新入社員の転職

【入社5ヶ月仕事ができない本当の理由】転職前に人生を考えよう。辛さ脱出のカギは?

【入社5ヶ月仕事ができない本当の理由】転職前に人生を考えよう。辛さ脱出のカギは?

この記事では、「仕事がうまくいかない理由」、「対処法」、「人生を真剣に考える方法」、「辛さから抜け出すためのヒント」の順番で紹介します。

私は、新入社員時代に仕事がうまくいかない経験をしました。その経験から、気づいたことがあります。

それは、「人生のゴールを持つこと」がないと、いつまでたっても本当に仕事がうまくいかないということです。

逆に言えば、自分の人生に明確な目標を持っていれば、どんなに厳しい状況でも自分の意志で仕事を進めることができます。

もし入社5カ月で仕事がうまくいっていないと感じているなら、自分の人生の目標を設定してみることをおすすめします。

それだけでも、仕事の進め方が一変し、自信を持って取り組むことができるようになるでしょう。

この記事では、私が過去の経験から得られた「人生のゴールを設定する方法」を詳しくお伝えします。

筆者は、採用責任者や事業責任者の経験もあります。自分も就活や転職活動で苦労した経験があるので、参考になる情報を提供するためにこの記事を執筆しました。

入社5カ月で仕事が出来ない本当の理由:逆算思考の欠如

はっきり言ってしまえば、その理由は「逆算思考ができていないから」です。

私自身も、この重要性に気づくまでに少なくとも1年、本当に理解するまでには1年8カ月もかかりました。

人間は、なぜある行動を取るのかを理解できないと、実際に行動に移すことができません。

その場しのぎ対処していることに気づく

仕事がうまくいかない人は、仕事の出来事を単発の「点」として捉えています。

例えば、目の前の一つの仕事に取り組むことはできても、その仕事がなぜ必要なのかを考えることは少ないです。

仕事の本当の意味を考えると、手が止まってしまうかもしれないという不安から、「一時的に乗り切ろう」という姿勢になっていませんか?

私自身、入社して5ヶ月ほど経った頃にはこのような考え方をしていました。

しかし、これが実は自分が仕事がうまくいかない原因の根本になっていることに気付きました。

「嘘やごまかしで乗り切っても、結局仕事がうまくいかない現実が迫ってくる」

ミュージシャンの斎藤和義さんの歌詞に、「その場しのぎの嘘でごまかしても、結局は仕事が上手くいかないことを痛感する瞬間は必ずやってくる」というメッセージがあります。

人生の目標が明確でない

ある日、当時厳しい上司から言われた言葉がありました。

「お前は人生の目標が明確でないから、物事を考えられないんだ」

当時は理解できず、ただイライラしていました。

しかし、後になってその言葉が重要な意味を持つことに気づきました。

人間は「なぜ?」という問いに動機付けられる存在です。

要するに、行動の背後にある「なぜ?」が明確でないと、良い結果を得ることは難しいのです。

「なぜ?」は自分の選択を導く

仕事においても同じことが言えます。

目の前の仕事に取り組む際に、「なぜこの仕事が必要なのか?」と考えることは非常に重要です。

自分が納得した理由で仕事に取り組まなければ、良い成果を出すことはできません。

「なぜ?」を明確にすることで、重要なポイントと手を抜いても問題のないポイントが自然と見えてきます。

さらに、それよりも前に考えなければならないのは、「なぜ自分はこの会社で働いているのか?」ということです。

仕事に着手する前に、自分の人生の目標を明確にする必要があります。

そのためには、自分の人生のロードマップを逆算して考える必要があります。

当時の上司が言っていたことは、当時はイライラする以外の感情は湧きませんでした。

しかし、自分の将来に危機感を抱いた時に、その言葉を思い出し、半年かけて自分の人生のロードマップを作り上げました。

すると、仕事の見方が変わり、自分にとって重要な仕事に取り組むことができるようになったのです。

内定がすぐにもらえた私の転職体験談

私自身、最初は友人の勧めで気軽な気持ちで転職エージェントのアーシャルデザインに登録しました。

当時、仕事に対するやる気がなく、期待もしていませんでした。

しかし、この一歩が私の人生を大きく変えてくれました。

無気力ながらも、せっかくならという思いで、できるだけ丁寧にプロフィールを作成し登録しました。

エージェントから企業を紹介される

最初は「自分にはオファーは来ないだろうな」と思っていましたが、現実は違いました。

担当のアーシャルデザインのエージェントから早めにカウンセリングの日程調整の連絡がありました。

私は「まだ転職するか分からないし、自信がない」と伝えましたが、エージェントは「転職をするかどうかは決まっていないこと」「最終的に転職しない人もいること」を教えてくれました。

