会社の飲み会に行くか非常に迷う。
これは新入社員ではよくある事です。本当に行きたくない理由が無いのであれば、行くべきだと思います。実は「会社の飲み会は意外と学びが多いのです」
筆者自身も「面倒くさいな」「行きたくないな」「行くか迷う」という気持ちを新入社員の時には抱えていました。
筆者の場合はどうせ行くなら何かしら「学ぼうという」気持ちで参加することで何とか乗り越えてきました。
今になって思うと、この考えは間違ってはいなかったです。会社の飲み会の最大の学びポイントは「コミュニケーション能力」が身につくという事。
会社での事は「コミュニケーション能力」である程度は乗り切れると言っても過言ではありません。
今回はなぜ「迷うくらいなら会社の飲み会に参加した方が良いのか」を紹介していきますので是非参考にしてみてください!
会社の飲み会に行くか迷う?
新入社員のうちは交流を図ろうと、先輩や上司や時には同期が飲み会に誘ってくれることがあります。
正直あまり面白くないし、面倒くさいし「行きたくないな」と思う事もあるでしょう。
ただ、即答で「行かないという決断」にならず、「迷っているなら行ってみる」というのも選択肢の一つでしょう。
ただし、明らかに自分自身に悪影響が出ている場合や一部の特殊な場合には、飲み会には参加しなくても良いと考えられるケースがありますので、それらも合わせて紹介していきます。
飲み会に行かなくて良いときは?
基本的に飲み会の参加に迷っていたとしても「行くか?行かない?」の選択肢は自分にある事を知るのが大事です。
その上で迷っているなら、学びもあるしいった方が良いというのが筆者の考えです。
ただ、どうしても行きたくない時ってありますよね。筆者なりにこういう時はいかなくてよいという考えがあるので是非参考にしてみてください。
【飲み会に行かなくていい時】
◆体調が悪い時
◆飲み会に参加することを考えるとネガティブな反応が身体に出る
◆仕事後に予定が先に入っている時
◆飲み会に行くとお酒を飲むことや食べる事を強要されるとき
◆パワハラやセクハラを受ける時
◆度を越えた説教が続くような飲み会の時
◆何日も連続で飲み会が続いている時
◆お金がない
これらに当てはまるときは自分を守るためにもいく必要が無いと思います。
それぞれ飲み会に行かなくても良いと考えられるポイントを紹介していきます。飲み会に行くこと自体があまりにもストレスになるくらいであれば、割り切って行かないという選択肢もありだと考えます。
明らかに体調が悪い時
明らかに体調が悪い時は、飲み会に行くべきではありません。参加したとしても、周りに悪影響を与えてしまうため、参加するべきではありません。
しっかりと体調が悪いことを伝えて、参加を見送りましょう。無理をして参加すると、体調を崩してしまい仕事に支障をきたしてしまい本末転倒です。
本当に成果を出すべきは仕事であって飲み会ではありません。
飲み会を考えるとネガティブな反応が身体に出る
飲み会に参加すること自体が、苦手な人は確実にいます。筆者もそのような経験がありました。特に苦手な人がいるや雰囲気がどうしても合わない場合など、明らかにストレスになる場合には、参加を見送ってしまっても良いと思います。
今勤めている企業に、退職するまでずっと勤める気があるのならば、人間関係を構築するという意味でも飲み会は行ったほうが良いか場合もあります。
しかし、自分にはやりたいことがある、ずっとこの会社に勤め続けるわけではないと分かっているのならば、無理して飲み会に参加しなくても良いでしょう。
仕事後に予定が先に入っている時
仕事の後に予定が先に入っている場合は、飲み会に参加しなくても問題ないでしょう。
もちろん、飲み会の種類によって、例えば、重要なお客様との飲み会や同僚や上司に関わる重要な飲み会であれば、自分の予定よりも優先するべき場合もあるでしょう。
しかし、自分のプライベートな予定が先に入ってしまっている場合には、素直にそのことを伝えて、飲み会に参加しなくてもなんら問題ないと言えます。
毎回無理をして、飲み会に参加していると、重要な予定の時に参加を断ることができずになってしまうのも問題です。
飲み会に行くとお酒を飲むことや食べる事を強要されるとき
飲み会でお酒を飲むことや食べることを強要されることも、古い体質の企業ではまだまだあるでしょう。
本来は、このような飲み会は、撲滅されるべきものなのですが、年代の違う人たちがいる組織においては、当時当たり前だった飲み会のやり方を若い人に強要する人たちが一定数います。
もし、そのような飲み会に出会ってしまったら、次回以降参加することを控えても何ら問題はありません。
重要なことは自分の心身の健康であり、仕事において成果を出すことです。このような飲み会では何も学ぶことがなく、ストレスだけかかっていると言えます。
