新入社員の悩み

会社で無気力な窓際族の人こそマインドフルネスで脳の疲れを取り自分らしさを。

無気力な窓際族サラリーマン

会社に行くのが億劫で無気力な窓際族サラリーマンこそ「マインドフルネス」で自分らしさを取り戻しましょう。

無気力な窓際族サラリーマン

「窓際族」になってしまった人にはいろいろ理由があると思いますが、もし脱したいと思うならまずは「疲れを取る」事から始めましょう。

「疲れは悪」

人間は「疲れる事」パフォーマンス力が落ち些細な失敗や、多少のストレスにすぐに折れてしまいます。

かといって、疲れない環境に身を置くというのこのストレス社会ではなかなか難しい事ですよね。

そのため、「疲れにくい脳」を作る必要があります。それを実現するのが「今」に集中する「マインドフルネス」です。私たちの疲れは「過去や未来の今目の前で起こっていない事象」が原因の多くを占めています。

今回は「なぜ窓際族が無気力になるのか」から「マインドフルネスの方法」までを脳という観点から紹介していきますので是非参考にしてみてください。

無気力な窓際族の人たち

会社に一定数いる「窓際族」と呼ばれるベテランたちの中は、「自分の人生はこんなもの」と仕事自体を俯瞰してみて楽観的な人もいますが、なかには本当の「無気力状態」に陥っている人もいます。

無気力なサラリーマン

【無気力な窓際族の印象】
私の数少ない経験の中から感じるに、後者の「無気力な窓際族」もともと一生懸命仕事をしていたけど、「結果が出なかったり」「頑張れば頑張るほど空回り」していつの間にか「重要なポジションの仕事から外された状態」になっていった人が多いという印象があります。

私が「マインドフルネス」をおすすめしたいのはこの「無気力な窓際族」のサラリーマンです。

「無気力」なままでは終われない

私はこれまで仕事を頑張ってきたのに「無気力な窓際族」の人にはこのまま「無気力」で終わるのは勿体ないです。

なぜかというと、上手くはいかなかったかもしれませんが「頑張ってきた」という事自体は真実ですし、そしてこれからも人生は進んでいくからです。仕事での無気力感は家庭での無気力感や覇気のなさに繋がり仕事以外の人生も暗い気持ちになってしまう可能性、を多き秘めています。

あなたがまだ40代50代であれば、もう一度「人生のために活力あるサラリーマンを目指してはどうでしょう!」そのために今回はマインドフルネスを紹介したいと思います。

 

「無気力」が続く理由

「無気力」から脱出するために、まず「無気力」の理由を認識しておきましょう。「評価されない」「頑張ったけどダメだった」「自信がない」などあると思いますが、理由は単純明快ですそれは「疲れている」からです。

アウェーな環境にいる人

疲れると無気力になる理由

人間は脳の自律神経が過度なストレスを受けると疲れて、行動を制限するように脳から指令を出します。

【疲れると無気力になる理由】
私たちの生命活動を24時間無意識下でコントロールしてくれているのが脳にある「自律神経中枢」です。自律神経中枢から伸びる自律神経はすべての臓器と繋がっており、「心拍」「血流」「体温」「精神神経」をコントロールしているのですが、ストレスを受ける事で、取り込みすぎた酸素(活性酸素)により自律神経細胞酸化(錆び)してしまいその機能が低下していきます。すると、脳が「これ以上自律神経を酷使すると生命的に危ない」と判断し私たちの行動を制限するため「疲れた」という情報を全身に発するのです。これが疲れのメカニズム。慢性的に強いストレスに自律神経が傷つけられ「動かないように脳から指示」が出され結果「無気力状態」に陥ります。

頑張ってきたのに「窓際族」にいる中年サラリーマンの人は心のどこかで「こんなはずじゃ」「劣等感」を抱えているかもしれません。それが、ストレスとなり自律神経を慢性的に疲れさせています。

そして、そういった感情を思い出させるのが職場、つまり「窓際」で仕事をしている時なのではないでしょうか。

まずは疲れを解消する事が始まり

人は「疲れる」余裕が無くなり人に当たったりしますが、心や頭がすっきりした状態では、人に腹を立てたりすることはなく大抵な事を許せるように出来ています。

筆者も含めて多くの人が感じた事があるのではないでしょうか。

「疲れ」=「悪」

この考え方は非常に重要で「あなたの人間性が悪い」とかではなく、物事がうまくいかない(自分の心にゆとりがない)のは「疲れているから」です。

脳の中の自動操縦モード

今度は、脳の仕組みから「疲れ」慢性化している原因を見ていきましょう。

脳の中にはデフォルトモードネットワーク(DMN)と呼ばれる、脳内ネットワークが存在します。

思考のループ

デフォルトモードネットワークとはいわゆる自動操縦状態(車のアイドリング状態)で、例え休んでいたとしても、自動で思考をめぐらせるネットワークです。

これが「雑念」の正体と言え、ここにネガティブ感情が設定されネガティブな思考のループがおこると自律神経はどんどんストレスを感じ、疲弊していきます。

ネガティブ感情というのは往々にして「過去や未来の今目の前で起こっていない事象」が棋院です。窓際族の方なら「あの時こうしておけば」「昨日の同僚の態度が気に食わない」「このまま定年までいるのは嫌だ」などかもしれません。