「それなら良いかな」と思い、カウンセリングに参加しました。

担当者に現在の会社での課題や、自分に合う会社の希望を伝えると、すぐに合いそうな会社をピックアップして紹介してくれました。

関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら

今の仕事を辞められると思うと楽になる

実績はなかったため、多くの企業を紹介してもらったわけではありませんが、3社ほどの紹介を受けました。

これを知った時、「自分にも転職できる選択肢があるんだ」と思い、今の辛い状況に馬鹿馬鹿しさを感じるようになりました。

その後、他の転職エージェントにも登録し、いくつかの企業を紹介してもらいました。

単純なことですが、「他にも会社はある」ということを知っただけで、心の負担が軽くなりました。

紹介してもらえるということは、「自分は無能ではない」と思えたのです。

結果として、いつでも辞めることができるという自信が生まれ、今の仕事に対する気持ちも楽になり、もう少し頑張ろうという気持ちになりました。

その後、いくつかの面接を受け、1社から内定をもらいました。

実際にはその時は行かずに現在の仕事を続けましたが、「選択肢」が増えたことで自信がついたことを覚えています。

関連リンク:おすすめの転職サービスはこちら

体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...
20代向けの転職サービスを一覧でご紹介します!各サービスにはそれぞれ特徴があります。利用者の体験談をもとに、質の高そうなサービスから順にご紹介します。
アーシャルデザイン未経験分野への転職のプロです。確かなノウハウを持っており、未経験者の転職をサポートします。事業の始まりはビジネス経験のないアスリートへの転職サポートから。だからこそ、蓄積された未経験分野への確かなノウハウがあります。
UZUZ入社後の定着率が95%以上と非常に高いです。精度の高いマッチング実績を誇ります。UZUZは、一人一人の転職に丁寧に向き合うための、オーダーメイド型の転職サポートです。
DYM就職既卒・ニート・フリーターの転職に強いです。様々な経歴の方に対応しています。DYM就職は「一人で悩まずに、やりたいことを見つける」を応援する転職エージェントです。
就職Shop就職Shopでは経験を問う書類選考が、ありません。転職希望者と企業のニーズをつなぐ、そんな転職エージェントです。運営元は、安心のリクルートさんです。
ハタラクティブハタラクティブは無理に転職を進めるわけではありません。「やってみたい」を一緒に考えるのが得意な転職サービスです。LINEで相談も可能です。
第二新卒エージェントneo手厚いサポートが魅力です。スタッフの9割以上が第二新卒者で構成されています。転職エージェントサービスに申し込んだ人は全員と面談を実施。年間1万人以上をサポートしている同社には、確かな実績があります。
Re就活20代専門の転職サイトです。企業から直接スカウトが届く無料の「スカウトサービス」有り。20代の来場者数No1!「20代向けの転職イベント」への参加もおすすめ!