もし明らかにひどい場合には、人事に報告をする、もしくは退職や転職も検討しても良いケースと言えるでしょう。
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パワハラやセクハラを受ける時
パワハラやセクハラを飲み会で受ける時がある場合は、論外ですので、全く参加する必要はありません。
毅然とした態度で断るようにしましょう。またそのような飲み会があること自体が会社としては大問題なので、会社の人事や労務など然るべき部署に相談するようにしましょう。
明らかにひどい場合には、そのようなパワハラやセクハラをする人は、注意を受けるか部署を変えるなど何かしら対応をしてくれるはずです。
最近はパワハラやセクハラも世間の目が厳しくなって減ってきてはいるものの、一部の人は感覚的にズレているため、まだ残っている場合もあるでしょう。
内定がすぐにもらえた私の転職体験談
私自身、仕事終わりの上司の接待という名目で行われていた会社の飲み会がたまらなく嫌でした。
「このままでは精神的にもまずいな」と漠然とした不安を抱えながら、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントのアーシャルデザインに登録しました。
当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。
しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。
エージェントから企業を紹介される
最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。
担当のアーシャルデザインのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。
私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。
「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。
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今の仕事を辞められると思うと楽になる
実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。
これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。
その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。
単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。
紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。
結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。
その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。
実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。
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度を越えた説教が続くような飲み会の時
パワハラとまでは行かないが、上司が説教をするような飲み会は結構多くあると言えるでしょう。もちろん説教の内容によっては自分の成長につながるようなこともあるとは思いますが、明らかに度を越した説教が続く場合には、参加する必要はありません。
断りにくい場合などは何かしら理由をつけて飲み会の参加を見送りましょう。
また、説教がひどい場合には、パワハラにも該当する可能性もありますので、人事や労務など然るべき部署に相談して対応策を考えましょう。
何日も連続で飲み会が続いている時
飲み会が当たり前のように何日も続いている場合にも、参加を見送る選択肢を取っても良いと言えます。
アルコールの摂取が毎日続いていると健康にも良くありません。仕事のパフォーマンスに影響が出るぐらいだったら、飲み会を休んで万全の状態で仕事に取り掛かるべきと言えるでしょう。
お金がない
多くの場合は上司や年代の上の人が飲み会の会計をしてくれるでしょう。しかし中には、割り勘が当たり前の飲み会もあります。
そのような場合、金銭的にも新入社員や若手にとってはきつい場合があるので、明らかにお金に困っている場合には飲み会に参加するべきではありません。
「迷う」飲み会に行って学べること
ネット上などを見てると、「会社の飲み会に行かない事」こそ正義という意見がちらほら見受けられますが、本当にそうでしょうか?
