人生キャリア

会社都合での退職!!失業保険を受給しながらの転職活動を解説!!

仕事を日々、続けていると予期せぬ出来事が訪れることがあります。

その一つとして、「会社都合による退職」が挙げられます。

会社都合となれば、心の状態を含めた転職に向けての準備ができていないでしょう。

そんな時には、失業保険を有効活用することがおすすめです。

本記事では、会社都合で退職となった場合の失業保険を受給する場合について詳しく解説をしていきます。

プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。

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退職の仕方

仕事を退職する場合には、大きく分けて2つのパターンが存在します。

1つ目は、自分で会社に対して退職の意思を示す「自己都合退職」です。

退職をする場合、ほとんどは自分から会社に対して、「退職をしたい」伝えることになるでしょう。

理由は、人それぞれになりますが、転職や自分のやりたいことに挑戦、結婚、育児、介護などが自己都合退職に該当します。

2つ目は、会社から退職を決められる「会社都合退職」です。

これは、労働者の意思ではなく会社側に決められてしまうことですので、心や転職活動などの準備ができていない状態でのこととなります。

会社都合での退職は、会社の倒産や懲戒解雇などいうことが該当します。

非常に厳しい状況での退職といえるでしょう。

失業保険を受給する

退職した場合には、失業保険の受給をすることができます。

これは、労働者の権利であり、社会保険に一定期間加入をしていた人であれば受け取ることができるものです。

自己都合での退職でも会社都合であったとしても、失業保険を受給することはできますので、受給手続きをして、転職活動を落ち着いて進められるようにしましょう。

失業保険は、退職をする際に会社から発行される「離職票」が必要です。

離職票が発行されていない場合には、会社の発行を待つもしくは、会社に発行状況を確認する連絡を入れるなどして待つようしましょう。

離職票が手元に届いたのならば、自分の住んでいる地域を管轄しているハローワークへ出向いてください。

この際に、離職票は自分の目できちんと確認をしておきましょう。

退職理由において、自己都合退職か会社都合退職なのかが記載されていますので、自分の認識とズレがないかを確認してください。

もしも、自分の認識とズレがある場合には、ハローワークから前職へ確認をしてもらえますし、修正して再発行してもらえます。

失業保険を受給する場合にはハローワークで求職者登録をした上で可能です。

持ち物としては、離職票と身分証明書、証明写真、自分名義のキャッシュカードとなります。

これらを持っていくと手続きができ、失業保険受給に向けて説明会への参加を案内されることになるのです。

説明会は必ず参加をするように日程調整をしてください。

失業保険受給の方法や再就職手当のことどを詳しく説明してくれますので、転職実現へのモチベーションを上げることにもつながるでしょう。

この項目では、会社都合と自己都合、それぞれの場合での失業保険の受給について解説をします。

失業保険は、労働者の権利です!!退職まで頑張ってきたからこそもらえるものですから堂々と受給しましょう!!

失業保険受給の条件

失業保険を受給するためには、条件が3つ存在しています。

1つ目は、失業状態であることです。

失業状態というものは、完全に収入がなくなっていることになります。

収入がない場合には、生活をすることが難しくなりますし、転職活動をすることもできません。

そのために、失業保険が存在しているのです。

2つ目は、社会保険に加入をしていたことです。

退職する会社で社会保険に加入をしていたのであれば、失業保険を受給することができます。

社会保険は、規定の時間働いた場合には加入することが会社への義務になっているので、加入をしている人が多いはずです。

失業保険で勘違いされやすいことは、正社員として働いていないと受給できないというものですが、派遣社員や契約社員、アルバイト、パートなど非正規社員であったとしても受給できます。

