「仕事がうまくいかない…」
入社して半年経たないうちに、そう感じてしまった経験はありませんか?実は私も、新卒で入社したとき、まさに同じ壁にぶつかりました。
いくら頑張っても成果が出ない。
上司の期待に応えられない。
「自分は社会人としてダメなんじゃないか」と、毎日が辛かったです。
でも、あるとき気づいたんです。仕事がうまくいかない本当の原因は、「技術」や「努力不足」ではなく、「人生のゴールが見えていないこと」だったと。人生に明確な目標がないまま働いていると、
どんなに目の前の業務をこなしても、心のどこかで「これでいいのか?」という違和感が消えません。逆に、自分の人生に「これだけは絶対に叶えたい」という軸があれば、
どんなに厳しい状況でも、自分で道を切り開けるようになります。私はそのことに気づいてから、仕事の進め方が180度変わりました。
自信を持って挑戦できるようになり、結果も自然とついてくるようになったのです。この記事では、以下の順番でお伝えします。仕事がうまくいかない本当の理由
・私が実際にやった「人生のゴール」の見つけ方
・ゴールができてから変わった仕事の進め方
・今すぐ辛さから抜け出すための具体的な一歩
特に「入社半年~3年目くらいで仕事に悩んでいる人」に読んでほしい内容です。
コンテンツ
入社5カ月で仕事が出来ない本当の理由:逆算思考の欠如
〜それは「逆算思考」が完全に欠けているから〜
はっきり言います。新卒5ヶ月で仕事ができないと感じる人の99%は、ただ一つだけ決定的に足りていないものがあります。それが 「逆算思考」 です。
私も新卒時代は全くできていませんでした。
「これに気づくまで1年、本当に使えるようになるまで1年8ヶ月」かかりました。
正直、もっと早く気づいていれば、あんなに毎日泣きそうになりながら出社しなくて済んだのに…と思います。
その場しのぎで生き延びようとするモードに陥っている
仕事がうまくいかない人は、目の前の業務を
「単発の点」としてしか見られていないことがほとんどです。
上司に言われた資料を作る → 作る
ミスを指摘される → 直す
締め切りが迫る → なんとか間に合わせる
これだけならできているように見えますよね。
でも実は、これって全部「その場しのぎ」です。「この資料って、そもそも何のために作るんだっけ?」
「この作業が、1年後・3年後の自分にどう繋がるんだっけ?」…と考え始めた瞬間、手が止まる。
頭が真っ白になる。
だから、無意識に「今だけ乗り切ればいいや」と逃げてしまうんです。私もそうでした。
入社5ヶ月目の自分は、まさに「今日を生き延びるサバイバルモード」でした。でも、ある日気づいたんです。その場しのぎでごまかしても、結局逃げ切れない。
いつか必ず、現実がドカンと襲ってくる。ミュージシャンの斎藤和義さんの歌詞にこんな一節があります。
「その場しのぎの嘘で ごまかしても結局はバレるんだよな」
まさにこれ。
仕事も同じです。
ごまかしても、ごまかしても、
いつか「できない自分」が丸裸にされて、立ち尽くす瞬間が来るんです。私はそれが、ちょうど入社1年目の終わり頃でした。そのとき初めて思いました。
「このままじゃダメだ。ちゃんと未来から逆算して、今を生きなきゃ」と。そこからすべてが変わりました。次からは、私が実際にやった「逆算思考の作り方」を全部お伝えします。
一度身につければ、もう「仕事ができない自分」に戻ることはありません。あなたも、もうその場しのぎで生き延びるのはやめませんか?
人生の目標が明確でないと、仕事は絶対にうまくならない
ある日、当時めちゃくちゃ厳しかった上司に、こう言われました。「お前はな、人生のゴールが決まってないから
何を考えても薄っぺらくなるんだよ」その瞬間はマジでムカつきました。
「は? 仕事の話してるのに、急に人生の話とか関係ないだろ」って。
でもね、あの言葉が頭の片隅にずっと残ってたんです。
そして入社1年8ヶ月目くらいに、ようやく理解できた。
あの上司の言ってたこと、100%正しかった。人生のゴールがない = 「なぜやるのか」がずっと曖昧人間って、「なぜ?」が明確じゃないと本気になれない生き物なんです。
この資料、なんで作るんだっけ?