入社5カ月、仕事ができない辛さ

私自身も、仕事が全くできない新入社員時代を経験しました。無力感に押しつぶされ、毎日仕事前には胃が痛くなり、やる気もなくなりました。

私の経験を詳しく紹介しているので、興味のある方はぜひご覧ください。

さて、「人生のロードマップが大切」と言いましたが、正直に言えば、すぐに作ったり考えたりするのは簡単ではありませんよね。

おそらく、机に向かってノートに「人生のロードマップを書こう」と思っても、全く書けないはずです。

その理由は、「今の気持ちを理解していないから」です。

逆に言えば、「その場しのぎで現在の気持ちを流さず、自分がどれほど辛さを抱えているのか」ということを理解することが第一歩です。

なぜなら、その辛さが「なぜロードマップを作る必要があるのか?」という「なぜ?」の答えになるからです。

人生のロードマップを作るためには、「動機」が必要なのです。

この章では、「仕事ができない辛さ」がロードマップ作成の動機となることを紹介しています。私の体験談と照らし合わせながら、あなたも共感できるはずです。

①同期との差が刻々と現れる

筆者に最初に訪れた辛さは「同期との差という”劣等感”」でした。

入社5カ月すると、まだ大きな仕事はしてないにしても「あいつは出来そうとか、あいつは優秀」といった新入社員の格付けが始まります。

自分と同じタイプだと思っていた「頭の悪そうなあいつ」でさえ、”物怖じしないのが良い”ちょっと手がかかるくらいが可愛い”など、評価されてしまいます。

数カ月前には同じラインからスタートしたはずの同期が、「それぞれ居場所を見つけて仕事をこなしてる姿」はとても辛いものがあります。

②半年すれば、仕事は慣れるという都市伝説

新入社員にとって辛い言葉の一つが、「半年すれば仕事は慣れる」というものです。

私自身、能力が低くてつらい時期にこの言葉を聞いたときは、それは都市伝説だと思いました。

実際に、社会経験の浅い若者がたった5カ月で「仕事に慣れる」というのは現実的ではありません。

もちろん、環境に慣れて周囲の人々に受け入れられる人もいます。

しかし、私は5カ月経っても仕事に慣れるどころかますます居心地が悪くなり、同じミスを繰り返して周囲から呆れられる状況に陥りました。

一般的に「仕事は慣れるもの」という認識があるため、この時期から自分や周囲とのギャップを感じ始め、心理的に辛くなることが多くなります。

③怒られるのが怖くて、自己嫌悪に陥る

新入社員として、自分で何とか改善しようと頑張っても、結局同じミスを繰り返してしまっていませんか?

私も同じような経験をしました。自分が貢献しようと行動を起こした結果、「なぜそんなことをしているの?」と怒られることが多くありました。

当時は怒られることにビビってしまい、「はい」としか言えなくなってしまいました。

言いたいことはあっても言葉が出てこなかったり、言っても言い訳のように聞こえて再び怒られてしまったりしました。

そして家に帰ってその時の自分の無力さを思い出し、自己嫌悪に陥るという悪循環が始まりました。

不思議なことに、自己嫌悪している自分が一番落ち着く状態になっていました。

もちろん、心の中は快適な状態ではありませんし、自分を肯定することはできません。

しかし、「自分で自分を卑下しておけば、それ以上傷つくことはない」という考えにすがって、本当に弱い人間になっていました。

④人生に対するモヤモヤ

入社して5カ月間、仕事がうまくできない状態で業務に取り組むことは楽しいとは言えません。

この時期に頭をよぎる考えがあります。

それは「この仕事には何の意味があるのだろう?」という疑問です。

社会的な観点から考えることもありますし、自分の人生においても意味があるのかと考え始めてしまいます。

人間は「なぜ?」が分からないと行動することが難しい生き物であると何度も言われます。

仕事に対して「意味がない」と感じながら行動すれば、心と行動の間に矛盾が生じ、大きな違和感を感じることになります。

そして、この違和感が「モヤモヤ」という苦悩を少しずつ内側に抱え込んでいくのです。

このモヤモヤとした暗い感情が心を満たすと、人はやる気を失ってしまいます。

当時の筆者も同じように、このような状況に陥り、無気力な状態になってしまいました。

⑤自分で自分を見限る

仕事が上手くできないことによって、新入社員は非常に傷つき、結果として「自分で自分を見限る」ようになっていきます。

それは「自分を見限ることで、さらなる傷つきを避けることができるから」という理由によります。

自分に期待をかけると、その期待が裏切られたときに傷つき、落ち込むものですよね。

「なぜ、自分はこんなにダメなのだろう」と何度も思ったことがあるはずです。

私も徐々に周囲が自分を見放していく様子を見ながら、自分自身でも自分を見限るようになりました。

この状態は楽な方が良いかもしれませんが、「自分を嫌いになる人」はこの世に存在しません。

むしろ、より複雑で不快な「辛さ」を抱え込むことになるのです。

誰であっても、「自分は自分だと言いたいし」「自信を持った自分になりたい」と願っているのです。

辛いなら、笑って転職しまってOK

私の経験をもとに、どんな辛さを抱えているかを紹介してきました。

もし、「自分で自分を見限ってしまう」状態で、自分が自分ではなくなってしまうと感じているのであれば、思い切って仕事を辞めてしまうことをおすすめします。

なぜなら、仕事を辞めれば「職場の人に会うことは一生ありません」からです。

自分自身を嫌いになることが止まらない状況では、精神的にも非常に危険な状態です。だからこそ、開き直って笑顔で転職してしまえばいいのです。

自分が無くなってしまう前に逃げ出そう

仕事ができずに抱える「極限の辛さ」によって、無気力な状態に陥ることがあります。

頑張りたいのに頑張れない、仕事のことを考えると胃が痛くなったり涙が出てきたり、何かを考えようとしても頭がボーっとしてしまったり、自分でも信じられないミスが続くと感じることがあります。

