人生キャリア

転職後に早期退職するとどうなる?判断基準やポイントを紹介!!

転職したのは、良いが「馴染めない」「仕事が思っていたものと違う」などと感じることがあるでしょう。

仕事内容や環境などが思っていたものと違うとなれば、退職を考えるようになります。

転職入社後に、すぐに退職をして転職活動をすることは、経歴にどのような影響を慕えるのかが気になる部分のはずです。

しかし、重要なのは、次の転職活動で失敗をしないことです。

本記事では、早期退職について詳しく紹介していきます。

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転職後に早期退職して良い?

転職後に、早期退職をすることは、結論から言うと問題ありません。

仕事をどのように扱うのかは、本人が決めることであり、法的に問題があったり、会社のルールに違反したりなどするわけではありません。

早期退職をすることで影響が出るのは、自分自身の人生です。

人生は、1度きりですので、転職先で体調を崩すほどストレスを感じたり、努力しても状況が変わらなかったりするのであれば、退職することを選んでも良いのです。

しかし、退職をすることは一時的な気持ちだけで判断してはいけません。

きちんと考えた上で決断を出すようにしましょう。

早期退職はできるだけ避けることがベストです。しかし、退職した方が良い場合もあるので、冷静に状況を考えてみましょう。

退職理由が明確にある

退職理由を明確に持っているのならば、早期退職をしても良いでしょう。

早期退職をするということは、転職をして早々の退職ということですから、転職先のことをまだ理解できていない段階の可能性があります。

そうなれば、退職を選択するにはまだ時期尚早かもしれません。

まだまだ、転職先のことを知り尽くせていないにもかかわらず「思っていた仕事内容と違う」「人間関係をうまく構築できない」などの感覚を持ってしまうのは早いということです。

そのため、冷静になって考える必要はあります。

一時的な気持ちで退職を選んでしまうと、後悔しても戻ることはできません。

新卒や第二新卒で早期退職

新卒や第二新卒で早期退職をする場合には、若さという武器がありますので、経歴としても早期退職があったとしてもカバーできる可能性が高いです。

しかし、先述したように退職を決断するのならば明確な理由が必要となるでしょう。

企業としては、苦労して入社したはずであるにも早期退職を選んだことは、理由が気になるはずです。

きちんとポジティブな理由であると回答できるようにしておきましょう。

中途採用での早期退職

20代後半であれば、転職回数が多くない限りは早期退職でもあまり影響はありません。

しかし、転職回数が3回以上あるなどあれば、採用することに抵抗がある企業は多くなってくるかもしれません。

採用をしてもすぐに退職をされるようであれば、採用活動は失敗になってしまいます。

企業としては、採用をして長く活躍をしてくれる人材が欲しいと考えていますので、すぐに退職をしてしまうと経歴上で感じさせてしまうとネガティブな印象になってしまうでしょう。