この数字、誰がどう使うんだっけ?
このミーティング、結局何を決めるんだっけ?
全部「会社のため」「上司に言われたから」で済ませてると、
どうしても思考が浅くなる。だって、自分の人生と何の関係もないんだもん。逆に、「俺は5年後に○○を達成したい」
「そのためにこの会社で△△のスキルを身につける」
「だから今この地味な作業も、絶対に意味がある」ってハッキリ決まってると、どうなるか?資料1枚作るにしても「これがどう繋がるか」を死ぬほど考える
ミスしても「ゴールに近づくための授業料だ」と思える
辛いときも「これでいいんだ」と自分で自分を納得させられる
これがまさに「逆算思考」の源なんです。
「なぜ?」を問うと、仕事が自分で選べるようになる
「なぜこの仕事をするのか?」
この一言が、すべてを変えるスイッチです。目の前のタスクに
「ただ言われたから」ではなく
「自分が納得した理由」で取り組めると、
驚くほど成果の質が変わります。どこに全力を注ぐべきか?
どこは8割の力で十分か?
これがパッと見えるようになる。でも、本当の「なぜ?」はもっと一つ上にあります。「そもそも、俺はなぜこの会社にいるんだ?」これが曖昧なまま毎日出社していると、
どんなに「なぜ?」を考えても、
結局は「会社のための仕事」になってしまう。だからこそ、まず決めるべきは「自分はこの人生で何を成し遂げたいのか?」
→ それを達成するために「今、この会社で何をすべきか?」これがハッキリすると、
目の前の仕事が全部「自分の選択」に変わるんです。
入社5ヶ月、「仕事ができない」ってどれだけ辛いか、知っています
〜逃げじゃない。「自分を守るための正しい選択」です〜ここまで読んでくれて、本当にありがとう。もし今、あなたが
「もう自分を嫌いすぎて、どうしようもない」
「毎朝会社に行くだけで心が死にそう」
「自分が自分でなくなってる気がする」
って感じているなら、無理に続ける必要はゼロです。本当に、すぐに辞めてください。
笑顔で「ありがとうございました!」って言って、
次の日からは二度とあの建物に行かなくてOKです。なぜなら、
あの職場の人間とは、一生会わなくていいから。上司も、同期も、先輩も。
あなたが辞めたら、もう二度と顔を合わせることはありません。
評価も、噂も、全部リセットされます。
プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。
キャリアカウンセラーは、自己分析や戦略設計、行動計画までのサポートやアドバイスを提供してくれます。
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自分が消えてしまう前に、逃げてください
今、あなたの心がこんな感じになっていませんか?
・頑張りたいのに体が動かない
・「仕事」って2文字を思い浮かべただけで胃が締め付けられる
・何を考えようとしても頭が真っ白になる
・涙が勝手に出てきて止まらない
・昨日できたことが今日できなくて、自分が信じられない
これ、軽い鬱状態です。
私は新卒時代、まさにこの状態でした。もう「自分」が自分の中にいなくなっていく感覚。
鏡を見ても、そこにいるのは空っぽの抜け殻だけ。
「このまま自分が完全に消えてしまうんじゃないか」って、本気で怖かった。一度ここまでいくと、立ち直るのに半年〜数年かかる人もいます。
私は1年半かかりました。だからこそ、今すぐ伝えます。涙を流すような仕事なんて、この世に一つも存在しません。あなたが毎日泣いているなら、
それは仕事が悪いんじゃない。
場所が完全に合っていないだけです。だから、自分が完全に消えてしまう前に、逃げてください。
ここで言う「逃げる」は、
自分を守るための、最高に前向きな選択です。
逃げる = 負け? → 違います
逃げる = 自分を救う最速の方法です
転職欲は入社半年、10カ月、1年で訪れる
転職を考える際には、自分自身が転職したいと思う気持ちが重要です。
転職は一歩を踏み出す行動であり、そのタイミングはあなた自身の中にあります。大切に考えましょう。
筆者の経験から言えることは、新入社員が転職を考えるタイミングは、入社から「半年・10カ月・1年」の間です。
入社5カ月目から徐々に辛さが増し、半年目になると転職を考える人が増えます。
1年経過すると将来を見据えて転職を考える人が多くなり、10カ月目には転職を考える人が現れます。
そして、「1年間頑張ったからいいか」と思ってから1年後に転職を考え始める人もいます。
このようなタイミングを活かして、「転職活動をスタート」させることが重要です。そうしなければ、「考えるだけで行動に移せない」という状況に陥ってしまいます。覚えておいてください。
