人生キャリア

転職活動にはお金がかかる?!転職活動でお金に悩まず進めるコツ6選!

「キャリアアップやお金などの待遇を考えて転職をしたい」

「現在の仕事に疲れてしまって、別の仕事をしたい」

さまざまな理由から多くの方々が転職をしています。

転職活動をすることは、転職サイトや転職エージェント、ハローワークなどを利用すれば開始することはできますが、なかなか現状の生活では一歩が踏み出せないと言う人も多いでしょう。

たとえば、「貯金がなく、仕事を辞めると収入もなくなり生活ができない」という理由から転職をすることに戸惑ってしまうかもしれません。

転職活動というと、退職をして行うものと考える人もいるかもしれませんが、在職しながらも可能です。

本記事では、転職したいけど収入面が不安であるという方に向けて書きました。

本記事を読んで分かることは、以下の通りです。

  • 転職活動の方法
  • 退職して転職活動する場合に必要なお金
  • お金を気にしないで転職活動するコツ

順番に見ていきましょう。

転職活動の方法

転職活動を行う方法が2つのパターンがあります。

  • 働きながら転職活動をする
  • 退職をして転職活動をする

退職をして転職活動を行うと、当然ながら収入が途絶えることになります。転職活動は、簡単に決まるものではないと考えておきましょう。

1社の応募から面接、採用まででも2週間〜1ヶ月近くかかる場合もあります。

そのため、複数社を受けていくことを考えると、転職成功までには時間はかかるのです。

退職をして転職活動をする場合必要となるお金は、主に以下の3つです。

  • 転職活動の費用
  • 生活費
  • 税金と保険料

転職活動にどのような費用が必要なのかは次の項目で紹介していきます。

退職して転職活動する場合に必要なお金

まずは、転職活動を行う場合に必要なお金がついて解説します。

転職活動の費用

転職活動を行うことはお金がかかることを認識しておきましょう。

たとえば、履歴書の購入費、スーツなど身だしなみ、面接先への交通費など多くの費用が必要となります。

また、転職活動は一社ではなく複数社を受けることになる可能性が高いですので、受ける企業が増えれば増えるほどに費用もかかってきます。

面接のみならず、説明会や見学などを経てから面接になるケースも企業によってはありますので、そのような場合には費用はさらに多くなっていくのです。

企業は、多くの場合は市の中心部などビジネスを行う上で適した立地にある場合が多いです。

そうなれば、地方や市街地に住んでいる転職希望者は交通費は大きくなっていくでしょう。

企業研究を行って、自分が活躍できる仕事内容や求める労働条件が揃っている企業を絞って受けるようにしましょう。絞らずに多くの企業を受けてしまうと費用だけで大きな出費になってしまいます。

生活費

退職をして転職活動をする場合には、収入が途絶えてしまいますが生活費は、収入があったころと変わらず必要となります。

節約をしたとしても必要な出費であることに変わりはありませんので、退職をして転職活動をするのであれば、貯金を用意していくことが必要です。

また、出費を抑えるようにさまざまな工夫も必要になるでしょう。

たとえば、1人暮らしならば実家に引っ越すことや飲み会や趣味の機会を減らすなどを抑えるようにしなければなりません。

加えて、家賃や住宅ローン、食費、光熱費、携帯代など生活に欠かせない固定費用は用意しておいてください。

転職活動をしていても生活費だけは必ずかかりますので、対策をしましょう。失業保険の受給をする場合、自己都合退職は待機期間が3ヶ月ありますので、その間の生活費は用意しておく必要があります。

税金と保険料

税金と保険料に関しても、生活費と同様に必要な出費となります。

勤務をしている間は、会社が変わりに支払い手続きなどを行ってくれていましたが、退職後には自分で行わなければなりません。

退職後必要な支払いは以下の3つです。

  • 住民税
  • 国民年金
  • 国民健康保険

これらは、きちんと納税や支払いをしておいてください。

特に、国民健康保険は病気や怪我をしてしまった場合に必要になります。支払っていないと全額負担という大きな出費になってしまいますので要注意です。

退職をして転職活動をするのならば、各種支払いについてきちんと手続きをしておきましょう。忘れずにお願いしますね!
やりたい仕事がなくて困っている人は、適職診断などで自分の分析をしてみましょう

【おすすめの市場価値診断ツール】

ミイダス

年収診断だけではなく、コンピテンシーやパーソナリティ診断ができるのでおすすめです。登録したあなたの経歴やスキルを求める企業から直接オファーが届くので、効率良く転職活動を進めることができます。

DODA(デューダ)

DODAは年収査定の他、人気企業の合格診断、自己PR発掘診断、キャリアタイプ診断など、さまざまな診断が無料で受けられます。

年収査定にいたっては、186万人にもおよぶ転職者ビッグデータから機会学習を使い高精度で算出しているので、かなり正確に市場価値を把握できるでしょう。  

お金を気にしないで転職活動するコツ

ここからは、お金を気にしないで転職活動するコツについて紹介して行きます。

在職しながら転職活動をする

転職活動をするのならば、在職しながら行いましょう。

在職をしている場合には、収入がきちんとありますし、転職活動をせずに在職中の仕事を続ける選択肢を持つこともできます。

収入がない状態で転職活動を行うことは、すぐに転職先に勤務できるメリットもありますがデメリットが大きいです。

収入がないと焦りや不安の感情が大きくなってしまい、本来希望していない条件の企業にも応募してしまいます。「早く働いて収入を得たい」と考えてしまうからです。

希望条件と合わない企業で働くとなれば、ストレスを感じるなどして早期退職を選んでしまう可能性が上がってしまいます。

そうなれば、経歴に傷がついてしまうことになるでしょう。

在職中であれば、忙しい中で大変かもしれませんが、そのままで転職活動をすることがおすすめです。収入があるって非常に重要となります!

