新入社員の転職

入社5ヶ月で仕事ができない…その本当の原因と、今すぐ抜け出せる逆算思考の作り方【新卒・第二新卒必見】

【入社5ヶ月仕事ができない本当の理由】転職前に人生を考えよう。辛さ脱出のカギは?

この記事の結論

  • 入社5ヶ月で仕事がうまくいかない本当の原因は、技術や努力不足ではなく「逆算して考える視点」が欠けていることが多い
  • 目の前の仕事を「単発の点」としてこなすだけでは、いつまでも「やらされ仕事」のまま
  • 人生の目標から逆算して「なぜこの仕事をするのか」が見えると、仕事への向き合い方が変わる
  • 心身に不調を感じるほど辛い場合は、無理に続ける必要はない。専門家や信頼できる人に相談することも大切な選択肢

「仕事がうまくいかない…」

入社して半年経たないうちに、そう感じてしまった経験はありませんか? 実は私も、新卒で入社したとき、まさに同じ壁にぶつかりました。

いくら頑張っても成果が出ない。上司の期待に応えられない。「自分は社会人としてダメなんじゃないか」と、毎日が辛かったです。

でも、あるとき気づいたんです。仕事がうまくいかない本当の原因は、「技術」や「努力不足」ではなく、「人生のゴールが見えていないこと」だったと。人生に明確な目標がないまま働いていると、どんなに目の前の業務をこなしても、心のどこかで「これでいいのか?」という違和感が消えません。逆に、自分の人生に「これだけは絶対に叶えたい」という軸があれば、どんなに厳しい状況でも、自分で道を切り開けるようになります。

私はそのことに気づいてから、仕事の進め方が180度変わりました。自信を持って挑戦できるようになり、結果も自然とついてくるようになったのです。

この記事では、以下の順番でお伝えします。

・仕事がうまくいかない本当の理由
・私が実際にやった「人生のゴール」の見つけ方
・ゴールができてから変わった仕事の進め方
・今すぐ辛さから抜け出すための具体的な一歩

特に「入社半年〜3年目くらいで仕事に悩んでいる人」に読んでほしい内容です。

これまで採用責任者・事業責任者を経験し、数百人のキャリア相談に乗ってきました。自分自身も新卒時代に仕事で大きな挫折を経験し、転職活動でも何度も落ち込んだ過去があります。だからこそ、同じように悩んでいるあなたの気持ちが痛いほどわかります。

入社5ヶ月で仕事ができない本当の理由:逆算して考える視点の欠如

はっきり言います。新卒5ヶ月で仕事ができないと感じる人の多くに共通しているのは、「逆算して考える視点」が欠けていることです。

私も新卒時代は全くできていませんでした。これに気づくまで1年、本当に使えるようになるまで1年8ヶ月かかりました。もっと早く気づいていれば、あんなに毎日辛い気持ちで出社しなくて済んだのに、と今でも思います。

「その場しのぎ」のサバイバルモードに陥っていないか

仕事がうまくいかない人は、目の前の業務を「単発の点」としてしか見られていないことがほとんどです。

上司に言われた資料を作る → 作る
ミスを指摘される → 直す
締め切りが迫る → なんとか間に合わせる

これだけならできているように見えますが、実はこれ、全部「その場しのぎ」です。「この資料って、そもそも何のために作るんだっけ?」「この作業が、1年後・3年後の自分にどう繋がるんだっけ?」――そう考え始めた瞬間、手が止まる。頭が真っ白になる。だから無意識に「今だけ乗り切ればいいや」と逃げてしまうんです。

私もそうでした。入社5ヶ月目の自分は、まさに「今日を生き延びるサバイバルモード」でした。でも、その場しのぎでごまかしても、結局逃げ切れません。いつか必ず、現実が向き合いを迫ってくる。それに気づいたのが、ちょうど入社1年目の終わり頃でした。そのとき初めて思いました。「このままじゃダメだ。ちゃんと未来から逆算して、今を生きなきゃ」と。