20代前半なら勢いで転職しても大丈夫です
転職を考えると、「自分が無能で転職できるのだろうか?」と不安になることもあるでしょう。
筆者自身も同じように考えていて、転職する勇気が出ませんでした。
「今の仕事を辞めたら生活ができなくなる」と真剣に思っていました。
しかし、実際に転職活動をしてみると分かるのですが、「20代の若手を求める企業はたくさん存在します」。
無能であっても、20代で転職することは可能です。
新卒1年目や2年目の間は、「新入社員と同様の待遇」で雇ってくれる企業が多くあります。
企業側としても、無駄に染まっていなくて「社会人マナー」がある程度身についている若手社員には好意的です。
耐えられるなら、転職前に人生を真剣に考える
もし仕事がうまくいかずにつらい思いをしている場合、「全部を捨てて笑って転職しよう」という選択肢をお伝えしました。
この言葉は、私自身が暗い時期を経験したときに思いました。
さらに、仕事ができない自分から抜け出す方法も紹介します。
それは、冒頭でも触れたように「人生のロードマップを決める」ということです。
私も困難な状況にいましたが、なんとか自分の人生の方向性を見つけることができました。すると、見える世界が変わりました。
自分が本当にやりたいことや目指したい方向性を考えることで、仕事の苦しさから抜け出すことができるのです。
人生の目標が決まって取り組みが変わった
人生の目標を持つことで、私たちは取り組み方が変わることを実感します。
具体的な人生の目標とは、「こんな人間になりたい」という思いです。
私自身は、「困難に立ち向かう人間でありたい」という目標を持っています。
最後の瞬間に「困難に向き合い続けた」と思えることができれば、それだけで充実した人生だと思っています。
死について考えるのは少し重たいかもしれませんが、最低でも10年後の自分を想像するだけでも、日々の取り組み方が変わってきます。
私はそれを「世界に色を与える」と感じています。
もし10年後に自分自身を好きでいたいと思うなら、目の前の仕事にどう向き合えば自分を好きでいられるのかを考えるようになるでしょう。
自分自身に対して真剣に向き合うことが重要であり、その積み重ねが自然と目標に近づいていくのです。
やれることに集中と日々の振り返り
人生の目標を持つことで、私たちは具体的にどう変わるのかと言いますと、まず「やれることに集中できるようになります」。
自分の中に信念が芽生えるため、「他人からの批判やミスに対してもあまり気にしなくなります。
目標を明確にし、そこに向かって逆算することで、現在の状況を客観的に捉えることができます。その結果、「今やれることや必要なことに集中し、取り組む」ことができます。
自分自身が地に足をつけて周囲を見渡し、自分にとって重要なことが分かるようになると、日々を振り返る習慣が身につきます。
以前の私のように、「自己嫌悪に陥って安心しようとする」のではなく、自分の選択が目標に向かっているかを確認するためです。
人生の目標やキャリアを真剣に探す方法
人生の目標やキャリアを真剣に見つける方法について、わかりやすくお伝えします。
まず、「人生の目標やキャリアを探す方法」についてですが、多くの人がどうやって見つければいいのか戸惑うものです。
私自身も以前は自分でそれを見つける自信がありませんでした。
ここでは、私自身が実体験から見つけた方法と、サービスを利用して探す方法を紹介します。
過去を振り返り、ノートに書く
過去を振り返り、ノートに書くことは、自分のキャリアを考える上で役立つ方法です。
具体的な手順としては、小学生高学年から大学卒業までの過去の出来事を振り返り、次のポイントに着目してノートに書きましょう。
- 楽しかった出来事
- 本当に嫌だった出来事
- 本当に辛かった出来事
- 誰にも言えない思いを抱えた出来事
- 今の自分に影響を与えている出来事
- 自分が成長できたと思えた出来事
- 嫌いな自分を見つけた出来事
- 好きな自分を見つけた出来事
- 尊敬する人に出会えた出来事
この作業は時間がかかるかもしれません。ノートに書くことで、嫌な思い出や自己否定など、辛い感情が出てくることもあるかもしれません。
しかし、自分を変えるためには、「今の自分を作り上げてきた原因」を知る必要があります。
この作業を続けると、あるポイントを超えると「フラットな状態で自分自身を客観的に見ることができます。
自分が何を嫌いで何を好きなのか、自分が何ができて何ができないのかということが分かってきます。
