疲労解消の知識

【新入社員の疲れ】運動できず身体なまっていませんか?軽く動いて疲労対策を!

浜辺を走る外国人

疲れて運動できずに体がなまってモヤモヤしていませんか?

そんな時は、軽めの運動解消して疲労対策しちゃいましょう!

浜辺を走る外国人

社会人になった途端、疲れがひどくて休日の日でも「全く体を動かす気力が湧かない」

本当は身体を動かしたいんだけど…

そういう事がありますよね。激しい運動をするのはおすすめしませんが、実は「軽めの運動」は逆に疲労対策になります!

今回は、疲労のメカニズムから大切な運動について解説していきますので参考にしてみてください。

最後に運動がしたくても疲れを考えると出来ない人のために軽めのストレッチも紹介しているので参考にしてみてください!

※この記事は脳疲労の専門家で医師の梶本修身先生が書いた書籍「全ての疲労は脳が原因」も参考に疲労早期解消の重要性について説明していきます。

全ての疲労は脳が原因 著:梶本修身【参考書籍】

学生の頃は身体を動かすのが好きだった

学生の頃は身体を動かすのが好きだったのに、会社に入って「疲れ」を気にして運動できていない。

その状態ってなんか気持ち悪くてモヤモヤしますよね。かといって疲れて支障が出るのも嫌だし。

そんな時は、「回復を図りながらの運動」を心がけましょう!

疲れのメカニズムを知ろう

「回復を図りながら運動」するためにはまず「疲れのメカニズム」を知りましょう!

【疲れのメカニズム】
疲れの原因は「自律神経の疲れ」による脳疲労です。自律神経とは私たちの生命活動維持するために、感情やすべての臓器にかかわる大事な神経自律神経ストレスを受ける事により活動が活発になり、酸素を取り込みすぎてしまいます。その際取り込んだ酸素を“活性酸素”と呼び、その活性酸素が自律神経細胞を酸化(錆び)させる事で、私たちは疲れるのです。新入社員の環境はアウェーでストレスを感じやすいのでよく疲れるのです。

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回復を図りながらの運動とは

「回復をはかりながらの運動」とはずばり「自律神経を傷つけない程度の運動」という事です!

そのためには、「激しい運動を避け、軽い運動を心がける事が大切です」

激しい運動は脳に負担をかける

息切れしている男性

軽い運動を始める前に、「激しい運動は脳に負担をかける」ことを解説します!

【激しい運動は脳を疲弊させる】
激しい運動は、心拍数が増えて血圧上昇し、体温が上がるので、体の恒常性を保とうと自律神経がかえって過度に働きます。その結果、活性酸素が増え細胞が重度に酸化して疲労に繋がるのです。

激しい運動は、ときとしてランナーズハイに代表されるように、達成感や葬会館で疲労感を消してしまう事があるので要注意です。

春先と夏場疲れるのはどっち?

もう一つ、「自律神経が疲れていると疲労に繋がる」と分かる事を説明しようと思います。

春先の気候の良いときに走る1kmと、夏場の蒸し暑い炎天下の下で走る1kmはどちらが疲れるでしょか。

誰でも答えは「夏場の蒸し暑い炎天下で走る1km」と答えるでしょう。

【春先より夏場のジョギングの方が疲れる理由】
同じ運動量なのに、暑さによって疲労度が違うのは自律神経中枢体温調整機能にかかる負担の違いです。夏場の方が汗を多くかいて体温を調整しようとする自律神経の動きが活発になるため、春先の穏やかな気候の時よりも細胞の酸化が激しくなります。これが、自律神経が原因で疲労度が変わる仕組みです。

疲労に効く軽い運動とは

ポジティブな新入社員

上の説明から分かるように大切なのは「回復を図りながらの軽い運動」です。

軽めの運動は血液循環を高め、筋肉量の保持に役立ち健康に効果的と言えます。

【軽めの運動の重要性】
血液循環を高める事は自律神経の働きを助ける事に繋がり、筋肉は傷ついた細胞を修復する成長ホルモンを分泌する役割があり疲労には効果的。

これらを踏まえて運動の目安を見ていきましょう!

運動の目安は20分以内

自律神経に負担をかけずに整えるレベルの運動の目安は「20分以内」にしましょう!

【自律神経を整える運動の目安は20分】
ウォーキング軽いジョギングサイクリングといった有酸素運動を1回10分程度から始めてみることをおすすめします。もし、余力がある場合は連続で取り組むのではなく回数を分けて頻度を増やす事を心がけましょう。モヤモヤを解消するための運動なので、自律神経に負担をかけてしまっては意味がありません。あくまでも、自律神経が睡眠で休む時に回復出来る「ぎりぎりのところまで」行うのが「最適なトレーニング」です。

姿勢をよくしよう!【スローコア】

腕立て伏せは自重で

筋力を保持することは細胞を回復させる「成長ホルモン」を分泌する上ではとても大切ですが、筋トレを過度にすると逆に疲れてしまいます。

筋トレに代表される「腕立て伏せ」を行う場合は、「自重」でやる事を心がけましょう。

必要以上の負荷をかけると「自律神経が回復できるラインでの運動」を超えてしまうので、無理せず自重で頻度をこなしていく事が理想です。

血流改善できる簡単ストレッチ

血流改善簡単ストレッチ

中には、「運動したい」けど、仕事の事を考えると疲れが頭をよぎって取り組めない人もいると思いますので、誰でも簡単に出来るストレッチを紹介します!

このストレッチを取り入れて「血流を良く」する事で、「自律神経が整い」モヤモヤ感の解消に繋がりますよ!

脳に血液を送るストレッチ

運動しなさすぎる事も、体がなまってしまうのも良くありません!

そんな人におすすめなのが「脳に血液を送る簡単ストレッチ」です。

仕事中に出来る足首体操

「仕事中に出来る足首体操」を紹介します。

【椅子に座った状態で行いましょう】
①両足を余裕をもってそろえてから、かかとを地面につけたままつま先を上げます
②次につま先をおろして、つま先を地面につけたままかかとを上げます
③両足を宙に浮かしてぐるぐる回す

チェアに座ったままつま先とかかとを交互に上げる事でふくらはぎの筋肉を修復させることで足から血流を良くします!

夜寝ながら出来る簡単ストレッチ

【夜の時間を使って寝ながら行いましょう】
①仰向けに寝た状態で、両膝を立てます。
②太ももを左右に開いて足の裏を合わせて10秒~15秒キープします。
③その間、目を閉じてリラックスしながら膝を元に戻しましょう

朝の寝おきに出来る簡単ストレッチ

【朝の時間を使って寝ながら行いましょう】
①深呼吸しながら両手を上に伸ばします。
②手首、肘、肩、首、腰、膝、足首、爪先とそれぞれしっかり伸びている事を意識しながらゆっくりと伸ばします。
③10秒間キープして、脱力を行う。

モヤモヤ感にはたくさんの理由があると思いますが、運動を全くしていないことから起こるという事も大きな要因として考えられます。

軽めのストレッチから始めていきましょう!

ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。