新卒から半年で、
「仕事がつまらなく感じて、別の仕事がしたい…」
「職場環境や人間関係が自分に合っていない気がする…」
「半年で辞めてしまうと、転職に不利にならないか不安…」
このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
結論、新卒入社半年で仕事を辞めてもOKです。
合わない仕事を続けるより、思い切って辞める方がメリットが大きいでしょう。
本記事では、新卒から半年で仕事を辞めるメリットとデメリットを解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
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新卒入社から半年で仕事を辞められる?
新卒入社半年でも問題なく仕事を辞められます。
実際、新卒1年目の退職は珍しくはありません。
厚生労働省が発表したデータによると、新卒1年目の離職率は10.6%となっており、約10人に1人が一年以内に退職をしています。
辞めたいと思った理由を明確にして、後悔のない退職をすることが大切です。
新卒入社半年の人が仕事を辞めたい5つの理由
人によって仕事を辞めたい理由はさまざまです。
ここからは、株式会社ビズヒッツが行った「新卒1年目で転職した理由」から5つを解説します。
あなたの退職理由を明確にするためのヒントにしてくださいね。
①職場の人間関係が悪い
ほとんどの場合、仕事はチームや組織で進めるため、人間関係がよくない場合は退職する理由になります。
風土・雰囲気などが自分に合っていない職場では、同期や同僚に馴染めない可能性が高く、ストレスになってしまいます。
この場合、自分はどのような人と仕事がしたいか、自分にとって居心地のいい環境は何かを考えてみましょう。
また、ハラスメントや嫌がらせのある職場は離職率が高くなるでしょう。
②残業、休日出勤が多い
「ほとんど残業はありません」「平均残業時間は20時間以下です」
入社前はこのように聞いていたにもかかわらず、実際は残業や休日出勤が多いパターンです。
新卒から半年は慣れない仕事に時間がかかって、残業が増えているのかもしれません。
しかし、一向に作業スピードが上がらないときは、今の仕事が自分に合っていない可能性があります。
③仕事内容が自分に合わない
入社前に想像していた仕事と実際の仕事が異なっているケースです。
とくにやりたい仕事が明確だった人は、理想と現実のギャップに悩んでしまい、辞めたいと思うようになります。
④給与が低い・福利厚生などの待遇面がよくない
仕事を選ぶ上で給与や福利厚生などの待遇面を重視する人も多いです。
しかし、下記のような場合は不満を感じてしまうでしょう。
- 募集要項や聞いていた内容と違う
- 仕事量に対して待遇が見合ってない
- 残業代が出ない
新卒社員から給与や待遇に言及することは難しく、改善に期待ができない場合は退職に至ってしまいます。
⑤他にやりたいこと、したい仕事がある
入社してから別にやりたいことができたり、新たな仕事をしたいと思ったケースです。
- 就職活動のときに検討していた別の仕事をしたい
- 仕事を行う中で他の職種・業界に興味を持った
- 独立や起業をしたい
上記のようにポジティブな理由から退職する人もいます。
新卒入社半年で仕事を辞める5つのメリット
新卒入社半年で仕事を辞めることに悪いイメージを持っているかもしれません。
しかし、実際はメリットも多く、不満を持ちながら今の仕事を続ける方がストレスになります。
以下で、詳しくメリットを解説していきます。
環境と気持ちをリセットできる
人間関係を含む職場の環境と、辞めたいと思っているモヤモヤした気持ちをリセットすることができます。
気持ちが晴れることで新たなチャレンジがしやすく、今以上に自分の成長が期待でき、仕事に前向きになります。
無駄な時間を過ごさなくて済む
モチベーションがなく働いていると、良好な人間関係も築きにくく、結果にも結びつきません。
時間は有限であり、なによりも大切にすべきなので、「辞めたいな」「違うことがしたいな」と思いながら働くことはおすすめしません。
あなたが有意義な時間だと思える仕事や環境に身を置いてみましょう。
給与や待遇がよくなる可能性がある
入社半年で習得したスキルや経験を評価してくれる企業や、今以上に適性のある仕事が見つかれば、給与や待遇がよくなる可能性があります。
給与が上がると仕事のモチベーションが上がりますよね。
未経験職種や異業種への転職がしやすい
基本的に転職で求められる人材は、スキルや経験のある即戦力です。
しかし、新卒から半年であればスキルや経験よりも、今後の成長性やポテンシャルで採用をしてくれます。
第二新卒枠で転職できる
新卒から3年未満の若手のことを一般的に第二新卒といいます。
ポテンシャル重視で人材を求める第二新卒市場において、新卒入社から半年のステータスは有利になるでしょう。
やる気や人柄のよさを企業に伝えることも将来性のアピールには有効です。
若さを武器にできることが第二新卒の特権といえます。
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新卒入社半年で仕事を辞める3つのデメリット
もちろん、新卒入社から半年で仕事を辞めることのデメリットもあります。
メリットだけでなくデメリットを知ることで、後悔のない決断ができるようになりますよ。
