この記事の要約
本記事は、京セラコミュニケーションシステムズの中途採用・一次面接の体験記です。30代前半・SIer経験者のK.T様が一次面接を合格したものの、他社の内定を受けて辞退した経緯まで解説しています。「アメーバ経営への共感」を志望理由に組み込んだ実体験と、現場チームが直接面接に参加する質問内容が特に参考になります。
本記事は、京セラコミュニケーションシステムズの中途採用面接の体験記を、体験者様の協力のもと執筆しています。これから中途採用面接を受ける方や転職を検討している方は、実際の質問内容・雰囲気・合格のポイントをぜひ参考にしてください。
※本記事は体験者様の主観的な視点から描かれた選考体験記であり、すべての情報が正確であるとは限りません。個々の選考体験には個人差がありますので、あくまで参考程度にご活用ください。
投稿者プロフィール
- 年齢:30代前半
- 学歴:MARCH卒
- 経歴:独立系SIer(プログラマ・SE・プロジェクトリーダー経験)→国内システムパッケージ会社(ITコンサル・製品開発・大規模案件のPM経験)
- 職種:ITコンサルタント・SE・プログラマー
- 転職回数:1回
- 転職活動の理由:給与アップ・新しい環境でのチャレンジ
- 転職活動の軸:同業界・類似職種で給与アップ・キャリアアップにつながる企業
- 選考を受けた年:2017年
選考概要・フロー
選考フロー:書類選考 → 一次面接 → 二次面接(最終)
書類選考は職務経歴書と専用のパーソナルデータシート(職務経歴書の簡易版)を提出。
受けた部署:システムエンジニア(インターネットビジネス関連の求人)
SIerとしてのキャリアアップ・給与アップ・充実した福利厚生を見込める会社として志望しました。
一次面接の内容・質問
形式:オフィス訪問(対面)
面接官:マネージャークラス2名・若手層2名・人事1名(計5名)
実際の質問内容と回答
Q. 自己紹介と職務経歴を教えてください。
職務経歴書に沿って1〜2分程度で簡潔に説明しました。
Q. 弊社を志望した理由を教えてください。
SEとしてプロジェクトリーダーを経験したのち、より上流から意思決定に携わりたいこと、京セラを親会社に持つ規模の大きい案件に関わっていきたいと考えたためと回答しました。
Q. あなたの経歴だとITコンサルや他システム関連企業も視野に入るはずですが、なぜ弊社を志望するのか、もう少し詳しく教えてください。
「上流の仕事」には要件定義・構想整理・提案だけでなく、プロジェクトマネジメントや関係者調整など全体をリードしていくことも含まれると考えていること、KDDIの母体でもある規模の大きな環境でスキルアップしたいこと、そしてアメーバ経営の思想に基づく経営理念に共感しており、他企業では得られない経験ができると考えていることを伝えました。
Q. 規模の大きい案件だけでなく小さい案件もありますが、それでも大丈夫ですか?
問題ありませんと回答。小規模案件でより責任あるポジションを担い実績を積み、徐々に大規模案件でも同じように活躍できるようになりたいこと、規模ごとに異なる成長ポイントがあると捉えていることを説明しました。
Q. 中長期でどのようなキャリアビジョンを描いていますか?
将来的にはプロジェクト・組織をまとめ、経営に近いポジションに就きたいこと、10年後までに大規模プロジェクトのPM・リーダーを経験したいこと、5年後までは幅広さと深さの両方を鍛えていきたいことを伝えました。アメーバ経営の思想がある環境で長期的に成長したいという志望動機にもつなげました。
Q. どんな技術を身に着けたいと考えていますか?
職務経歴書に沿った自身のスキルの延長線上の技術と、対極にある技術について独学で勉強中の旨を伝えました。
Q. 難易度の高い技術が求められる場面もありますが、新しい・知らない技術をどのように習得しますか?
Web・書籍・人づてなど様々な方法で情報収集し、いち早く試す。そしてケースを考えてまた試すという繰り返しで身につけてきた前職の経験を具体的に説明しました。
Q. マネジメント経験はありますか?上流工程についても求められますが大丈夫ですか?
職務経歴書に沿ってマネジメント経験を説明。中長期的には上流工程をメインにしたいことも伝えました。
Q. アメーバ経営に共感したとのことですが、具体的にどんなところに共感しましたか?
京セラ創業者・稲盛和夫の書籍から感銘を受けたことを説明しました。組織を成長させていく考え方・途中で発生する課題への向き合い方に共感したことを伝えましたが、事前学習の範囲で少し詰まりながらの説明になりました。
Q. 逆質問はありますか?
「中途入社で自分と同年次くらいの人は多いか、そういった方はどんなキャリアを形成しているか」と質問。「中途も普通にいて、マネジメントへ進む人もいれば技術を極める人もいる」という回答をもらいました。
一次面接の結果・合格のポイント
結果:合格(エージェント経由で通知)→ 二次面接を辞退
面接時間は約1時間。淡々とした進行でしたが、圧迫感・威圧感はなく、情報を適切に交換した印象でした。現場管理職2名と若手有望株と思われる方2名も同席しており、求人を出しているチームが直接参加している雰囲気でした。
合格できた要因(本人の分析):
- 即戦力として問題ないか・IT技術やマネジメントの考え方が合っているかを具体的な話で示せた
- 抽象度の高い話でなく実体験ベースの具体的な回答ができ、会話の密度が高くなった
- アメーバ経営への共感を志望理由に組み込み、他SIerとの差別化を図れた
辞退した理由:
一次合格後、二次面接の案内を受けましたが、より自身のやりたい業務内容にマッチした他企業から内定が出たため辞退しました。
「アメーバ経営」質問への対策
京セラコミュニケーションシステムズの面接では「アメーバ経営への共感」を志望理由に組み込んだ場合、必ず深堀りされます。稲盛和夫の著書(『アメーバ経営』『生き方』など)を事前に読んでおき、「どの部分に・なぜ共感したか」を自分の言葉で語れる状態にしておくことが重要です。付け焼き刃では詰まってしまいます。
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よくある質問
Q. 京セラコミュニケーションシステムズの中途採用の選考フローは?
A. 書類選考(職務経歴書+パーソナルデータシート)→一次面接→二次面接(最終)の3ステップです。一次面接には現場チームのメンバーも複数参加するケースがあります。
Q. 一次面接の雰囲気はどうでしたか?
A. 淡々としていますが圧迫感はなく、情報交換を適切に行う印象の面接でした。現場管理職・若手層・人事の計5名が参加するケースもあり、実際に一緒に働くチームが直接面接に来ている雰囲気です。
Q. 「アメーバ経営」を志望理由に入れる場合、面接でどう深堀りされますか?
A. 「具体的にどの部分に共感したか」を聞かれます。稲盛和夫の著書を読んで自分なりの言葉で語れる状態にしておくことが重要です。付け焼き刃の知識では面接中に詰まってしまいます。
Q. SIer経験者が評価されるポイントは?
A. 「即戦力としてジョインできるか」という実務レベルでの確認が中心です。技術習得への姿勢・マネジメント経験・上流工程への意欲を具体的な実体験で語れることが重要です。
Q. 京セラグループの子会社ならではの特徴はありますか?
A. 体験者の印象では「京セラ・KDDIが母体だからといって業務内容や組織制度が大きく異なることはなく、一般的なSIer企業と大差ない」とのことです。中途入社の面接官も「前職SIerとそこまで劇的に違うことはない」と話していました。
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