「アウェー環境」の職場はストレス過多で新入社員を疲れさせます。
そんな時こそ孤独ランチで「ホーム環境」に帰りましょう!
思っていた以上に初めての職場が「アウェー」だと感じている新入社員も多いと思います。それは、仕方のない事です。
重要なのは、「アウェー環境」から極力「ホーム環境」に身を置きストレスを溜めない事です!そうすることで、疲労が溜まりにくく作業効率が上がります!
一日の仕事時間の中でお昼休みの一時間は「ホーム環境に帰ることが出来る」貴重な時間ですので、是非孤独ランチで疲れを解消してください!
今回はその理由から「孤独ランチのコツ」まで紹介しますので是非参考にしてみてください!
※この記事の内容は東京疲労・睡眠クリニック院長で脳疲労の専門家梶本修身先生の「誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法」を参考に書かせていただいています。ぜひ気になる方はリンクからご確認ください。
【誰でも簡単に疲れをスッキリ取る方法】著 疲労回復専門医 梶本修身
昼休みはホームに帰ろう
新入社員の環境は一言で表すとまさに「アウェー環境」と言えます。
過去人類は文明が発達するまで、自分が生まれ育った町見慣れた人たちに囲まれて生活してきました。
つまり、「ホーム環境」での生活が常でした。そんな人類にとって、「知らない土地」「知らない人々」「知らない事」だらけの環境は異常なほどアウェー環境なのです。
疲れた新入社員はアウェー環境の職場こそこまめな休憩サボりで乗り越えよう!
新入社員は初めて尽くし
【新入社員は初めての事ばかりで疲れる】
「初めての一人暮らし」「初めての通勤」「初めての職場」「初めての仕事」「初めてのTHEオフィス」「初めての上司」「初めての同僚」「初めての同行営業」「初めてのテレアポ」「初めての残業」「初めての会議」など、初めて尽くしです。人間は知らないことに関しては、身構えるため緊張を感じいつも以上にストレスを感じます。
仕事場というのはみんなが、新入社員に優しいわけではないという事は筆者も身を持って体験しています。そんな「初めて尽くしのアウェー環境」は確実に疲れを引き起こすのです!
ストレスが疲れの原因
実は、ストレスで脳が疲労してしまう事がすべての疲労の原因なのです。
【ストレスで自律神経が疲れる】
私たちの脳には、自律神経と呼ばれる生命活動を維持する神経中枢が存在します。ストレスを感じるアウェー環境において、自律神経は懸命に私たちが正常で入れるようにと働いてくれるのですが、ストレス過多になるとその際取り込みすぎた酸素が“活性酸素”となり、神経細胞をを酸化(錆び)させるのです。それが原因で機能が低下し正常でいる事が困難になる、つまり「疲れ」を感じるのです。「疲れ」ているのは、決して体ではなく自律神経が疲れる事で「脳疲労」が溜まってしまっていると言えます。
大切なのは「ホーム環境」に変える事
「アウェー環境下」ではストレスを感じ疲れてしまうという事が分かりました。もしかしたら、まだ「ホーム環境にいる」通勤前ですら「アウェー環境」の職場の事を思って憂鬱になりストレスを感じ疲れている人もいるかもしれません。
そんな、新入社員におすすめなのが「孤独のランチです」
孤独ランチをおすすめする理由
孤独ランチをおすすめする理由としては、お昼休みこそ「ホーム環境」を確保できる貴重な時間だからです。
【5時間以上アウェー環境ですごしている】
上でも説明した通り、現代社会ではこれまでの人類では考えられないほど緊張でストレスがたまる「アウェー環境」で長時間過ごしています。特に、初めて社会的要因のストレスを一身に受ける新入社員にとっては、そのストレスは計り知れません。お昼休みまでの時間は朝の通勤を含めると5時間以上安心することが出来ないアウェー環境に身を置いている事を示しています。
作業効率が上がる
緊張し続ける状態というのは、「自律神経」に過度な活動を強い続ける事で、「疲労蓄積」の大きな原因になります。
ストレスを全く感じない環境に身を置くというのが理想ですが、実際はそれは現実的ではないですよね。
そこで、ポイントになってくるのが、「疲れが蓄積してきたら」休むという事です。お昼休みは通勤から数えて5時間頑張った自分を一旦休める大切な時間です。
こうすることで、一度リラックスした自律神経は緊張しっぱなしの自律神経よりも活動が良くなり、午後からの作業効率は上がるのです!
昼食後におすすめの行動
孤独ランチが可能であれば昼食を取った後は「お昼寝(パワーナップ)」を取り入れる事をおすすめします。
【15分目をつぶって脳をリセット】
昼食の後は、近くのカフェ、静かな公園のベンチ、車の中など一人になれる空間でパワーナップ(昼寝)をしましょう!オフィスの外に出れない場合でも机にうつ伏せになりながら15分間目を閉じるだけでも脳をリセットする効果がありです。情報処理量が激減するからです。
パワーナップは15分~20分程度という事を意識しておきましょう。それ以上の深い睡眠は目覚めた後も再び眠気が生じる「睡眠慣性」が起こりやすくなります。目的は「ホーム環境」で自律神経の疲れをリセットして午後の作業を効率よく乗り切る事です。適度な時間で行う事がとても重要。
※睡眠慣性について詳しく知りたい方は堀忠雄先生(一般社団法人日本睡眠改善協議会)睡眠心理学の最近30 年のトピックスを参考にしてみてください。
睡眠心理学の最近30 年のトピックス
【引用元】生理心理学と精神生理学 著 堀忠雄(一般社団法人日本睡眠改善協議会)
お弁当持参で孤独ランチ
職場環境によっては、どうしても上司や同僚とランチに行かなければならないという人もいるでしょう。良く分かります。
そんな時に、おすすめなのが「お弁当を持参」する事です。
お弁当があればいい訳が出来る
ランチに誘われたら、「断る」というのは難しいですよね。
しかし、断る理由さえあれば断る事が出来ます!私の周りを見ている限りでも奥さんのお弁当を持参している人や自分でお弁当を作って持ってきている人は、独りで食べている人が多いです。
コツはキャラを定着させること
【コツはキャラを定着させること】
「お弁当キャラ」を定着させれば、「お弁当があるから一緒にランチいけない」なと周りに思われるだけです。何も理由がなく断ると、怪訝そうにされることもありますが、たいていは「お弁当」を持参しているのであればそこまで突っ込んでくる人もいないでしょう。特に新入社員時代はお金が無いので自炊始めたというネタも十分使えるので是非試してみてください。ちなみに、「お弁当キャラ」でなくても、昼食は独りで食べるキャラというのも最初はきついですが、定着させれば後は楽ですよ!仕事や他の事でコミュニケーションを取れていれば不振に思われることもありません。
最後にワンポイントアドバイスです!
配属されていきなり昼食を断るのは、印象が悪く更に職場環境を「アウェー」にしてしまう事がありますので、2週間~1カ月間はランチに誘われたら行くようにしましょう!ある程度周りの人のタイプや自分の事を知ってもらうと「キャラ定着」はしやすくなります!
是非、孤独のランチで「ホーム環境」を作り出し「疲労を溜めにくい体」を作ってください!
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