以下で詳しく解説していきます。
応募先にすぐ辞める人と思われる
採用しても前の仕事同様にすぐ辞めてしまうのでは、とネガティブに捉えられるかもしれません。
しかしこのデメリットは、企業が納得できる転職理由を伝えることで取り除くことができます。
例えば、下記のような理由を正直に伝えてみましょう。
- やりたい仕事がある
- 身につけたいスキルや経験がある
- 残業が多い場合は「自己研鑽のために時間を確保したい」と言い換える
給与や待遇が悪くなる可能性がある
お伝えしたように給与や待遇がよくなる可能性がある一方で、今の会社よりも悪くなってしまうリスクもあります。
残念ながらキャリアにとって早期退職はマイナス要素となり、待遇交渉による年収アップはあまり期待できません。
そのため、募集要項を読み込んだり、選考中に不明点は質問をして解消をするなど、待遇面は必ず確認しておきましょう。
【おすすめキャリア相談】
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新卒しか出世できない企業もある
新卒入社した社員が出世しやすい文化にある企業では、第二新卒であっても出世は難しいでしょう。
経営層の経歴が新卒からずっとその会社で出世をしてる場合は、新卒社員が優遇される企業である可能性が高いです。
新卒入社半年の転職には転職エージェントを使おう
今の仕事に不満があったり、新しい仕事にチャレンジしたいと思ったときは転職することをおすすめします。
しかし、初めての転職では下記のような不安があると思います。
- 転職活動の進め方を教えてほしい…
- 自分に合った仕事や企業がわからない…
- 応募書類の添削をしてほしい…
そこで、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントでは、下記などのサポートを担当のキャリアアドバイザーから無料で受けることができます。
- 自分の強みや適性などのキャリア相談
- 非公開求人や厳選した求人を紹介してくれる
- 面接日程など、企業とのスケジュール調整
- 履歴書と職務経歴書の添削
- 面接対策
「スキルや経験のない自分がエージェントを利用して大丈夫かな…」と思うかもしれませんが、まったく問題ありません。
第二新卒や20代に特化したエージェントを利用すれば安心ですよ。
第二新卒を対象としている分、早期離職のデメリットといった第二新卒ならではの相談にも乗ってくれますよ。
転職は今すぐしなくても良い
私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントの第二新卒エージェントneoに登録しました。
当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。
しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。
エージェントから企業を紹介される
最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。
担当の第二新卒エージェントneoのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。
私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。
「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。
関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら
今の仕事を辞められると思うと楽になる
実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。
これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。
その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。
単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。
紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。
結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。
その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。
実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。
まとめ:新卒入社半年でも仕事を辞めてOK
ここまで、
- 新卒入社半年の人が仕事を辞めたい理由
- 新卒入社半年で仕事を辞めるメリット
- 新卒入社半年で仕事を辞めるデメリット
をお伝えしてきました。
新卒1年目でも仕事を辞めても問題ありませんし、実際に辞める人も珍しくありません。
モチベーションのない仕事を続けて時間を無駄にするより、興味のあるやりたい仕事に転職することをおすすめします。
新卒から半年はまだまだ若く、必要以上にリスクを恐れることはありません。
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