新入社員時代というはつい学生時代の友達に仕事の事でつい見栄を張ってしまう事がありますよね。
学生時代とは違い、「仕事が出来る」というのは人と比べるにあたっての分かりやすい価値判断になってきます。
当然、そうなってくると「上手くいく人」もいれば「上手くいかない人」も出てきます。上手くいっている学生時代の友達と飲みに行ったり電話で離したりするとつい見栄を張ってしまい、そんな自分が嫌だと感じた事のある人は少なくないと思います。
今回は、「なぜ見栄を張ってしまうのか?」と「見栄を解消するための方法を2つ」紹介していきますので、是非参考にしてみてください!
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友達との差が気になる新入社員時代
新入社員時代というのはどうしても、スタートするタイミングがみんな一緒なので幸先よくスタートを切った人、最初で躓いてしまった人の差が分かりやすいです。
幸先よくスタート切れた場合は良いのですが、躓いて出遅れるとその差が気になりますよね。
本当は上手くいっていないのについつい学生時代の友達と仕事の話をする時に見栄を張ってしまう事もあるかもしれません。
見栄を張る気持ち分かります
筆者の新入社員時代は、圧倒的にスタートで躓き、学生時代一緒に笑いあった友達の活躍をみて「ふがいなさ」を感じていました。
筆者の場合は「見栄を張る」まではいかずとも、仕事の話がでるとつい口を紡ぎ周りに合わせていました。話せるほどの事もないし、何より友達に「仕事が出来ないやつ」と思われたくなかったからです。
もう少しだけ、「プライド」が高ければ筆者も「見栄を張っていたに違い無い」と思うので「見栄を張る人の」気持ちが痛いほど分かります。
見栄を張る自分が嫌いなら
筆者はこの状態がものすごく嫌でした。かといって仕事は頑張れば頑張るほど空回りしてとても「仕事が出来るやつ」には辿りつけるような気配はありません。
筆者の場合は2年目になり徐々に仕事ができるようになってきて落ち着いてきたのですが、当時の事を思い出すと今でも「嫌な気持ち」がします。
もし、今そういう「友達に見栄を張る自分」が「嫌い」と思っている新入社員がいて解決したいと思っているなら「自分を見つめる事」が解決への糸口です。
自分らしさに気づくことがポイント
「見栄を張りたくない」のについ「見栄を張っている」という状態は、自分らしさに気づいていない、つまり自己認識のずれが「脳内」で起こっている可能性が高いです。
自己認識能力が弱い脳では、自分の置かれている状況や、行動を正しく理解できずに「見栄を張るための嘘」をつく傾向にあります。
その場しのぎの嘘と同じですね。
自分を知る(自己認識能力を高める)ことで、客観視てきに自分の価値に気づき「見栄や嘘」をつく必要が無くなるのです。
自己認識能力を高めるためには
「自己認識能力」を高めるためにおすすめなのが「自己PR」を書く事です。
見栄を張る必要が無い自分を知る
「友達より劣りたくない」という感情が、現状の自分をより大きくさせる「見栄や些細な嘘」となって表れています。
これを、防ぐためには「見栄を張らなくても」自分には価値があると思う事が大切です。
それは、「善し悪し」に関係なく「自分の事を知っている」という事です。
それを知るための方法が「自己PR」を書くという事。そうすることで「脳」が自分について理解することが出来ます。
【自己PRを書く事のすすめ】
自己PRを書くときは、世間的な判断基準に囚われずあらゆる角度からありのままの自分を見つめてプロフィールを書いてみましょう。変わった趣味でも、役に立たない知識でも構いません。自分らしさに気づけば気づくほど、嘘をつく必要が無くなります。
(自己PR例)
・笑顔を褒められる
・猫の事は何でも知っている
・熱しやすく冷めやすい
・足が遅い
・挨拶が良いと褒められる
継続性が大切です
自己PRを書き、自己認識力を高めていくためには「継続的なトレーニング」が大切です。
【継続的なトレーニング】
自己PRが書けたら、数カ月ごとに見直して更新するようにしましょう。もともと理解能力に優れた人でも自己認識が出来ていないことは多いです。もしできるのであれば、その内容を誰かに伝えてみてください。相手の反応が新たに気づきになり、自己認識力が更に鍛えられます。
認知の歪みを解消しよう