雇用形態は関係ありませんので、社会保険に加入をしていれば受給する権利は持っています。

また、社会保険に一定期間加入をしていなければならないことです。

社会保険に加入はしていたとしても、規定の日数が必要となります。

たとえば、加入をしていたが1ヶ月で退職をしたとなれば受給資格は満たしていません。

社会保険に加入をしている日数というものは、自己都合退職か会社都合退職かによっても変わります。

自己都合退職の場合は、退職日以前の2年間に12カ月以上の加入が必要です。

対して、会社都合退職の場合は、退職日以前の1年間に6カ以上の加入条件が存在しています。

会社都合退職の方が、条件が軽いと感じた人もいるでしょう。会社都合退職は、自分で仕事を辞めたいと意思表示をしたわけではありません。

そのため、転職活動への準備や心の整理などが全くできていない状態である場合が多いでしょう。

それらを見越して、条件は自己都合退職に比べて軽いものになっているのです。

3つ目の条件は、ハローワークで求職者登録をしていることです。

ハローワークで失業保険の申請をするわけですので、登録は必要となります。

加えて、失業保険が持つ意味は、「仕事をすることができる状態であるが、職につくことができていない状態である」という人に対して支給されるものです。

そのため、仕事をを探しているという状態でなければいけません。

仕事ができる状態にあるにもかかわらず。仕事をするつもりがない人間に対しては、支給されないものです。

ハローワークでは、求職者登録も簡単にすることができます。

失業保険の申請を行う際に、必ず窓口で求職者登録を求められますので、加入することになるでしょう。

では、失業保険の支給内容においては、会社都合退職と自己都合退職でどのような違いがあるのかを紹介していきます。

退職をして転職活動をする方は、自分の状況と照らし合わせてみてください。

わからない!!ややこしい!!という場合には、ハローワークにきくようにしましょう。丁寧に教えてくれますから安心です!

自己都合

自己都合の場合は、社会保険に加入していた期間によって、支給される期間は変わります。次のような期間になりますので、自分の場合はどうなるのか目安として頭に入れておきましょう。

在職中の方でも、転職を検討している場合には現在退職をしたのならば、どうなるのか参考にしてください。

失業保険を申請したならば、待機期間が7日間あります。

7日間で失業状態であれば支給決定となるのです。

そして、自己都合退職の場合は給付制限が2ヶ月あります。

2ヶ月待った上で、失業状態であれば、下記の受給期間に失業保険が支払われるのです。

注意点としては、過去5年間で失業保険を受給したことのある場合は、給付制限が2ヶ月ではなく3ヶ月になります。

これは、失業保険の受給を目的として退職することを防ぐためにあるのです。

雇用保険の被保険者期間受給期間
1年未満90日
1年以上5年未満
5年以上10年未満
10年以上20年未満120日
20年以上150日

会社都合

会社都合での退職の場合は、社会保険への加入期間と離職したタイミングの年齢によって左右されます。

待機期間は、自己都合退職と同様に7日間ありますが、給付制限は存在しません。

これは、会社都合退職は自己都合退職と異なり、自分のタイミングで仕事を失ったわけではないからです。

給付期限は、自分で貯金や転職活動の準備などが自己都合退職の場合にはできていると判断されるからこそ設けられています。

しかし、会社都合退職は会社側が決定した事項ですので、準備はできていない場合がほとんどです。

雇用保険の被保険者期間離職時の年齢
30歳未満30歳以上
35歳未満
35歳以上
45歳未満
45歳以上
60歳未満
60歳以上
65歳未満
受給期間
1年未満90日
1年以上5年未満90日120日150日180日150日
5年以上10年未満120日180日180日240日180日
10年以上20年未満180日210日240日270日210日
20年以上240日270日330日240日

会社都合退職での転職活動

会社都合で退職をした場合には、履歴書の職歴欄にきちんと退職理由を書かなければいけませんので、転職希望先にはバレてしまいます。

しかし、嘘を記載することは経歴詐称になりますのでいけません。

会社都合での退職である場合には、正直に記載して、面接でも回答をしましょう。

重要なのは、その事実をどのように受け入れて、前向きに考えることができているのかです。

起きてしまった過去は変えられませんが、未来は変えることができます。

企業が納得する、安心する回答を転職活動の準備でしておきましょう。

職歴に関しては、非常に高い確率で問われるはずです。

そのため、準備は必ず行ってください。

転職は今すぐしなくても良い

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントの第二新卒エージェントneoに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当の第二新卒エージェントneoのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

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今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

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体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...

まとめ

いかがでしたでしょうか。

転職活動は、人それぞれさまざまな状況で行っているものです。

自分から退職をして、夢や目標を目指す場合もあれば、介護や育児など家庭事情で退職をする場合もあります。

また、在職をしたまま自分の価値を確認するために行っている人もいるでしょう。

さまざまなパターンの中に、会社都合退職もあるのです。

倒産や解雇は、いつ訪れるかわかりません。

会社の経営状態なんてものは、1人の社員には見えないものです。

また、解雇になる出来事もいつ、誰に訪れるかわからないものです。

「自分は大丈夫」なんて他人事に思っていると、突然降りかかるかもしれません。

労働者として持っている失業保険受給の権利などは、きちんと知識として持っておくこと、落ち着いて調べるなどが重要です。

本記事が、様々な方々の力になれれば幸いです。

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新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。