そこからすべてが変わりました。一度この視点を身につければ、もう「仕事ができない自分」に戻ることはありません。

人生の目標が明確でないと、仕事への向き合い方は変わらない

ある日、当時厳しかった上司にこう言われました。「お前はな、人生のゴールが決まってないから、何を考えても薄っぺらくなるんだよ」

その瞬間は正直ムカつきました。「仕事の話してるのに、急に人生の話とか関係ないだろ」って。でもその言葉がずっと頭の片隅に残っていて、入社1年8ヶ月目くらいに、ようやく理解できました。あの上司の言っていたこと、本当にその通りだったんです。

人生のゴールがないと、「なぜやるのか」がずっと曖昧なままになります。人は「なぜ?」が明確じゃないと本気になれない生き物です。

この資料、なんで作るんだっけ?
この数字、誰がどう使うんだっけ?
このミーティング、結局何を決めるんだっけ?

全部「会社のため」「上司に言われたから」で済ませていると、思考はどうしても浅くなります。自分の人生と関係がないと感じてしまうからです。

逆に、「5年後に〇〇を達成したい」「そのためにこの会社で△△のスキルを身につける」「だから今この地味な作業も意味がある」とはっきり決まっていると、

・資料1枚作るにしても「これがどう繋がるか」を考えるようになる
・ミスしても「ゴールに近づくための授業料だ」と思える
・辛いときも「これでいいんだ」と自分で自分を納得させられる

これが「逆算して考える」ということの本質です。

あのとき上司に言われてイライラしてた自分が、今ならめっちゃ感謝してる。あの一言がなかったら、私は今でも「その場しのぎのダメ社員」のままだったと思います。

「なぜ?」を問うと、仕事が自分で選べるようになる

「なぜこの仕事をするのか?」――この一言が、すべてを変えるスイッチです。

目の前のタスクに「ただ言われたから」ではなく「自分が納得した理由」で取り組めると、成果の質が驚くほど変わります。どこに全力を注ぐべきか、どこは8割の力で十分か。それがパッと見えるようになるからです。

でも、本当の「なぜ?」はもっと一つ上にあります。「そもそも、自分はなぜこの会社にいるんだ?」これが曖昧なまま毎日出社していると、どんなに「なぜ?」を考えても、結局は「会社のための仕事」になってしまいます。

だからこそ、まず決めるべきは「自分はこの人生で何を成し遂げたいのか?」、それを達成するために「今、この会社で何をすべきか?」という順番です。これがはっきりすると、目の前の仕事が全部「自分の選択」に変わります。

入社1年8ヶ月目にして、あの上司の言葉を突然思い出しました。そこから半年間、自分と本気で向き合って人生のロードマップを作りました。そしたら「やらされ仕事」がゼロになって、全部「自分で選んだ仕事」に変わったんです。

つらさのサインに気づいたら、無理をしないでください

ここまで読んでくれて、ありがとうございます。

もし今、あなたが次のような状態が続いているなら、それは一時的な疲れではなく、心身からの大事なサインかもしれません。

・頑張りたいのに体が動かない
・「仕事」という言葉を思い浮かべただけで胃が締め付けられる
・何を考えようとしても頭が真っ白になる
・涙が出てきて止まらない
・昨日できたことが今日できなくて、自分が信じられない

こうしたサインが続く場合は、一人で抱え込まず、早めに専門家(産業医・心療内科・カウンセラー)や、信頼できる人に相談することを強くおすすめします。無理に「気合いで乗り切る」必要はありません。

私自身、新卒時代にこれに近い状態を経験しましたが、当時は「辞めるのは負けだ」と思い込み、相談すること自体を避けていました。今振り返ると、もっと早く誰かに話していればよかったと感じています。

つらい状態が続いているなら、今の場所が自分に合っていないだけかもしれません。環境を変えることは、決して「逃げ」ではなく、自分を守るための正当な選択です。

転職を考えるタイミングは、入社半年・10ヶ月・1年に多い

転職を考える際には、自分自身が転職したいと思う気持ちが何より重要です。

筆者の経験から言えることは、新入社員が転職を考えるタイミングは、入社から半年・10ヶ月・1年というタイミングに多いということです。5ヶ月目は「半年目が目前に迫っている」ため、ちょうど心理的に揺れやすい時期と言えます。