確かに、「強制」や「パワハラ」など自分が傷つくような飲み会には行く必要が無いですが、「会社の飲み会」を見下し、断るようなやり方はしない方が良いでしょう。
なぜなら、どんな仕事でも自分を助けてくれるのは「人」だからです。これはえこひいきとか、小さなことではなく自分の誘いに乗ってくれる人の方が助けたくなるのが人の人情だからです。
自分に置き替えてもそうでそうですよね。そしてもう一つ「飲み会には沢山の学び」があるからです。
それでは、どういった「学び」があるのか新入社員で会社の飲み会に行くか「迷う」人へ伝えていこうと思います。
コミュニケーション能力が磨かれる
まず一つの学びは「コミュニケーション能力が磨かれる」という事です。
【会社の飲み会でコミュニケーション能力が磨かれる理由】
学生時代とは違い会社の飲み会では年齢や立場の違う人が一同に集結します。
おそらく多くの人が違う視点や考えを持っているはず。
仕事中はあくまで仕事なので決められた枠の中での会話が中心で分からないですが、飲み会ではその人の特性や本音などが飛び出します。
それを聞きどう対応するのかを学ぶことでコミュニケーション能力が磨かれるのです。
特に新入社員時代は周りにどうしても気を配らないといけない雰囲気があると思いますがそれこそチャンスで。なぜなら自然と周りを見るようになるからです。
周りを見ていれば「誰が雰囲気を作っているのか」、「誰の言葉に誰がどう反応するのか」が見えてきます。これは仕事をする上でとても大切です。これを「くだらない」という理由で断るのは凄く勿体ないのではないでしょうか。
人を楽しませる方法を知れる
これはコミュニケーション能力の延長線上にあるのですが会社の飲み会では人を楽しませる方法を知れることも良いポイントです。
【人を楽しませる方法を知れる】
新入社員のうちは飲み会でいろいろ言われることがあり億劫になるかもしれません。筆者もそうでしたが、ある日気づいたのです。
周りの人は自分のためを思って言ってくれている事に加え「後輩にアドバイスできる自分が好き」と思っているんだという事を。
これをくだらないと思うよりどうせなら「楽しんでもらおう」という気持ちで聞いてみると、うっとうしいなと思っていたその人の話も実は学びがある事に気づけるし、なにより「先輩を楽しんでくれます」。
そうすることで先輩からしたら、かわいい後輩と感じるのでで仕事もしやすくなります。これは決しておべっかをかけという訳ではなく、人は自分の話を聞いてくれる人を信頼するものという事を知る必要があるという事。
自分の友達でも一緒ですよね。自分の話を聞かず話すと嫌な顔をする人と、楽しそうにしてくれる人どっちが良いかを考えると分かるはずです。
自分を助けてくれるのは「人」
新入社員時代はトラブルが多く「先輩や上司の助け」が必要になる事が多いです。助けてもらえないときつくなるばかり。実は飲み会に行くだけで助けてくれます。
【自分を助けてくれるのは人】
「自分は全部ひとりで仕事を完結させるから良い」という人は構いませんが、なかなかそんな人はいないですよね。
些細な事でも何かしらお願いをしたり助けてもらわなければいけない場面が来るはずです。特に新入社員のうちならそうでしょう。
「飲み会」とはそういった困ったときに助けてもらえる状況を作るにはうってつけです。上でも述べましたが、「かわいい後輩」と思われると先輩や上司は気に掛けてくれ「お前のためなら」と動いてくれることが多いです。
逆に全く飲み会も行かず仕事以外でコミュニケーションが取れていない場合は「こんな時ばかり頼って」と思われてしまう事があります。
「仕事何だからしっかりしてよ」と思う気持ちも分かりますが、先輩も上司も人です。好きでもないやつのためにちょっとした事で助けようとは思わないのも仕方がありません。
こればかりは気持ちの部分が大きくかかわってくるのでいくら正論をかざしても仕方のない事。飲み会に行き「先輩や上司を楽しませる」という気持ちがあれば自然とピンチの時に助けてくれるようになります。
先輩や上司も単に「憂さ晴らし」で飲み会に誘っているわけではなく、新入社員と仲良くなりたいから誘ってくれているはずです。是非迷っているならそういった気持を察してあげください。そうすることで対等な関係も気づけます。
案外仕事の出来る人はいない
最後は筆者の経験からの話になりますが、会社の飲み会を馬鹿馬鹿しいものとして全くいかない人で仕事が物凄く出来る人というのを見たことがありません。
確かに能力は高い人はいますが、結局は仕事は1人ではできないのでどうしても限界があります。※どちらかというと能力の低い人の方が多い
結局は「仕事は誰かとの関わり合い」で進んでいくという事。これはどんな職種でも同じです。
どうせ自分はいつか転職するから「行かなくていいや」と思っている人もいると思いますが、転職先でも飲み会に限らずコミュニケーションは確実に必要になってきます。
もし、転職が完璧に決まってしまえば良いかもしれませんが、まだ具体的に決まっていないのなら参加してみましょう!
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