過去の経験を振り返ることで、自己理解が深まり、自分自身の傾向や好み、得意・苦手な分野を把握することができます。
過去、現在の延長線上に未来を設定
まず、自分の特性や傾向を理解したら、その延長線上に「未来」を描きましょう。
重要なのは、「今の自分でできること」に限定せずに考えることです。自分を制限すると視野が狭くなり、具体的なイメージを持つことが難しくなります。
また、明確な姿を持つことも重要です。私の場合、困難に立ち向かう自分という明確な姿を思い描きました。
過去を振り返ると、自分が努力している時に充足感を感じていたことに気付いたからです。努力している時こそ、本来の自分らしさを感じられる瞬間だと気づいたのです。
明確な姿が明確になったら、逆算して1年後、5年後、10年後にどのような姿になりたいかを決めることができます。
一人で難しければ、相談サービスを利用する
一人で進むのが難しい場合は、相談サービスを利用することもおすすめです。
私のように8カ月もかけてしまうと、途中で諦めてしまう人も多いかもしれません。
そんな方には、「キャリア相談サービス」が役立ちます。
キャリア相談サービスは、転職の斡旋ではなく、「人生のキャリアをどう進めていくか」について専門家に相談できるサービスです。
友人や同僚に相談することは簡単ではありませんよね。皆からはさまざまなアドバイスが出されますが、的外れなものもあるかもしれません。
その点、キャリア相談サービスでは、プロフェッショナルなアドバイザーがあなたの性格診断や自己分析、将来の設計など、確立されたノウハウをもとにサポートしてくれます。
私も当時、そのサービスを知っていれば利用したかったと思っています。
最初の相談は無料で行えますし、転職の斡旋ではなく「フラットに相談」できるので、ぜひ一度試してみてください。自分のキャリアについての新たな視点を得ることができるでしょう。
プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。
キャリアカウンセラーは、自己分析や戦略設計、行動計画までのサポートやアドバイスを提供してくれます。
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キャリート:キャリアコーチングサービスで、あなたのキャリアに寄り添ってサポートしてくれます。
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辛さ脱出のカギは「転職できること」を知る
最後に、現在の仕事について辛さを脱出したいと思っている方に向けて、「転職ができることを知る」という方法をご紹介します。
転職が可能であることを知ることは、辛さから逃れるための鍵となります。
忍耐と余裕の絶妙なバランスが大事
会社にしがみつく状況では、人は小さな嘘をついてしまうことがあります。
それは、生活を維持するために必死になっているという恐怖心や、選択肢のなさから生じるものです。
例えば、「仕事はつらいけれど福利厚生が良いから」「辞めたいと思うことはあるけれど先輩は優しいから」といった具体的な例が挙げられます。
これらの言葉は、本当の気持ちとは異なるものであり、自分自身に小さな嘘をつくことになります。
しかし、このような小さな嘘は内部に蓄積されていき、いつかあなたを苦しめることになるでしょう。
この小さな嘘を取り除くためには、正直な気持ちに向き合い、自分に対して余裕を持つことが重要です。
その余裕とは、「他の会社にも転職できる」という事実です。
この事実を手に入れるためには、少しでも良いので「転職活動」を行ってみることが良いでしょう。
私自身は最終的には転職しませんでしたが、20代の若さが転職活動においてどれだけ有利になるのかを知り、心に余裕が生まれました。
入社5カ月なら、仕事できないのは良い事
入社して5カ月で仕事が上手くいかないというのはつらいことですよね。
しかし、実はその中には悪いことばかりではなく、たくさんの良いことも隠れているんです。
私自身も経験したことですが、その期間は過去を振り返るきっかけになり、自分自身の特性を知り、人生の目標が明確になる大きな機会でした。
また、同じように苦しんでいる仲間の気持ちが少しわかるようになったことも良かったと感じています。
「最初から仕事ができる人は、できない人の気持ちを十分に理解することができない」ということもあります。
少しずつ前向きになったり、状況を脱出する方法を試みたりするうちに、あなたの経験はいつの間にか良い経験となっていくのです。
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