もし、こうした状況を感じているのであれば、あなたは軽い鬱状態になっている可能性があります。

この状態では何をやってもうまくいかず、「自分自身が内から失われてしまう」という恐れがあります。

一度自分が無くなってしまうと、立ち直るには多くの時間と努力が必要です。

「涙を流さなければならないような仕事」はこの世に存在しません。

自分の限界を超える前に、「現在の場所から逃げ出してください」。

ここでの「逃げる」とは、決してネガティブな意味ではありません。「自分のために逃げる」のです。

これは決して負けではありません。

自分を傷つける「落ち込んでいく状態」にとどまるよりも、逆に前向きな選択となります。

簡単な決断ではないかもしれませんが、自分自身が「辞めてもいい」と思えれば、追い詰められた気持ちにも少し余裕が生まれるでしょう。

転職欲は入社半年、10カ月、1年で訪れる

転職を考える際には、自分自身が転職したいと思う気持ちが重要です。

転職は一歩を踏み出す行動であり、そのタイミングはあなた自身の中にあります。大切に考えましょう。

筆者の経験から言えることは、新入社員が転職を考えるタイミングは、入社から「半年・10カ月・1年」の間です。

入社5カ月目から徐々に辛さが増し、半年目になると転職を考える人が増えます。

1年経過すると将来を見据えて転職を考える人が多くなり、10カ月目には転職を考える人が現れます。

そして、「1年間頑張ったからいいか」と思ってから1年後に転職を考え始める人もいます。

このようなタイミングを活かして、「転職活動をスタート」させることが重要です。そうしなければ、「考えるだけで行動に移せない」という状況に陥ってしまいます。覚えておいてください。

5ヶ月目は「半年目が目前に迫っている」ため、心理的なタイミングとしてはちょうどいいでしょう。

20代前半なら勢いで転職しても大丈夫です

転職を考えると、「自分が無能で転職できるのだろうか?」と不安になることもあるでしょう。

筆者自身も同じように考えていて、転職する勇気が出ませんでした。

「今の仕事を辞めたら生活ができなくなる」と真剣に思っていました。

しかし、実際に転職活動をしてみると分かるのですが、「20代の若手を求める企業はたくさん存在します」。

無能であっても、20代で転職することは可能です。

新卒1年目や2年目の間は、「新入社員と同様の待遇」で雇ってくれる企業が多くあります。

企業側としても、無駄に染まっていなくて「社会人マナー」がある程度身についている若手社員には好意的です。

体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...