考えるだけで行動に移せない、という状況を避けるためにも、こうしたタイミングを意識しておくことは役立ちます。

20代であれば、転職市場では十分戦える

転職を考えると、「自分は無能で、転職なんてできるのだろうか」と不安になることもあるでしょう。筆者自身も同じように考え、なかなか転職する勇気が出ませんでした。

しかし実際に転職活動をしてみると、20代の若手を求める企業はたくさん存在します。新卒1年目・2年目であれば、まだ「新入社員と同様の待遇」で迎えてくれる企業も多く、社会人マナーがある程度身についている若手は、企業側からも好意的に見られやすい傾向があります。

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耐えられるなら、転職前に人生を真剣に考えてみる

仕事がうまくいかずつらい思いをしている場合の選択肢として「転職」をお伝えしましたが、もう一つ、自分を変える方法があります。それが冒頭でも触れた「人生のロードマップを決める」ということです。

私自身も困難な状況にいましたが、なんとか自分の人生の方向性を見つけることができました。すると、見えている世界が変わったんです。自分が本当にやりたいことや目指したい方向性を考えることで、仕事の苦しさから抜け出せることがあります。

人生の目標を持つと、取り組み方が変わる

人生の目標とは、「こんな人間になりたい」という思いです。私自身は「困難に立ち向かう人間でありたい」という目標を持っています。最後の瞬間に「困難に向き合い続けた」と思えれば、それだけで充実した人生だと思っているからです。

最低でも10年後の自分を想像するだけでも、日々の取り組み方は変わってきます。10年後に自分自身を好きでいたいと思うなら、目の前の仕事にどう向き合えば自分を好きでいられるかを、自然と考えるようになります。

やれることに集中し、日々を振り返る

人生の目標を持つと、まず「やれることに集中できる」ようになります。自分の中に信念が芽生えるため、他人からの批判やミスに対しても、必要以上に気にしなくなります。

目標を明確にし、そこから逆算することで、今の状況を客観的に捉えられるようになり、「今やれること・必要なこと」に集中できます。自己嫌悪に陥って安心しようとするのではなく、自分の選択が目標に向かっているかを確認する。そういう振り返りの習慣が、自然と身についていきます。

人生の目標やキャリアを真剣に探す方法

人生の目標やキャリアをどう見つければいいのか、戸惑う人は多いと思います。私自身も以前は、自分で見つける自信がありませんでした。ここでは、私が実際にやった方法と、サービスを利用する方法の両方を紹介します。

過去を振り返り、ノートに書き出す

小学生高学年から大学卒業までの出来事を振り返り、以下のポイントに着目してノートに書き出してみましょう。

・楽しかった出来事
・本当に嫌だった出来事
・本当に辛かった出来事
・誰にも言えない思いを抱えた出来事
・今の自分に影響を与えている出来事
・自分が成長できたと思えた出来事
・嫌いな自分を見つけた出来事
・好きな自分を見つけた出来事
・尊敬する人に出会えた出来事

この作業には時間がかかりますし、嫌な思い出や自己否定など、辛い感情が出てくることもあります。それでも、自分を変えるためには「今の自分を作り上げてきた背景」を知ることが欠かせません。

続けていくと、あるポイントを超えたところで、フラットな状態で自分自身を客観的に見られるようになります。自分が何を好きで何を嫌いか、何ができて何ができないかが、少しずつ見えてきます。

過去・現在の延長線上に未来を描く

自分の特性や傾向を理解したら、その延長線上に「未来」を描きましょう。重要なのは、「今の自分でできること」に限定せずに考えることです。自分を制限すると視野が狭くなり、具体的なイメージを持ちにくくなります。

私の場合は「困難に立ち向かう自分」という明確な姿を思い描きました。過去を振り返ると、努力している時に充足感を感じていたことに気づいたからです。明確な姿が見えたら、そこから逆算して、1年後・5年後・10年後にどうなっていたいかを決めていきます。これが、仕事にどう取り組むかの基準になります。

