職がゴールになっている

転職活動を行う場合、転職することをゴールにしてしまうと、内定をもらえた時点で目標達成になってしまいます。

そのため、入社をしていざ仕事を始めたとしても満足度は上がらないのです。

満足度の設定を既に感じてしまったのならば、何事でもなかなか「目標以上」のことが生じても満足はおおききならないでしょう。

たとえば、スポーツ観戦をして「勝利が見たい」と考えて、観戦をしていたとすれば、応援しているチームが勝利すれば満足するはずです。

勝ち方や内容まで求める人は、「勝利」を目標としておらず「勝った上で勝ち方は〇〇」と設定している人でしょう。

転職をすることは、転職活動で根幹にはなりますが、決してゴールではありませんので、設定をしないようにしましょう。

転職活動は、一体何を実現させるためなのか、自己分析を行ってきちんと自分の中で、回答を出しておいてください。

たとえば、労働環境を変えたいという場合や休日を変えたい、給料をあげたい、待遇をよくしたいなど人それぞれに思惑があるはずです。

その思惑は、入社するだけでは満たされることはありません。

入社をして活躍をすることで初めて手に入れることができるものです。

決して、入社することで手に入るものではないですので、ゴールに設定しないようにしましょう。

全力疾走をしすぎた

転職をする場合には、転職活動が大変であったことや転職を実現することができたことによって、モチベーションが高い状態で入社をするはずです。

また、転職先での人間関係をうまく構築するために、第一印象が重要と考える場合が多くなります。

そうなれば、転職入社ではいきなり全力で仕事に取り組もうと気合を入れて臨ことになるでしょう。

しかし、前職とは全く異なる仕事内容や考え方、方針、社風などがある中、全力で取り組んだとしても疲労が大きくなるだけで、結果を出すことは容易なことではないです。

ダメージを自分が受けてしまい、長く活躍することができない状況になるかもしれません。

仕事というものは長く活躍をすることは好ましいです。

ゆっくり長く活躍ができる状況を目指すことをおすすめします。

慣れていない環境でいきなり全力で取りんでも結果は出しづらいということを忘れないようにしてください。

しかし、全力で取り組んでも結果が出ないから手を抜いて良いということでもありません。

全力ではなく、適度な頑張りで慣れるタイミングに備えることが重要なのです。

プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。

キャリアカウンセラーは、自己分析や戦略設計、行動計画までのサポートやアドバイスを提供してくれます。

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燃え尽き症候群を防ぐためには?

燃え尽き症候群というものは、転職活動後に誰にでも訪れる可能性があるものです。

「転職」をゴールには設定していないと自分でわかっていたとしても、転職活動がなかなか決まらない、終わらないとなれば転職をすることが自然とゴールになってしまっている場合もあります。

転職活動は簡単には決まらないものですので、自分の理想通りに進むものではないと考えておきましょう。

この項目では、転職活動後に生じる燃え尽き症候群を防ぐためには、どのような方法があるのかを紹介していきます。

入社しての活躍を考えることは、転職活動にも活かすことができることです!!

7割〜8割で走るようにする

転職入社直後に、全力で取り組むことが非常にダメージが大きいことであると本記事で紹介してきました。

慣れない環境や人間関係の中での全力での取り組みは、慣れている環境で行う全力よりも何倍も力を使うことになるでしょう。

そのため、転職入社直後には7〜8割で取り組むことを意識することをおすすめします。

慣れない環境の中ではありますが、入社直後は第一印象を決める部分です。

そのため、ある程度は頑張っていることを職場で示す必要があります。

入社直後に、指示待ちなど受け身であったり、コミュニケーションが不足していたりなどしまうと、積極性がなく協調性がない人であると勝手に思われてしまうでしょう。

たとえ、慣れていない環境であったとしても給料が発生している仕事の時間になるのです。

仕事ができる、できないではなくどのような姿勢を見せるかが重要になるということを忘れないようにしましょう。

第一印象は、一度決まってしまうとなかなか覆すことができないものです。

そのため、全力を出す必要はないものの、ある程度は力を発揮する準備をした上で、入社をしましょう。

目標設定をする

転職活動を行う段階で、転職することをゴールにしないようにしましょう。

転職をすることによって、どのようなことを実現したいのかをきちんと整理しておいてください。

転職をすることをゴールにしてしまうと、入社をして働き出した段階で「燃え尽き症候群」は発症しやすい状況になるでしょう。

どんなことでも構わないので、転職をすることでどんなことを実現さえたいのかを考えておくことは重要です。

たとえば、給料をあげて欲しいものを買いたい、土日祝休みの仕事について推し活の時間を増やしたい、友人や家族との時間を増やしたいなど自分が実現したい人生をきちんと持っておくようにしましょう。

単純に、「給料をあげたい」ではなく、「給料を上げることでどんなことをしたい」のかまで具体的に持っておくと、転職活動へのモチベーションになりますし、転職後にもモチベーションを高く持って活躍することができるようになるはずです。

燃え尽き症候群のサインは?

燃え尽き症候群になりかけていることに気が付くことができれば、軌道修正をすることができ仕事へのモチベーションを高く持つことができるかもしれません。

燃え尽き症候群になりかけていることで生じる代表的なサインを紹介していきます。

自覚を持つことができる機会になりますので、転職直後である人は、自分に変化が起きていないか照らし合わせてみてください。

体調を崩しやい状態である

転職直後に限らず、燃え尽き症候群の場合は、原因の多くはストレスが溜まってしまうことです。

ストレスが溜まってしまうと、内臓などのコントロールをする自律神経の調子が悪くなってしまいます。

たとえば、発熱などの体調不良が続いている場合は、自律神経が乱れている可能性があります。

他にも腹痛や頭痛などが多いとなれば、体がSOSサインを出している可能性が高いです。

特に会社に行く直前に、体調不良が生じるのならば、要注意かもしれません。

無気力の時間ができた

転職をして、新しい仕事を始めた際に気落ちして無気力な状態が続いてしまうとSOSかもしれません。

仕事だけではなく、プライベートのことなど何も手につかなかったり、集中できなかったりしてしまうと、精神的にダメージが溜まっている可能性があります。

無気力な状態が生じている段階で仕事をするとなれば、ミスが多くなってしまうでしょう。

そうなれば、自信も失っていき、さらに無気力状態が悪化してしまうことも考えられます。

燃え尽き症候群になるほど努力家タイプであると生じやすい状態と言えるかもしれません。

仕事は、辛いことが当たり前などと考えるのではなく、活躍できない状態であるのならば、一度立ち止まって考えることをおすすめします。

内定がすぐにもらえた私の転職体験談

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントのアーシャルデザインに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当のアーシャルデザインのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

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今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

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まとめ

転職は、採用されるまでは道ではありません。

採用された後に、どのような活躍ができるのかが重要になってくるのです。

そのため、転職をすることでどのような活躍をしたいのか具体的にイメージをしながら転職活動をする必要があります。

そして、転職を実現できたのならば、今一度どんな生活にするのかを確認するようにしましょう。

 

ABOUT ME
管理人
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。