耐えられるなら、転職前に人生を真剣に考える

もし仕事がうまくいかずにつらい思いをしている場合、「全部を捨てて笑って転職しよう」という選択肢をお伝えしました。

この言葉は、私自身が暗い時期を経験したときに思いました。

さらに、仕事ができない自分から抜け出す方法も紹介します。

それは、冒頭でも触れたように「人生のロードマップを決める」ということです。

私も困難な状況にいましたが、なんとか自分の人生の方向性を見つけることができました。すると、見える世界が変わりました。

自分が本当にやりたいことや目指したい方向性を考えることで、仕事の苦しさから抜け出すことができるのです。

一度、真剣に人生を考えてみることをおすすめします。それによって新たな道が開けるかもしれません。

人生の目標が決まって取り組みが変わった

人生の目標を持つことで、私たちは取り組み方が変わることを実感します。

具体的な人生の目標とは、「こんな人間になりたい」という思いです。

私自身は、「困難に立ち向かう人間でありたい」という目標を持っています。

最後の瞬間に「困難に向き合い続けた」と思えることができれば、それだけで充実した人生だと思っています。

死について考えるのは少し重たいかもしれませんが、最低でも10年後の自分を想像するだけでも、日々の取り組み方が変わってきます。

私はそれを「世界に色を与える」と感じています。

もし10年後に自分自身を好きでいたいと思うなら、目の前の仕事にどう向き合えば自分を好きでいられるのかを考えるようになるでしょう。

自分自身に対して真剣に向き合うことが重要であり、その積み重ねが自然と目標に近づいていくのです。

人生の目標を持つことで、なぜ考えるのかということを本当の意味で理解し、自分の意志で考えることができるようになります。

やれることに集中と日々の振り返り

人生の目標を持つことで、私たちは具体的にどう変わるのかと言いますと、まず「やれることに集中できるようになります」。

自分の中に信念が芽生えるため、「他人からの批判やミスに対してもあまり気にしなくなります。

目標を明確にし、そこに向かって逆算することで、現在の状況を客観的に捉えることができます。その結果、「今やれることや必要なことに集中し、取り組む」ことができます。

自分自身が地に足をつけて周囲を見渡し、自分にとって重要なことが分かるようになると、日々を振り返る習慣が身につきます。

以前の私のように、「自己嫌悪に陥って安心しようとする」のではなく、自分の選択が目標に向かっているかを確認するためです。

日々の行動や選択が目標に繋がっているかどうかを振り返ることで、より意識的に自己成長や進歩を図ることができるのです。

人生の目標やキャリアを真剣に探す方法

人生の目標やキャリアを真剣に見つける方法について、わかりやすくお伝えします。

まず、「人生の目標やキャリアを探す方法」についてですが、多くの人がどうやって見つければいいのか戸惑うものです。

私自身も以前は自分でそれを見つける自信がありませんでした。

ここでは、私自身が実体験から見つけた方法と、サービスを利用して探す方法を紹介します。

過去を振り返り、ノートに書く

過去を振り返り、ノートに書くことは、自分のキャリアを考える上で役立つ方法です。

具体的な手順としては、小学生高学年から大学卒業までの過去の出来事を振り返り、次のポイントに着目してノートに書きましょう。

  • 楽しかった出来事
  • 本当に嫌だった出来事
  • 本当に辛かった出来事
  • 誰にも言えない思いを抱えた出来事
  • 今の自分に影響を与えている出来事
  • 自分が成長できたと思えた出来事
  • 嫌いな自分を見つけた出来事
  • 好きな自分を見つけた出来事
  • 尊敬する人に出会えた出来事

この作業は時間がかかるかもしれません。ノートに書くことで、嫌な思い出や自己否定など、辛い感情が出てくることもあるかもしれません。

しかし、自分を変えるためには、「今の自分を作り上げてきた原因」を知る必要があります。

この作業を続けると、あるポイントを超えると「フラットな状態で自分自身を客観的に見ることができます。

自分が何を嫌いで何を好きなのか、自分が何ができて何ができないのかということが分かってきます。

過去の経験を振り返ることで、自己理解が深まり、自分自身の傾向や好み、得意・苦手な分野を把握することができます。

これにより、将来のキャリアや目標の方向性を見つける手助けとなるでしょう。

過去、現在の延長線上に未来を設定

まず、自分の特性や傾向を理解したら、その延長線上に「未来」を描きましょう。

重要なのは、「今の自分でできること」に限定せずに考えることです。自分を制限すると視野が狭くなり、具体的なイメージを持つことが難しくなります。

また、明確な姿を持つことも重要です。私の場合、困難に立ち向かう自分という明確な姿を思い描きました。

過去を振り返ると、自分が努力している時に充足感を感じていたことに気付いたからです。努力している時こそ、本来の自分らしさを感じられる瞬間だと気づいたのです。

明確な姿が明確になったら、逆算して1年後、5年後、10年後にどのような姿になりたいかを決めることができます。

これが、あなたの人生のキャリアとなり、「どのように仕事に取り組んでいくか?」の基準になります。自分の未来を明確に描くことで、目標に向かって進む方向性が定まります。