【自動操縦状態が疲れるわけ】
食べる歩く歯を磨くなど日常で生活は何気なくやっている「自動操縦状態」で占められいます。自動操縦モードで動いている飛行機なようなものですね。しかし、肝心のパイロット(自分自身の頭の中)の意識は過去や未来をほっつき歩き今と関係ないところにいる事が多いのです。ここに、「雑念」は入り込んできてしまい「無駄な消費エネルギー」が割かれ、気づかないうちに疲れてしまいます。なので、大切なのは「日常的な行為」に注意を向けて「今を取り戻す」事が有効なのです。

「過去や未来」に支配されるのは呪い

筆者自身も「過去や未来」に心が囚われ何年の間も悩んだことがあります。しかし、「過去や未来」を変える事はできませんでした。

「絶対に変える事が出来ないものにできずに悩んでいた期間」を筆者は呪いに掛かっていたと思っています。

なぜかというと、「100%答えが無い問いに悩まされ続けているから」

「過去や未来に引っ張られない」ためには「今」に集中する事が必要になってきます。

「今」にさえ集中できれば「過去や未来に引っ張られ」脳の消費エネルギーを無意識に大量に使い「やる気が無くなる」という状態を作りづらくできます。

マインドフルネスって何?

モンキーマインド

「雑念」を取り除き「脳を休ませる方法」としてアメリカで大注目されているのが「マインドフルネス」です。

Appleのスティーブジョブズが瞑想をしていたのは有名な話ですがこれこそが「マインドフルネス」なのです。

マインドフルネスを簡単に説明すると「今に集中する事」「雑念を取り除く方法」です。

【マインドフルネスとは何か】
マインドフルネスは創始者マサチューセッツ大学医学大学院教授のジョン・カバット・ジンによって脳を休息させる方法として作られました。その流れを辿ると東洋の仏教に見られる禅にあり、その効果を科学的に解明し西洋の考え方と合わせて出来たのがマインドフルネスです。多くの人は瞑想と聞くとピンとくるかもしれません。瞑想もマインドフルネスの一部です。1979年にジョン・カバット・ジンが慢性疾患の治療を目的にマインドフルネスを使用したことで多く広まるところとなりました。これをマインドフルネス低減法(MBSR)と言います。

上で紹介したアップル創業者のスティーブジョブズをはじめ、グーグル(Google)やフェイスブック(facebook),シスコ,パタゴニア,エトナ,といった巨大企業でも社内研修としてマインドフルネスが取り入れられています。

それほど、実践者がいるという事は、「脳を休める」という事に有名経営者は重きを置いている証拠です。

マインドうフルネス呼吸法が効くもの

今回紹介させていただくのは、「マインドフルネス」の中でももっとも基本的で誰でもすぐに取り入れられる「マインドフルネス呼吸法」です。

マインドフルネス呼吸法はただ、「呼吸に集中」するだけというとてもシンプルなものでお金がかかりません。

「思いっきり働いているわけではないのに無気力になっている」と感じる中年サラリーマン「脳が疲れている」可能性が高いですので、マインドフルネスで「今」に集中し、まずは余裕を取り戻してください。

【マインドフルネス呼吸法が効果的な事】
「ストレス低減」「雑念の抑制」「集中力・記憶力の向上」「感情のコントロール」「免疫機能の改善」

マインドフル呼吸法の4ステップ

とにかく「脳」が疲れている時におすすめするのが「マインドフルネス呼吸法」です。

それで、「マインドフルネス呼吸法」の4ステップを紹介していきます!

①基本姿勢をとる

【①マインドフルネスの基本姿勢】
・椅子に座る(背筋を軽く伸ばし、背もたれから離して)
・お腹はゆったり、ては太ももの上、脚は組まない
・目は閉じる(開ける場合は、2メートルくらい先を見る)

②身体の感覚に意識を向ける

【②身体の感覚に意識を向ける】
・接触の感覚(足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど)
・身体が地球に引っ張られる重力の感覚

 

③呼吸に注意を向ける

【③呼吸に注意を向ける】
・呼吸に関わる感覚を意識する(鼻を通る空気/空気の出入りによる胸・お腹の上下/呼吸と呼吸の切れ目/それぞれの呼吸の深さ/吸う息と吐く息の温度の違い・・・など)
・深呼吸や呼吸コントロールは不要(自然と呼吸がやってくるのを「待つ」ような感覚で)
・呼吸に「1」「2」・・・「10」とラベリングすると効果的。

④雑念が浮かんだ場合は

【④雑念が浮かんできた時の対処法】
・雑念が浮かんだ事実に気づき、注意を呼吸に戻す。(呼吸は「意識の錨」)
雑念は生じて当然なので自分を責めない。

マインドフルネス呼吸法のポイント

それでは、最後に「マインドフルネス呼吸法」を実践する上でのポイントを紹介します!

・1日5分でも10分でもいいので、毎日続けることが大切
・同じ時間、同じ場所でやる(「脳」は習慣が大好き)

ポイントは「継続」してやるという事です。そうすることで脳にとって習慣になりデフォルトモードネットワーク入りづらくなります。

それは、「疲れにくい脳になる」と同義語です。大切なのは「いま」ですよ!

「疲れてなければ最高のパフォーマンスが出来ます」

自分の最高のパフォーマンスをして、失敗するのであれば仕方ないと割り切れますが、「焦り」「不安」「余裕のなさ」からの失敗は引きづりますよね。

是非、疲れにくい脳を作ってもう一度頑張ってください!

ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。