一人で難しければ、相談サービスを利用する

一人で進めるのが難しい場合は、相談サービスを利用するのもおすすめです。私のように8ヶ月もかけてしまうと、途中で挫けてしまう人も少なくありません。

「キャリア相談サービス」は、転職の斡旋ではなく「人生のキャリアをどう進めていくか」を専門家に相談できるサービスです。友人や同僚への相談は気軽にできる反面、的外れなアドバイスをもらうこともあります。その点、プロのアドバイザーは性格診断や自己分析、将来設計といった確立されたノウハウをもとにサポートしてくれます。

最初の相談は無料で、転職を前提にしないフラットな相談も可能なので、一度試してみる価値はあります。

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辛さから抜け出すカギは「転職できる」という事実を知ること

会社にしがみつく状況では、人は自分自身に小さな嘘をついてしまうことがあります。「仕事はつらいけれど福利厚生が良いから」「辞めたいと思うことはあるけれど先輩は優しいから」――こうした言葉は、本当の気持ちとは少しずれているのに、生活への不安や「他に選択肢がない」という思い込みから出てしまうものです。

こうした小さな嘘は積み重なっていき、いつか自分を苦しめます。それを取り除くために大事なのは、「他の会社にも転職できる」という事実を、自分の中に持っておくことです。

少しでもいいので、転職活動を実際に経験してみることをおすすめします。私自身は最終的に転職しませんでしたが、20代の若さが転職活動でどれだけ有利に働くかを知ったことで、心に大きな余裕が生まれました。

「いつでも転職できる」という事実を持っているだけで、今の仕事にも笑顔で向き合えるようになります。仕事がうまくいかず辛さを感じているなら、この事実はきっと大きな支えになってくれるはずです。

入社5ヶ月、「仕事ができない」のは決して悪いことではない

入社して5ヶ月で仕事がうまくいかないのは、もちろんつらいことです。でも、その経験には悪いことばかりでなく、たくさんの良い面も隠れています。

私自身、その期間は過去を振り返るきっかけになり、自分の特性を知り、人生の目標が明確になる大きな機会でした。同じように苦しんでいる人の気持ちが分かるようになったことも、自分にとっての財産です。最初から仕事ができる人には、できない人の気持ちを十分に理解することは難しいものです。

少しずつ前向きになったり、状況を抜け出す方法を試したりするうちに、その経験は、いつの間にか自分にとって意味のある経験に変わっていきます。

大切なのは、自分自身を理解しようとすることです。それさえできれば、ほとんどの困難な状況を乗り越えていけます。

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よくある質問

入社5ヶ月で仕事ができないのは普通ですか?

珍しいことではありません。多くの場合、技術や努力不足ではなく「目の前の仕事を逆算して捉える視点」が欠けていることが原因です。経験を積みながら少しずつ身につけていけるものです。

仕事への向き合い方を変えるには何をすればいい?

「なぜこの仕事をするのか」「自分は人生で何を成し遂げたいのか」を考え、そこから逆算して今の仕事の意味を捉え直すことが効果的です。過去の経験をノートに書き出すことも、自己理解を深める助けになります。

仕事がつらくて涙が止まらない、体が動かないといった状態が続く場合は?

それは一時的な疲れではなく、心身からの重要なサインの可能性があります。無理に我慢せず、早めに産業医や心療内科、信頼できる人に相談することをおすすめします。環境を変えることは「逃げ」ではなく、自分を守るための正当な選択です。

20代でも転職市場で評価されますか?

はい。20代の若手を求める企業は多く、新卒1〜2年目であれば新入社員と同様の待遇で迎えてくれる企業も少なくありません。社会人マナーが身についている点も評価されやすい要素です。

ABOUT ME
TARO
IT業界で人事採用責任者・事業責任者を経験。累計500名以上の採用面接・50名以上の採用実績をもとに執筆。自身も新卒短期退職→転職でキャリアを立て直した経験あり。採用側と転職者側、両方のリアルを発信します。

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