一人で難しければ、相談サービスを利用する

一人で進むのが難しい場合は、相談サービスを利用することもおすすめです。

私のように8カ月もかけてしまうと、途中で諦めてしまう人も多いかもしれません。

そんな方には、「キャリア相談サービス」が役立ちます。

キャリア相談サービスは、転職の斡旋ではなく、「人生のキャリアをどう進めていくか」について専門家に相談できるサービスです。

友人や同僚に相談することは簡単ではありませんよね。皆からはさまざまなアドバイスが出されますが、的外れなものもあるかもしれません。

その点、キャリア相談サービスでは、プロフェッショナルなアドバイザーがあなたの性格診断や自己分析、将来の設計など、確立されたノウハウをもとにサポートしてくれます。

私も当時、そのサービスを知っていれば利用したかったと思っています。

最初の相談は無料で行えますし、転職の斡旋ではなく「フラットに相談」できるので、ぜひ一度試してみてください。自分のキャリアについての新たな視点を得ることができるでしょう。

プロのキャリアカウンセラーに相談することも検討してみてください。

キャリアカウンセラーは、自己分析や戦略設計、行動計画までのサポートやアドバイスを提供してくれます。

【おすすめキャリア相談サービス】

  • キャリート:キャリアコーチングサービスで、あなたのキャリアに寄り添ってサポートしてくれます。
  • 【coachee】:複数の専門コーチが在籍しているキャリア相談プラットフォームで、あなたのキャリアの悩みに応えてくれます。
  • キャリアアップコーチング:自己分析から行動までをサポートするキャリアコーチングサービスです。

辛さ脱出のカギは「転職できること」を知る

最後に、現在の仕事について辛さを脱出したいと思っている方に向けて、「転職ができることを知る」という方法をご紹介します。

転職が可能であることを知ることは、辛さから逃れるための鍵となります。

忍耐と余裕の絶妙なバランスが大事

会社にしがみつく状況では、人は小さな嘘をついてしまうことがあります。

それは、生活を維持するために必死になっているという恐怖心や、選択肢のなさから生じるものです。

例えば、「仕事はつらいけれど福利厚生が良いから」「辞めたいと思うことはあるけれど先輩は優しいから」といった具体的な例が挙げられます。

これらの言葉は、本当の気持ちとは異なるものであり、自分自身に小さな嘘をつくことになります。

しかし、このような小さな嘘は内部に蓄積されていき、いつかあなたを苦しめることになるでしょう。

この小さな嘘を取り除くためには、正直な気持ちに向き合い、自分に対して余裕を持つことが重要です。

その余裕とは、「他の会社にも転職できる」という事実です。

この事実を手に入れるためには、少しでも良いので「転職活動」を行ってみることが良いでしょう。

私自身は最終的には転職しませんでしたが、20代の若さが転職活動においてどれだけ有利になるのかを知り、心に余裕が生まれました。

この事実を持つことで、いつでも笑顔で転職できるという自信が生まれます。仕事がうまくいかずに辛さを感じているあなたには、この事実が非常に大きな勇気を与えてくれることでしょう。

入社5カ月なら、仕事できないのは良い事

入社して5カ月で仕事が上手くいかないというのはつらいことですよね。

しかし、実はその中には悪いことばかりではなく、たくさんの良いことも隠れているんです。

私自身も経験したことですが、その期間は過去を振り返るきっかけになり、自分自身の特性を知り、人生の目標が明確になる大きな機会でした。

また、同じように苦しんでいる仲間の気持ちが少しわかるようになったことも良かったと感じています。

「最初から仕事ができる人は、できない人の気持ちを十分に理解することができない」ということもあります。

少しずつ前向きになったり、状況を脱出する方法を試みたりするうちに、あなたの経験はいつの間にか良い経験となっていくのです。

大切なのは、自分自身を大切にするために自分自身を知ることです。これさえ理解できれば、ほとんどの困難な状況を乗り越えることができるでしょう。
体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選
【口コミ・評判】体験者がおすすめする転職エージェントサービス10選 サービスごとの魅力や特徴を比較本記事では、転職エージェントを使いたい理由や、筆者おすすめのサービス9つを紹介しますね。サービスの特徴や魅力ポイント、口コミ・評判について比較検討をしていきます。まずは厳選しておすすめしたい3つのサービスと、その他6つの転職サービスを紹介しています。...
ABOUT ME
転職クエスト編集部
新卒で入った企業を短期間で退職。無能だった私でも転職してからキャリアアップができました。現在、ベンチャー企業での人事採用責任者の経験や事業責任者の経験もあり、多くの新卒から中途までの採用活動を経験。