転職理由をポジティブな理由であることをきちんと印象付けるためにも、伝え方には工夫が必要になります。

また、試用期間中に退職をしてしまうと、採用してもすぐに退職をする人材であるという印象は避けられないものになるでしょう。

この場合は、転職活動では大きく不利になります。

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早期退職をしても良いか判断基準

早期退職をすることは、経歴に傷がつく可能性があるものです。

そのことをきちんと理解しておく必要があります。

そのうえで、早期退職をすることが仕方ないと考えるのかどうかです。

判断基準について、この項目で紹介していきます。

早期退職はをすることが良いのかどうかの判断基準として、参考にしてみてください。

解決ができる理由かどうか

早期退職をしたいと考えた理由が、解決できるものかどうかです。

努力や時間が解決できるものであるのならば、早期退職の決断を下す前に、できる限りのことは行ってみることが重要となります。

しかし、上司などがハラスメントを行っている場合や企業がブラック企業である場合などは、自分ではどうすることもできません。

そのため、退職をして環境を変えることが良いと言えるでしょう。

早期退職を選択するのであれば、努力や時間では解決ができないものである場合には仕方ないものになります。

そして、転職をすると抱えている問題や悩みは解決することができるものかまで考えるようにしましょう。

心身に問題はないか

心身に問題が発生しているかどうかも、重要な部分です。

転職をしたのは良いが、心身に不調をきたすような状態になっていると仕事を続けることが難しい状態になっているかもしれません。

職場に行くことで、精神的に辛い状態になったり、出勤できない状態になったりしてしまうとなれば日常生活にも支障が出てくるかもしれません。

心身に支障が出るほど悩んでいるのであれば、転職は前向きに検討すべきものになるでしょう。

心身に支障が出る場合には、病気になってしまう可能性があります。

病気になってしまうと、回復に時間がかかってしまい、社会で活躍することが難しくなる危険性を持っています。

そのため、我慢をすれば問題ないなどと考えないようにしましょう。

他人のせいになっていないか

早期退職をしたいと思っている理由が他人のせいになっていないかを考えてみてください。

たとえば、仕事ができない理由を「先輩がきちんと教えてくれない」「会社の研修体制が整っていない」などと自分ではなく他人のせいにしている場合です。

仕事というものは、自分が思うようには進まないものです。

うまくいかないことがあったとしても、切り替えていくしかありません。

他人が原因で退職をしたいと考えてしまった場合には、自分に問題がないのかを考えてみましょう。

自分の行動に問題がないのかを振り返ってみてください。

もしも、自分の行動に問題があれば、対策をとるようにしましょう。

自分が変わるだけで見える景色は変わってくるものです。

状況を変える努力をしたのか

状況を変える努力をしたのかどうかを考えてみてください。

自分が抱えている問題を解消できるように、やれることは全て行ったのかです。

解消できる問題であれば、行動に移さないといけません。

あくまでも退職という選択肢は、最終手段です。

退職をしないと状況を変えることができないと判断したからこその退職です。

できる限りのことは行って、悔いのないようにしましょう。

退職を決断してから、解決できることであると気がついたとしても、取り返しがつかない決断になることを忘れないようにしてください。

退職することでキャリアに良い影響があるか

退職をした後のこともイメージするようにしましょう。

退職をすることによって、キャリアにどのような影響があるのかを考えることも重要です。

キャリアップを考えるのであれば、退職をせずに働き続けることが効果的な場合もあります。

また、将来的にキャリアで目標があるのならば、キャリア形成のためには働き、実績を作ることも考えるようにしましょう。

将来のキャリアを考えて、働き続けることが良いと考えれば仕事を続ければ良いですし、退職をして別の環境で働くことが良いと判断したのであれば、退職が効果的になるかもしれません。

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早期退職をしてからの転職活動のポイント

早期退職をした後の転職活動では以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 転職理由を明確にする
  • 転職後のビジョンを描く
  • 転職理由をポジティブに言い換える
  • 職歴で嘘をつかない
  • 視野を広く持つ

早期退職は、転職希望先の企業からすると、すぐに退職をする人材であるのではないかと考えてしまうかもしれません。

転職活動をする場合には、企業が採用したいと感じてもらえる人材であることが重要です。

経歴は隠せないものですし、正直に伝えるしかありません。

そして、転職は自分で決断したことのはずです。

転職理由は如何なるものであったとしてもポジティブなものにしましょう。

注意点としては、嘘をつくことは避けてください。

嘘をつくことは、いつかバレることです。

早期退職をするということは、企業から見ると気を付けるべき人材になってしまうことを忘れないようにしましょう。

そのため、できる限り視野を広く持って、多くの選択肢を持つことをおすすめします。

転職は今すぐしなくても良い

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントの第二新卒エージェントneoに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当の第二新卒エージェントneoのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

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今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

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体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
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まとめ

転職をして、早期退職をすることは選択肢として持っておくことは問題ないです。

しかし、仕事を辞めることは一度決めてしまうと後悔しても戻れないものになります。

一時的な感情で行動をするのではなく、きちんと明確な退職理由であると整理しておきましょう。

そして、再度転職活動をするのであれば、転職希望企業から採用をしたい人材であると印象を持ってもらえるようにしてください。

早期退職は、転職希望先企業が納得する理由がないと「すぐに辞めてしまう人材」と感じさせてしまいます。

そのため、転職活動を再び行うのであれば、準備はきちんと行うようにしましょう。

ABOUT ME
管理人
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。