貯金をしてから退職する

本記事で、ここまで紹介しているように転職活動をするためにはお金が必要です。

もしも、退職をして転職活動をすることを選ぶのならば、貯金をしておきましょう。

貯金があれば、収入が途絶えてしまっても精神的に落ち着いて転職活動をすることができるかもしれません。

また、賞与の支給日が近い場合には、賞与を受け取ってから退職がおすすめです。

賞与も貯金にすることができますので、退職を考えるタイイミングによっては、もらってから退職にしましょう。

在職しながら転職活動をすることが良いですが、理由によっては退職をした方が良いものもあります。

たとえば、ハラスメントを受けていたり、人間関係で悩んでいたりという場合には、続けると体調を崩すなどの悪影響が出る恐れがあります。

ボーナスのタイミングを狙って退職・転職活動をするのも1つの手です。

お金はあるに越したことはありません。落ち着いて転職活動をするのであれば、経済的問題はできる限り解消しておきましょう。

退職後にお金を受け取る

退職をする場合には、給与としての収入は途絶えますが、もらえるお金もあります。

主に以下の3つです。

  • 退職金
  • 失業手当
  • 傷病手当

退職金は勤務している企業によって、退職金制度が存在していれば、受け取ることができます。金額も各企業によって変わりますので、退職前に確認できればしておきましょう。

失業手当は、退職理由などにより待機期間や支給期間は異なりますが、受け取ることができるお金ですので、転職活動費や生活費としても大きな支えになるものです。

傷病手当に関しては、退職理由が体調不良や怪我である場合には、医師の診断書が必要にはなりますが、受け取ることができるお金です。受け取る場合は、就業ができない状態であると医師が認めている状態ですので、基本的に転職活動は行えません。

もらえるお金は十分にもらって、転職活動を成功させるために動きましょう!!

アルバイトをする

転職活動の合間を縫って、アルバイトをして収入を得ることも選択肢としてあります。

長期的なアルバイトではなく、短期のものやシフトを自分で決めることができるもの、パソコンを使って自由な時間に行えるものなどがおすすめです。

あくまでも転職活動をするためにアルバイトをするわけですので、転職活動がおそろかにならないようにしましょう。

あくまでも繋ぎのアルバイトです。収入ができれば、落ち着いて転職活動することができるはずです。

節約をする

収入がなくなってしまうことから出費を減らすことを考えましょう。

出ていくお金を最小限にしないことには生活は、厳しい状況になっていく一方です。

貯金に余裕がない中で退職し転職活動をするのならば、毎月の固定費に関しては見直すことができる部分がないのか入念に検討しましょう。

家計簿をつけたり、予算を決めてやりくりをするなど明確な目標を持つことがおすすめです。

減税処置を受ける

転職活動を退職して行う場合には、税金の減免制度の利用がおすすめです。

税金や保険料には減免措置が設けられていますので、申請をして認められれば転職が実現するまでの税金の負担を抑えることが可能です。

税金や保険料を支払っている窓口で確認をしてみましょう。

手続きはインターネットから簡単に行うことができる場合もあります。一度確認をしてみましょう!!

転職は今すぐしなくても良い

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントの第二新卒エージェントneoに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当の第二新卒エージェントneoのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら

今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら

体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...

まとめ

企業に勤務をして働いていると、税金や保険料は企業が天引きという形で対応をしてくれていますので、出費を感じにくいかもしれません。しかし、実際にはかなりの出費をしているのです。

転職活動を退職して始めるとなれば、転職実現までの期間に無収入になってしまい生活が困窮する可能性があります。

20代の場合、働き始めての時間が短いことで貯金も少ないことが予想されます。また、仕事での余裕がなく在職しながらの転職活動は難しく感じて、仕事を辞められなくなるケースが多数存在します。

現時点で転職へ気持ちが傾いているのであれば、その瞬間に少しづつで構いませんので、転職活動スタートさせましょう。

現職での限界を迎えて、本当に辞めたいと思ってから転職活動を進めても転職先が見つからないかもしれません。そうなれば、お金もないため辞められないということになります。

在職しながらの転職活動は、忙しいし、時間の調整などができないと感じるのであれば、転職エージェントを使いましょう。

転職エージェントを利用すれば、企業との日程調節など交渉ごとを任せられ時間の節約になります。

また、自分のことや相手企業のことをよくわかっているますのでマッチングできる可能性が高くなり、ミスマッチや書類審査で落とされるリスクは大きく軽減されるでしょう。

おすすめの転職エージェントはこちらで紹介しています。

体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...

転職のタイミングや方法に悩んでいるのであれば、一歩踏み出してみましょう。

この記事を参考にしてもらえればうれしいです。

ABOUT ME
管理人
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。