上では、「自分らしさ」に気づく事で「見栄を無くす」方法を紹介しましたが、もう一つ「認知の歪み」を無くす方法を紹介します。
【認知の歪み】
言葉の通り自分自身の認知が歪んでいる状態を言います。(例は以下)
◆友達は仕事が出来るか出来ないは関係ないと思っているのに、仕事が上手くいってないことをダサいと思われたくないと思っている。
◆本当は仕事が出来ないわけではないのに、仕事が出来ないと思い込んでいる
◆友達が自分より仕事が出来るわけではないのに、勝手に自分より仕事が出来ると思い込んでいる
強いジャッジメンタルが原因
「認知の歪み」は強い「ジャッジメンタル」を持つ人に良く現れる傾向にあります。
【ジャッジメンタルとは】
ジャッジメンタルとは善し悪しで物事を判断するという事です。この傾向にある人は自分自身に対しても善し悪しで判断するため、本当の自分の価値と自分の認識がずれる事があります。相手の価値を善し悪しで判断してしまう傾向にある人は要注意です。その判断では「大切な今の自分」を見失い、その場しのぎの「見栄」を貼り続ける事となります。
「今」に集中すること
「認知の歪み」を取るためには「今」に集中することが大切になってきます。
「今」に集中するという事は「あるがまま」を受け入れるという事です。
「あるがまま」の状態に善し悪しはありませんよね。次の章では「今」に集中すして「認知の歪み」を取るためのマインドフルネスを紹介していきます!
マインドフルネスについて
「マインドフルネス」とは「雑念」を取り除き「今」に集中する方法の事を言います。
私たちの脳内では絶えず「雑念」が起こり、「過去や未来」に思考が飛び「今」に集中できていないのです。
友達の前で「見栄を」張ってしまう時は「過去の自分のカッコ悪い姿」を消そうとしているのかもしれません。
今回は「今」に集中する「マインドフルネス」の中で最も基本的な「マインドフルネス呼吸法」を紹介していきます!
マインドうフルネス呼吸法が効くもの
今回紹介させていただくのは、「マインドフルネス」の中でももっとも基本的で誰でもすぐに取り入れられる「マインドフルネス呼吸法」です。
マインドフルネス呼吸法はただ、「呼吸に集中」するだけというとてもシンプルなものでお金がかかりせんので、休んでも疲れが取れない新入社員こそ社会人としてスタートした今にこの習慣を身に着けて疲れ知らずの社会人人生のスタートを切りましょう!
【マインドフルネス呼吸法が効果的な事】
「ストレス低減」「雑念の抑制」「集中力・記憶力の向上」「感情のコントロール」「免疫機能の改善」
マインドフル呼吸法の4ステップ
とにかく「脳」が疲れている時におすすめするのが「マインドフルネス呼吸法」です。
それで、「マインドフルネス呼吸法」の4ステップを紹介していきます!
①基本姿勢をとる
【①マインドフルネスの基本姿勢】
・椅子に座る(背筋を軽く伸ばし、背もたれから離して)
・お腹はゆったり、ては太ももの上、脚は組まない
・目は閉じる(開ける場合は、2メートルくらい先を見る)
②身体の感覚に意識を向ける
【②身体の感覚に意識を向ける】
・接触の感覚(足の裏と床、お尻と椅子、手と太ももなど)
・身体が地球に引っ張られる重力の感覚
③呼吸に注意を向ける
【③呼吸に注意を向ける】
・呼吸に関わる感覚を意識する(鼻を通る空気/空気の出入りによる胸・お腹の上下/呼吸と呼吸の切れ目/それぞれの呼吸の深さ/吸う息と吐く息の温度の違い・・・など)
・深呼吸や呼吸コントロールは不要(自然と呼吸がやってくるのを「待つ」ような感覚で)
・呼吸に「1」「2」・・・「10」とラベリングすると効果的。
④雑念が浮かんだ場合は
【④雑念が浮かんできた時の対処法】
・雑念が浮かんだ事実に気づき、注意を呼吸に戻す。(呼吸は「意識の錨」)
・雑念は生じて当然なので自分を責めない。
「今」を知れば自分らしさが見えてくる
自分を卑下したり強く見せたりしてしまうジャッジメンタルは「雑念」で「今」に集中できていないことが原因です。
マインドフルネス呼吸法で集中する「今」には、善し悪しの価値判断は存在しません。
その状態で見る自分というのが本当の自分らしさです。自分らしさを知る事が出来れば「無理に見栄を張り嘘をつく必要」が無くなりますので、是非試してみてください!
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