新入社員の転職

会社で小さな嘘をつく自分が嫌いな人は選択肢がある事を知ろう。転職したって大丈夫

つい嘘を言ってしまうサラリーマン
会社で「小さな嘘」をついてしまう自分が嫌いです。

そんななかなか人には言えない「悩み」を持っている人は多いのではないでしょうか。

それは「転職という選択肢」を持つことで解決することが出来ます。

つい嘘を言ってしまうサラリーマン

なぜ会社で小さな嘘をつくのか

「なぜ自分は会社でついつい小さな嘘をついてしまうんだろう?」

そう思ったことがある人は多いはずです。そしてそんな自分を嫌いになっているではないでしょうか。

いきなり結論から言うと、それは「選択肢」が無いことが原因です。

居場所がないという思い込み

会社で選択肢がないというのはどういう事かというと「自分には”ここしか居場所が無い”」という思い込みです。

この思い込みはその居場所でボロがでて立場が悪くならないような言葉や気持ちを自分に選択させます。

【選択肢がないことからつく小さな嘘】
◆「思ってもないのに上司を褒める」
◆「思ってもないのに雰囲気に合わせてその場にいない人の悪口を言う」
◆「言わなきゃいけない事なのにその場しのぎの言葉を言ってしまう」
◆「出来ていないのに出来ているような報告をしてしまう」
◆「出来ないのに出来ますと言ってしまう」
◆「断りたい仕事なのに受けてしまう」
◆「やる気がないのにやる気があると言ってしまう」

こういったボロが出ないような「小さな嘘」をつい言ってしまって自分に嫌気がさしている人は少なくないですよね。

筆者の体験談

転職活動で悩む男性

筆者自身も振り返ると新入社員時代「小さな嘘」をついていました。

筆者は配属初めの頃にいろいろやらかしてしまい、評価が凄く低く会社に居場所が無いように感じていました。

そんな状態を変えるために、「仕事が楽しいか?」と聞かれれば「楽しいです!」と答え、「これ分かるか?」と聞かれれば「分かります!」と答え「頑張れるか?」と聞かれれば「頑張ります!」と思ってもないのに答えていたのです。

この時の自分を思い返すと、自分の事が嫌いで恥ずかしく情けない気持ちが今でもあります。

当時の筆者は「この会社で上手くやっていくしかない」という思いばかりで、状況を良くしようと反射的にこういった「小さな嘘」を積み重ねていたんです。

状況は悪くなる一方

実は波風立てないように周りにも自分にも「小さな嘘」をついていたはずなのに、状況は悪くなる一方でした。

それもそのはずです、人間は「小さな嘘」を重ねるとその「嘘」に自分自身を合わせていくようになります。でもそれは「嘘」なので、本当の自分と会社にいる自分がどんどんかけ離れてしまい追い込まれてきつくなるんですね。

挙句、同期や学生時代の友達にも自信が無い事で何か思われて自分の数少ない居場所が壊れてしまうのではという自信の無さから、ついつい「小さな嘘」をついてしまうようになっていきました。それは自分を嫌いにさせました。

救われた上司の一言

筆者が救われたのはある一人の上司が見かねていってくれた一言です。

別に本気でやりたい事じゃなければ会社なんて辞めたっていいんだよ。

この言葉聞いて初めて「会社を辞める」という選択肢が生まれました。

「本気で好きでやりたいと思って入社していないなら別に辞めて転職しても悔いはない」そう考えるだけで気持ちがすっと楽になったのを覚えています。

弱いんじゃない選択肢がないだけ

転職活動で自分を定義できていない若手社員

筆者は当時、自分を「メンタルが弱い」と思っていました。もしかしたら、これを読んでいる方の中にもそう思っている人がいるかもしれません。

そんな人たちに言いたいのは「弱いんじゃなくて”選択肢”がないだけ」だという事です。

筆者も上司からの「辞めてもいい」という言葉だけで「小さな嘘」をつかなくなったので決して「メンタルうんぬん」の話では無いという事が言えます。

転職という選択肢が人を強くする

筆者と同じように「選択肢」を持つことで「自信」がつくというパターンは実は多いのです。

筆者の周りの友人たちを見ても、転職活動を考える前は見るからにキツそうだったのに、転職を決めてから明るさや仕事へのやる気を取り戻した人たちが複数人います。

もちろん、転職した人もいましたが「小さな嘘」をつかなくなるうちに今の仕事が楽しくなりそのまま転職せずに残っている人もいます

転職が出来ないなんてことはない

自分の価値観を考える人

実際に「転職求人」を見てみると、50万以上の求人があります。

「ここを辞めたら働く場所がない」という人がいますが、これだけの求人数があって働く場所が無いという事は現実的にはあり得ません。

確かに「今の条件に見合ったところが無い」という懸念はありますが、本当にそうでしょうか。

実は探せば「条件が良いところ」というのは意外にありますし、自分が今まで名前を聞いたことが無くても良い会社というのは沢山あります。

まずは知る事から始めよう

筆者のように「辞めてもいんだ」と何かのきっかけですぐに切り替えられれば良いですが、そうすぐに簡単には変われないですよね。

これを変えるためには「辞められない」という思い込みの檻の中から飛び出していかないいけません。

その方法が「知るという事」です。人間の脳は知らない事に対して「恐怖」を抱くように出来ています。逆を言えば「知る事」でその「恐怖」を消すことが出来るという事。

「辞められない」という「恐怖」「転職できるような会社は実は沢山あるんだ」と知る事から始まります。

「転職は出来る」という事をまず知りたい方は何でもよいので「転職エージェント」に登録してみる事をおすすめします。転職エージェントにはとてつもない求人数があるので、きっと選択肢を持つことはできます!

転職エージェントに登録したからと言って必ずしも転職活動を行わないといけないという訳ではありません。自分が転職するというイメージを持つきっかけにするだけでも良いと思います。選択肢の広さを是非知って下さい!
ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。