新入社員で居眠りしたらクビになりますか？

新しい仕事に就くことは、人生の中でも大きな一歩です。新入社員としての役割は、企業の文化や業務について学び、チームと協力して仕事を進めていくことです。

しかし、時には苦労や課題が発生することもあります。その中でも、新入社員にとって最も危険なことは、居眠りです。

筆者も、長い時間続く新入社員研修で眠くなってしまって、居眠りをしてしまったことがあります。

今回は、新入社員が居眠りした時に、最悪の場合クビになってしまうケースがあるのかについて回答していきます。

最悪の場合クビ（解雇）になる可能性もあり

多くの人が、疲れたときには目を閉じて休みたくなります。しかし、仕事中に居眠りをしてしまうことは、大きな問題を引き起こす可能性があります。

最悪の場合、クビになることもあります。特に新入社員には、試用期間があります。試用期間中に、合理的な理由があれば解雇することは可能です。

居眠りという行為が続くようであれば、勤務態度に問題があるとして解雇される可能性はあるということを認識しておく必要があるでしょう。

居眠りが問題視される理由

新入社員の居眠りがなぜ、企業側は問題視するのかという点について理由を紹介します。

企業のイメージを損なう可能性

居眠りが問題視される理由の一つは、その行為が企業のイメージを損なう可能性があることです。

例えば、取引先が社内を訪問した際に、新入社員が居眠りをしていると、その企業の信頼性が低下することになります。

想像してみてください、取引先の社員が居眠りしていたら、イラっとしませんか？

チーム全体の業務効率を低下させる

また、同僚たちにも迷惑をかけることになるでしょう。仕事の進捗が遅れたり、ミスを起こしたりする可能性があり、チーム全体の業務効率を低下させることになります。

居眠りをしている人がチームにいたら、一緒に働いている人からすると困りますよね。

この人とは一緒に働きたくないと思われて、信頼を失うことにもなります。

重大なミスにつながる可能性もある

居眠りが原因で、業務上取り返しのつかないミスにつながることもあります。

例えば、「安全」が非常に重要な業種・業界が該当します。

医療、インフラ、物流など、人の「命」に関わるような業界は特に重大なミスが取り返しのつかないことになります。

そのような業界では、居眠りなどは言語道断。特に厳しく居眠りを禁止するでしょう。

居眠りがいきなり、クビ（解雇）になるわけではない

居眠りがクビの原因になることもあることについて説明してきましたが、1度の居眠りでいきなりクビとなることは考えにくいでしょう。

居眠りが原因で、業務に遅れが生じたり、重大なミスを犯したりすると、上司から厳しい叱責を受けることになります。

もしそれが何度も続く場合、上司からの信頼を失うことになり、そして最悪の場合、クビになることがあります。

居眠り自体が悪いわけではない

しかし、居眠りをすることが完全に悪いことだとは言えません。

疲れた状態で仕事を続けることは、業務品質を下げる原因になることがあります。

また、疲れた状態で車を運転することと同じように、居眠りをすることが、重大な事故を防ぐことになることもあります。

そのため、居眠りをする場合には、適切な場所とタイミングを選ぶことが重要です。例えば、昼休みには居眠りをすることができます。

休憩室や社員用の個室など、適切な場所を選ぶことができます。また、長時間のデスクワークの後には、ウォーキングやストレッチなどの簡単な運動をすることで、疲れを軽減することもできます。

居眠りしてしまう原因は何かを考える

居眠りをしてしまう原因も改めて考えてみることも重要です。

• 業務負荷が多すぎて、睡眠が取れていない？
• 人間関係のストレスで、疲れが溜まっている？
• 仕事が面白くない、合っていないと感じている？

一度居眠りしてしまうタイミングを振り返ってみて、分析してみるのも良い方法でしょう。

仕事や職場、環境などがそもそも合っていないということであれば、新たな選択肢を探すために行動を起こすということも一つの手です。

内定がすぐにもらえた私の体験談

私自身、毎日が眠くて、居眠りをしてしまう日が続いていました。

もしかしたら職場が合っていないのかもなと思い、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントのアーシャルデザインに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当のアーシャルデザインのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

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今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

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必要に応じて上司・同僚に相談を

また、居眠りをする場合には、上司や同僚に事前に相談することも重要です。

特に、重要なミーティングや業務がある場合には、居眠りをすることができるかどうか、事前に確認することが必要です。

まとめ

新入社員は、居眠りをすることが疲れやストレスを軽減するための手段であることは間違いありませんが、適切な場所やタイミング、周りへの配慮が必要です。

業務に支障をきたすことがないように、上司や同僚とのコミュニケーションを大切にし、居眠りによる問題を未然に防ぐことが重要です。

最後に、新入社員は居眠り以外の対策も併せて行うことが大切です。

例えば、十分な睡眠をとる、定期的な運動を行う、食生活の改善などが挙げられます。自分自身の健康管理にも注意し、ストレスや疲れを軽減することで、居眠りに頼らなくても、健康的に仕事を続けることができます。

ABOUT ME

転職クエスト編集部

新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。